山に行って来ました2020

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2020年1月

★山行:だれでも参加OK


[ 1月3~5日 ] 正月山行 農鳥岳 (大門沢冬季開放小屋ベース)

参加者: 元木(係)鷲林(SL)浅岡



  櫛形山の奥に甲府盆地が拡がる


●コメント 令和2年正月厳冬期山行は3026mの農鳥岳。浅岡さんの車で奈良田発電所前まで入り大門沢小屋までの高低差870mをほぼ川沿いに歩く。  2泊分の冬山装備で背中のザックは20kg近い。取水堰下部の広河原は台風で荒れており2つの流れを大きく迂回してやっと渡渉した。途中下山の2名とすれ違っただけで大門沢の冬季開放小屋に到着。結局我ら3名だけで2晩12畳ほどの小あがり板場を使わせてもらった。ここまではノーアイゼンで積雪50cm位の踏み跡を登って来ることができて助かった。  登頂日は高低差1330m。森林限界辺りの傾斜がきつい。積雪は稜線まではそこそこ有ったが、アイゼンのみで登ることが出来た。登り詰めた白根南稜では快晴のもと南東方向に富士山がくっきり見える。心配していた風もひどくなく安心するが、雪が飛ばされた岩稜は緊張する。農鳥岳からは北に北岳がピラミダルな形で聳え、南西方向の塩見岳が雪を戴き白銀に輝いている。蒼く高い空のもと山並みを見渡して至福の時を満喫し小屋に戻った。  下山日は町営の奈良田の里温泉に浸かり、馬のもつ煮で栄養補給をして、中央道の渋滞もなく17時には八王子に帰る事が出来た。正月山行は年末年始の長期休暇を家で過ごすよりは良く、得るものが多い、冬山は続けたいものです。      鷲林 記

[ 1月8日 ] 新春山話会 

参加者: 青野、浅岡(係)熊谷、山下日、鷲林、前波、山下正、佐野、鈴木國、元木、市村、山崎、木内、矢崎、田川、間普、nn、青栁、岡田、三島、横坂

●コメント 恒例の新春山話会に21人が参加された。手短に今年最初の山話会を行い、料理やお酒に舌鼓を打ちながら懇親を深め、途中から1人ずつ今年の抱負や目標を披露する。安全登山を祈願しつつ、楽しく終えることができた。 浅岡 記

[ 1月19日 ] 矢倉沢峠から金時山へ 

参加者:元木(係)市村(SL) 秋山(SL) 熊谷、青野、高橋、長谷川、峯、nn、青柳、武井、島田、三島、横坂


●コメント 令和2年の初山行。バスのトラブルがあり、出発が20分ほど遅れる。目指す金時山は前日の雪で真っ白になっていた。登山口から雪道を踏みしめつつ登り始める。天気は快晴で陽光は暖かく、衣類調整には気をつかう。  山頂からの展望は素晴らしい・・・!真っ白な雪を戴いた富士や駿河湾の景観を楽しみながら昼食を取る。  昼過ぎからはやや雲が出てきた。下山はアイゼンを着用し、長尾山から乙女峠に向かう。ちょっとした雪上訓練気分。  乙女峠からは仙石原方面に下山する。徐々に雪が減ってきて、アイゼンを外す。足下の感覚の変化に少々戸惑う。  下山後は、温泉と蕎麦で疲れを癒やし、帰途についた。     青栁 記

[ 1月21日 ] 大川入山

参加者:間普(係)占部、内藤、nn



無事、白い羊に会えました


●コメント 大川入山といえば、山の所々に生えているシロヤシオに雪が積もると羊のように見えるということで有名だ。それを見に八王子を4時30分に出て長野県伊那の先、飯田山本インターへ向かった。治部坂高原スキー場近くの駐車場に7時40分に到着し、身支度して出発。駐車場から約20分で登山口へ着いた。冬はアイゼンで登れるくらい雪があるが、夏は登山口まで車が入れそう。登山口から横岳までは急登を、頂上直下までは、緩やかなアップダウンを繰り返しながら登った。頂上直下の急登も疲れた体できつかったが、直登でなかったので登りきれた。山頂手前で噂の羊が出てきた。雪が少ないせいか?私には羊というより青空の中を走るハリネズミのように見えた。山頂は、風が強かったが南アルプスも見れ、絶景だった。 nn記





2020年2月

★山行:だれでも参加OK


[ 2月11日 ] 北八ッ 北横岳~縞枯山 

参加者:間普(係)田川、高橋、内藤、nn、武井、島田、sz



縞枯山の急登を登る


●コメント 西八王子駅を6時に出発し、8人乗りの車で北八ヶ岳ロープウェイの始発9時に合わせます。ロープウェイの駅駐車場に雪は無いのですが、山頂駅に降りると雪山の景色があり、標高2200メートル10分で到着です。スキースノーボード、登山、観光客で賑やかです。中国団体客が溶岩の散在する坪庭を40分一回りする姿もあり、色とりどりの格好です。北横岳ヒュッテからは急登でしたが、北横岳山頂は八ヶ岳が一望出来、素晴らしい青空と雪景色でした。麓は雪が無い、山だけ白という景色です。北側にすこし行った北峰に行く時は強風で雪が当たり顔が痛い。風が吹くだけで雪山の怖さがわかります。晴天の雪山だからこの場にいられるんだと気を引き締めて縞枯山荘へと歩きます。縞枯山の急登を登りきった時、展望台からパノラマが広がりました。茶臼山に行く予定でしたが16時が最終ロープウェイなので、15時に下山しました。西八王子には、18時に到着し心地良い山行で贅沢な時間でした。 高橋 記

2020年3月

★山行:だれでも参加OK


[ 3月3日 ] 大小山~大坊山

参加者:間普(係)内藤



山頂直下からみる大小の文字


●コメント 低山の塊のような大小山~大坊山まで周回してきました。今回一番高い山は妙義山(本当の名前です)313mです。しかしながら低山侮ることなかれ!です。名前の無いピークも入れれば10以上のピークを踏みます。しかもほとんどが一度下ってからまた登り返すという、累積で登り1000m下り1000mというアップダウンの激しいコース。さらにほとんどすべてが岩稜コースで、低山ながら鎖、ロープ、梯子があるというなかなか登り応えのあるルートです。
大坊山を下山して舗装路に出てやれやれと思ったら、また登山道に戻り高度300mの登り返しです。そして最後の下りが一番急でかなり神経を使いました。
本当に面白いコースで地元の人が羨ましかったです。 間普 記

[ 3月7日 ] 塔ノ岳~鍋割山

参加者:nn(係)田川、高橋、sz、三島、熊谷昴



豪華な鍋焼き


●コメント 今日の山行は鍋割山で自炊の鍋焼きうどんを食べるという、なんとも営業妨害的な、鍋割山荘のオヤジさんが嫌がりそうな企画。(^^)お天気は今ひとつですが、大倉バス停から軽快に登ります。お約束の階段が続きます。どんどん抜かれますが気にしない。予定より早めに塔ノ岳山頂に到着。風もあり時より雪がちらつくので、早々に今日のメインイベント鍋割山に向かいます。山頂は相変わらずの混雑。皆さん鍋焼きうどんを食べてます。そこにガスと大きな鍋をどん!6人分の鍋焼きうどん制作にかかります。うどん、ねぎ、ほうれん草、天ぷら、かまぼこ、油揚げ、もちまで入った豪華版。本家は1500円ですが、こちらは1/10でできました。お腹も満たされてあとはどんどん下ります。時折富士山も顔を見せてくれて、新会員の熊谷さんともコミュニケーションが取れ楽しい山行でした。 田川 記





2020年4月

★山行:だれでも参加OK


[ 4月 日 ]   山行なし   

参加者: ●コメント





2020年5月

★山行:だれでも参加OK


[ 5月17日 ] 片倉城趾~みなみ野~相原緑地保全地区~七国峠を歩く

参加者: 元木(係)山下日、鷲林



陽田川沿いのお花畑


●コメント 五月晴れの日曜日、絹ヶ丘のYさんとWさんの3人で、マスクしながら多摩丘陵の里山歩きを楽しんで来ました。八王子みなみ野から室町時代に築城されたと言い伝えられている片倉城跡に登り、今も昔ながらの畑地が拡がり、桑の木も残る小比企町の農地を富士山を眺めながら歩き、5月の末頃になると螢が飛び交うみなみ野の栃谷戸公園で一休みしてから、七国山の南東側になる町田市の陽田川沿いの農園で花を愛でながらお昼にし、相原緑地保全地区のコースを彷 徨い歩き七国峠に至り、最終は大船配水所の高台からみなみ野の街並みを見下ろし、約16kmのハイクを終わりました。
長い自粛で鈍った足腰にはちょうど良い刺激となりました! (笑い)  元木 記





2020年6月

★山行:だれでも参加OK


[ 6月 日 ]    山行なし  

参加者: ●コメント





2020年7月

★山行:だれでも参加OK


[7月18日 ] 笛吹川 ヌク沢   沢登り研修の下見

参加者:鷲林(係)青野、浅岡、青栁



 ヌク沢 2段5mを越えて上部


●コメント 会山行が解除となり、沢登り研修の下見としてヌク沢に行って来ました。電車とバスを乗り継いで西沢渓谷へ向かい、バス停から少し歩いたヌク沢橋付近で沢装備を装着、いざ入渓すると、連日の雨の影響で水量は多く、深い所で50センチ程度あった。先行パーティ6人が水量に四苦八苦するなか、自パーティは追い越しさせてもらい、時おり小雨が降る中ナメ滝などを快調に遡行した
12時半には近丸新道の横断地点に合流し、尾根沿いを下り14時半バス停に到着、帰りは塩山温泉で汗を流して帰王した。                                       浅岡 記





2020年8月

★山行:だれでも参加OK


[8月1日 ] 指導員検定実技研修

参加者:浅岡(係)熊谷博

●コメント 指導員検定の確認を兼ねて熊谷会長にお願いして山荘周辺でトレーニングを実施しました。状況説明と実践を交えながら、登攀、トラバースなどランニングビレーの取り方や確保、また懸垂下降などの指導を繰り返し研修しました。やってみると本とかで勉強するだけでは身に付かず、何度もやって、理解をしないといけないと感じました。
山荘裏手より入渓、高尾山直下、どん詰まりにて最後の登攀引き上げを2、3ピッチ行い、登山道へ戻り高尾山山頂に辿り着く。19時近くになってライトを照らしながら山荘へ戻った。引き続きご指導の程よろしくお願いします。     浅岡 記

[8月2日 ] 笛吹川 ヌク沢 沢登り研修  

参加者:鷲林(係)和唐、元木、青野、浅岡、青栁、藤沢、三島、熊谷昴

●コメント 「こんなに楽しかったんだ!」沢登り初体験の自分の感想です。梅雨が明けたばかりの美しい緑と沢の流れの音の中、2班に分かれて西沢渓谷登山口からきれいな苔の岩からのスタート。先輩方の見よう見まねで足の置く位置を見ながら・・ドボン・・流されてくる「獲物」を待ち構えていた先輩に引き上げられてからは怖いものなし。ああそうか、だんだん足裏全体で岩を歩く感覚が分かってきたかも。ロープを張っていただいた箇所を先輩方からアドバイスをいただいて無事通過。ルートの判断の仕方も学びながら、予定より早くに近丸新道横断地点に着き、ホッとゆっくり昼食。下山途中、眼下に登ってきた沢が見えて嬉しい。和唐さんから大きい桃をお土産にいただいて、感染対策がしっかりされている地元の温泉で温まり、最高の夏の始まりの1日でした。    三島 記

[8月8~9日 ] 笛吹川 東沢釜ノ沢 沢登り (テント泊)

参加者:鷲林(係)浅岡



    ヤゲンの滝で



●コメント 沢登り関連のほとんどの本に書かれている、奥秩父「東沢~釜ノ沢」を遡行してきました。AM9:00に道の駅みとみを出発、二俣吊橋脇から入渓する。沢靴のフリクションを効かせながら魚留滝の脇のスラブを越えると、目の前に一枚岩を水が流れる千畳のナメが広がる。その先には両門の滝を見渡せ、本に書かれているそのままの景色を見ることができた。広河原で幕営して、ビールで乾杯する。自分達を入れて5パーティの入渓だった。
2日目は、AM6:30に広河原を出発、倒木を掻き分けながら遡行する。釜ノ沢を辿ってしばらくすると、ポンプ小屋が見える。AM9:00釜ノ沢遡行を終え、沢装備を外して甲武信ヶ岳山頂に向かう。曇りながらも奥秩父の周りの山々を見渡すことができて良かった。 下山は木賊山を経由して徳ちゃん新道を下り、PM2:15に道の駅みとみに到着、笛吹の湯に寄って汗を流して帰王した。    浅岡 記

[8月9~12日 ] 上高地~槍ヶ岳~双六岳~新穂高へ下山 天候悪化のため予定変更

参加者:山崎(係)山下正

●コメント 未

[8月23日 ] 小下沢遡行~堂所山~景信山 ★ ウオーターハイキングを楽しむ 

参加者:熊谷会長(係)鷲林、元木、青野、浅岡、HT・mj(会長知人)



       堰堤を巻く



●コメント こんな近くに清流の良い沢がありました。あらためて身近なところの発見、見直し、思いを感じました。昨年の大雨のすさまじさ、自然の驚異と営みと同時に人と自然との共生がいかに大切であるか思いを深くしました。
手頃な身近な軽い沢歩きを!!…その予定でしたがイヤー行動時間が尾根歩きも含め9時間(約13キロ)…ノー多分15キロ! これはかなりハードです。それだけ得るものも十分にあったはずです。      熊谷博 記

[8月29日 ] 奥多摩 水根沢遡行  冷たい沢に浸かる  

参加者:鷲林(係)元木、田川、浅岡、青栁、熊谷昴、HT・mj(会長知人)



  ゴルジュ4m滝の下で



●コメント 3月の自粛からなかなか山に行けず寂しい思いをしておりましたところ、鷲林さんが暑い夏にぴったりの奥多摩沢山行を計画してくれました。水根沢です。
三年前に沢研修で入会ほやほやで参加した記憶がよみがえります。あの時は壷にドボン。泳ぎました。が〜〜今回は一度ならず2度3度ドボンと泳ぎました。みなさんは、水量とか土砂の浸食とかいってましたが私は沢2回目なのでよくわからず。アップアップしました。(^^)沢研修のときと同じところで簡単なお昼。そこからロープワークで登山道まで上がりました。自粛中の足にはヒクヒク堪えましたが楽しい一日でした。係の鷲林さん、ありがとうございました。会長のご友人も楽しい方々で、楽しんでいただけたようです。ていうか、たのしませます。
(^^)快晴の中、けがも無く無事下山しました。   田川記

[8月30~31日 ] 立山と奥大日岳

参加者:和唐(係)秋山、青野



      剱で集合



●コメント 8/30 早朝の信濃路を走り、扇沢8:00のバスに乗る。ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで立山室堂ターミナルに10:00に到着。
奥大日岳を目指す。新室堂乗越から、奥大日岳を往復するコースである。色とりどりのテントを見ながら雷鳥沢へと下る。青空が広がっていて稜線がきれいに見えている。花の中の登山道を行く。チングルマが淡いピンクの綿毛になって斜面を彩っている。ウサギギク、ヨツバシオガマ、フウロソウ。すれ違った登山者が「奥大日岳は今見えている山の奥のまた奥」と教えてくれる。地獄谷の谷を眺めながら稜線を歩く。奥大日岳の山頂は霧で何も見えない。古びた木の標識を抱えて記念写真を撮った。
8/31 剣御前小屋へ。雷鳥沢へ下り、登り返して急坂を上ること3時間。剣御前小屋に到着すると突然、谷をはさんで目の前に大きく剱岳が現れた。山頂は霧に隠れている。ときおりさっと霧が流れる。その時、剱岳の厳しく険しい姿を見ることができた。山の王様を仰ぎみてコーヒータイムをしてきました。     青野 記




2020年9月

★山行:だれでも参加OK


[9月13日 ] 奥多摩 水根沢  樋状4m滝に再挑戦 

参加者:鷲林(係)浅岡、熊谷昴



半月の滝を突っ張る



●コメント 前回、途中まで行った水根沢に9/13に再チャレンジしました。
8:00に水根沢駐車場を出発し、11:20には下山することができました。
天気は晴れでしたが、前日までの雨で水量が多く、水しぶきを浴びながらの登りとなりました。泳がなければいけないところも多く、身体が冷えガタガタと震える場面もありました。前回は行かなかった樋状4mの滝では、ロープを出してもらい、安全に登る事ができました。
半円の滝では若手2人は流れの中を突っ切るルートに挑戦し、手足を突っ張りつつ水の勢いに耐えながら何とか登りきりました。滝登りは難しさや怖さもありますが、とても楽しく良い経験ができました。               熊谷昴 記

[9月19日 ] 奥多摩 丹波川本流を泳ぐ 

参加者:鷲林(係)浅岡、熊谷昴



    手取淵の右岸に移る



●コメント 奥多摩湖上流の丹波川本流を寒くなる前に遡行してきました。
8:40泉水谷林道駐車場を出て5分も経たずに入渓、本流は水量が少ないとは言いつつ、泳ぎを積極的に行うので荷物を最小限にして一行は渡渉する。
犬戻り、坊主淵はロープを流して泳いで突破、手取淵は左岸から途中の右岸に移るへつりを勢いよく突破、丸山入道渕は高巻く。銚子滝は滑っているためその手前で遡行を打ち切り、青梅街道沿いを歩いて13:40駐車場に戻る。
自分にとっては手強い沢でありながらも、誰一人とも出会ない充実した遡行でした。
浅岡 記

[9月26日 ] 奥多摩 丹波川 小常木谷遡行 

参加者:鷲林(係)浅岡、熊谷昴



小常木不動は左岸ルンゼを



●コメント 9/26にW.A.Kの三人で小常木谷へ沢登りに行ってきました。
9時にスタートし30分ほど山道を歩いて、沢に入りました。始めは比較的に平坦な沢が続きましたが、10mの兆子ノ滝が急に現れました。ここはロープを出して、越えていきました。
置草履の悪場は滝の連続でした。1つずつ安全に登って行きます。すると、2段20mの大滝が目の前に…、そこで昼食をとってから挑戦しました。
最後に少しかぶっている岩があり、足場も苔でツルツルだったのでロープに頼りました。登りきった後は達成感でいっぱいでした。しばらく行くと、ネジレの滝(2段20m)がでてきましたが、ここは高巻きを選択。これで置草履の悪場を登りきりました。
水量が1:4の合流地点を水量の少ない岩岳方向へ上がり、途中からは登山道で余慶橋へ降りてきたのが20時すぎでした。
今の自分の実力では足りなさを実感できた沢登りとなりました。   熊谷昴 記

[ 9月29日 ] 将棊頭山

参加者:nt(係)田川、間普、三島



木曽駒ケ岳を仰ぎ見る


●コメント まだ暗いうちに八王子を出発しました。登山口に着くと駐車場は平日なのにほぼ満車です。マイナーな山だと思っていたので予想外でした。今日は長丁場なので、バテるのを防止するため最初はゆっくり登ります。
よく整備されているのでとても歩きやすい登山道です。気候も涼しくなったので、快適に歩いているとあっという間に標高が稼げます。ベンチが何ヵ所にも設置してあったり、道標が新しくなっていたりと、地元の人に大切にされている山だと感じました。
胸突八丁からは少し斜度が増しますが、登山道の脇の木が紅葉していて秋を感じたり、時折見える山々にメンバーの顔もほころびます。胸突の頭から先は眺望が開け、メンバーから歓声が上がります。木曽駒や御嶽、北アルプス、そして南アルプスは甲斐駒から南部の方までオールスターが勢揃いです。なんて素晴らしい! 山頂からは360度の眺望でさらにテンションが上がります。眺望が素晴らしすぎて、一枚の写真には収まらず、動画に撮るほどでした。山の中に身を置くことで心身ともにリフレッシュできた山行でした。 nt 記





2020年10月

★山行:だれでも参加OK


[ 10月4日 ]60期・61期新入会員歓迎山行と歓迎会 

参加者:熊谷(係)三島、横坂、熊谷昂、三村、小林、名島、mj(以上-新入会員) 山下日、鷲林、広橋、木内、浅岡、青栁(以上-会員) 占部、和唐、鈴木國(以上-山荘準備)


●コメント 年当初よりのコロナ禍の中、3月から会集会、行事山行がストップしていましたが、できる範囲で少人数での会山行は実施するも、昨年度末より新年度入会者のメンバーがなかなか山行参加の機会がなく、何とかしなくてはと考えている中で、城山北東尾根コースと八王子城跡より富士見台、摺差コースに分け山荘終結後私たち数人が準備班、野外歓迎パーティを実施しました。60~61期入会者7名全員が参加たっぷりの時間と語らいで十分な懇親もでき、予定通りの楽しい秋の1日を過ごしました。皆さん大満足でした。  熊谷 博 記

[ 10月11日 ]笛吹川 ヌク沢 大滝岩登り(前夜発)

参加者:鷲林(係)浅岡、熊谷昴



奥の二俣を右沢に行くべきが、左沢に誘い込まれてしまった…。


●コメント 前夜に道の駅みとみに着いて軽く晩さん会を行い就寝、5:50に西沢渓谷駐車場を出発する。少し早い紅葉であったが近丸新道を歩き、沢研修で切り上げた堰堤前から遡行しました。時々見える晴れ間と霧雨の中、沢を詰めていく。ところが大滝が出てこなく、いつの間にか戸渡尾根近くの稜線に出てきてしまいました。どうやら1650m地点の奥の二俣を間違って左沢に入ってしまったのが原因でした。戸渡尾根から徳ちゃん新道を経由し、14:15に駐車場へ戻る。大滝攻略のリベンジを誓った3人でした。 浅岡 記





[ 10月12日 ]御嶽山 王滝山頂  田の原口からピストン

参加者:和唐(係)山下正、青野



王滝山頂で


●コメント 御嶽山の田の原からは火口に近いため、規制が張られているが、今年は7月から10月13日まで王滝山頂まで登山が許されている。前日、田の原の駐車場に入 り、車中泊して、早朝出掛けた。田の原を横断して八合目に、ここは祠があり展望が ひらける。9合目まで急登。下からモクモクと雲海が沸き上がっている。台風の過ぎたあとの澄んだ空気で青と白と緑と紅葉の赤のコントラストが素晴らしい。  王滝山頂からはいままでの這松の緑とはうってかわって、累々たる瓦礫と火山灰の世界だ。6年前、ここからスキーで滑り降りたことが思い出される。噴火の 5ヶ月前だ。もう、この地には来れないと思っていただけに、再びここに立てたことに感激した。  和唐 記

[ 10月20日 ]宮地山〜セーメーバン〜小和田山

参加者:間普(係)山下日、鈴木國、nt



急登を登る


●コメント久々に破線及び地図上登山道無しの地図読み山行に行って来ました。前半は割と楽チン、後半は厳しいと予想していたのですが、全く逆でした。今日の核心部は登山道の入り口からセーメーバン分岐まででした。入山していきなりルートを間違え1時間の急登竹藪漕ぎとなりました。その後はしばらく登山道らしい道を進みましたが、誤算だったのは宮地山山頂までの2時間でした。等高線を見た感じでは大した事は無いと踏んでいたのですが、激急登で時々這いつくばるようでした。もちろん道はありません。やっと山頂に到着してお昼。その後は快適な道を進んだのですが、非常に広い尾根と支尾根が多数ある場所で目的のルートを見つけられず約20分程ロス。正解を見つけて再び下山開始。その後は倒木との闘いはあったものの割と快適な道を歩き、ほぼ予定通りの時間で下山。当然展望は全くありませんが、有意義な登山を楽しみました。それにしても先輩のお二人は相変わらず素晴らしいです。 間普 記

[ 10月25日 ] 指導員検定研修・八王子城趾周辺

参加者:熊谷博(係)浅岡



 天幕を設営する浅岡君


●コメント 当会での指導員検定受講者は久しぶりです。決められた数年間そして一定の登山経験年数と技術習得を経て初めて資格がある。歩行技術、地図読み、道迷い対処、テント設営、ロープワーク、危険地通過、脱出等指導員としてキチンとその実技と指導法を検定に備えて9月から、今回で3回目の実習をマンツーマンで行った。来年1月には谷川岳にて雪上技術の検定が待っている。興味がある方は是非一緒に体験しませんか。及ばずながらお手伝いをいたします。      熊谷 博  記

[ 10月27日 ] 白砂山

参加者:nt(係)山崎、田川、間普



山頂まで延びる美しい稜線


●コメント 白砂山は草津の奥、長野、群馬、新潟の県境にある。夏のシーズン以外はバスが無い事に加え、歩行時間も長いのでずっと行く事が出来なかった山だ。未明の八王子を出発し、紅葉の山道を抜け7時過ぎ標高1500mの野反湖畔に着いた。明るく開けた湖は山上湖に相応しい。駐車場の側に登山口がある。樹林帯を登るとハンノキ沢に出る。浅瀬をたどり橋に乗るとビッシリ霜で覆われている。滑らないように気をつけ対岸に渡る。深々とした樹林帯は北側でもあるので肌寒い。堂岩山に着くと白砂山の見事な山容が現れる。鞍部に降り岩混じりの急坂を登ってなおも行くと、ようやく白砂山の頂きに着いた。雲は多かったが展望はあり、はるかに雪の着いた北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、草津白根から志賀の山々が見渡せた。帰りは堂岩山から八間山に向かう。南に開けた気持ちの良い道をたどり八間山から駐車場に戻った。運転してくれたntさん、間普さん、同行の田川さんに感謝です。 山崎 記





2020年11月

★山行:だれでも参加OK


[ 11月7日(土曜)] 大岩山~高川山~むすび山 破線コースを歩く・・・

参加者:田川(係)nt、三島



 高川山山頂!


●コメント 三島さんから、一般ルートではないんですけど、と案をいただきました。お天気もOK。八王子で待ち合わせた際に、小さい声で「最初に藪漕ぎがあるんです」と。もちろんOKです。登り口には何もなく、どうやって探したのか。三島さんは片手のGPSを片時も離さず、少し先を歩いてルートをさがします。一生懸命の気配りです。少しルートに迷ったときは、手前で見ている内藤さんから「こっち!かも」と冷静なアドバイス。これが楽しい。バリエーションルートにふくらはぎもパンパン。「里山あるあるの急登だ」「でもこれが楽しいんだよね」「山登りが好きって、変わり者?(^^)」「でも山頂の景色が待ってる」と会話を楽しみながら一般道へ。  歩きも楽になり、先を行く三島さんは、元気なワンちゃんが田川のリードにつながれ心配しながら振り返り、振り返りまってるの図。すみません。ようやく他の登山者と遭遇、まもなく山頂です。今日こんなにお日様に会えるとは、もしかして晴れ女たち?山の間からの虹は初めて。楽しい山行でした。  一人でこのルートを歩いた三島さんに脱帽です。普通?めげます。普通がなんなのか。その経験をもとに楽しませていただきました。    田川 記

[ 11月15日(日曜)] 九鬼山 ★  

参加者:田川(係)青野(SL)山下日、鈴木國、矢崎、青栁、名島、mj



山頂にて


 ●コメント入会して初めての山行で少し不安でしたが、集合場所に着き皆さまの笑顔にほっとする。メンバーは、山下日さん、鈴木さんの大御所がお二方、ムードメーカーの矢崎さん、優しい青野さん、青柳さん、名島さんという、素晴らしい組み合わせ!  禾生駅を出発し三つのピークを体験できる九鬼山から御前山を縦走してきた。リーダーの田川さんの後ろに付き、登りはゆっくりと下りはリズミカルにと歩きやすい。紅葉が素晴らしく落ち葉の絨毯を踏み締めると、落ち葉の香りにむせ返る。一つ目のピークは大月市秀麗富獄十二景10番目になる九鬼山。山頂から見る南アルプスの山々の色と八合目辺りまで雪を被った富士山の勇姿で一つの目のメインがおわる。  ここからが縦走の醍醐味の始まり・・・、峠を超えて馬立山、思ったより狭い山頂で一息入れる。落ち葉の洪水で足元が危ないなど緊張する区間が続き、最後のピーク御前山には崖!崖から覗く勇気もなく、ここからは山行の話しに盛り上がりながら、一路猿橋駅へ向かう。  小春日和の一日、各ピークには登山者が2・3グループ。コロナ禍でソーシャルディスタンスに努め、怪我なく無事に山行を終えた事に感謝いたします。     mj 記

[ 11月17日 ] 古賀志山

参加者:nt(係)占部、山下正、間普



登りも下りも進む先は岩。ドキドキ…楽しい !!


●コメント 今日は岩の塊と言って良い古賀志山です。高尾山より低く高低差も高尾山よりは少ないながら、バリルートを含めれば100以上のルートがあると言われ、アップダウンもかなりある山です。2時間くらいで終わるハイキングコースもあれば、ルーファイに失敗すると目的のルート通りでは歩けない難しいルートもあり、クライミングのゲレンデもあります。今回、昔はバリルートだった中尾根ルートから入ります。本来1番岩から登るはずでしたが、通常通りの3番岩からになりました。逆層岩の為なかなか登りにくい。滑落しないように注意深く進みます。その後、4番岩、軍艦岩などを登り、本日の最高地点、斑根山に到着。開けているので景色を楽しみながらここでランチです。     その後、古賀志山山頂までは割と普通の登山道を進みます。山頂から見晴台までくると本日の核心部の始まりです。ほぼ垂直、あるいはハングアップした岩場が出てきます。スラブでは無いので手足の置き場を慎重に探りながら降ります。割と長い鎖場が5回続きました。FIXロープでは無く鎖なので安心です。核心部が終わって尾根道に入る所で立ち入り禁止のテープ。崩落している等の事前情報は無かった為、そのまま進み無事下山しました。伐採作業の為のテープらしく、今日は作業していませんでした。沢山の岩とアップダウン、紅葉も楽しめて充実感のある山行でした。    間普 記

[ 11月21~22日 ] 聖山と子檀嶺岳(こまゆみだけ)

参加者:和唐(係)秋山、青野、田川


●コメント 11/21 山梨市駅から車で麻績IC(おみ)で降りて三和峠登山口から歩き出した。頂上へは1時間程かかり、地元の小学生も登るそうだ。濃いガスが掛かっていて落葉した広葉樹の樹々の間からは全く景色が見えなかった。頂上に着いた時、聖山(1447m)が私達にサプライズを見せたかったのかと思うほど劇的。緞帳をゆっくり上げるかのように濃いガスが消えてゆき目前に雪で輝く3000m級の山々が姿を現して皆感激の声。鳴沢岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳…..。こんなにすぐ登れてこの景色。四方の景色はそれぞれ特徴があり、他方ジオラマみたいな低山にある集落がみえて面白かったです。素晴らしい景色をありがとう。   秋山 記

 11/22 今日も快晴。青木の棚田米をおかわりしていざ向かうは道の駅?買い物も楽しんで目的の子檀嶺岳登山口へ。ここは赤松の山。きのこ取るなの札が。松茸は残ってないね!なんておしゃべりしているうちはよかった。手がかり、足の置き場所もないズルズルの急登が続く。お助けロープもない。そうだ入って欲しくない松茸の山だった。頭をよぎるのはこれを降りる?仏岩を過ぎてもまだまだ急登は続く。ようやく山頂。大パノラマで楽しい昼食も下りの不安でいっぱい。和唐さんから細かくレクチャーを受ける。途中、Tさんは両手は岩を掴んでいるが足がずりずり。体勢を整えるのに和唐さんのアドバイス。ハー。とため息。ようやく足元が安定してきて安堵する。Tさんの足がずりずり話に花が咲く。天気よし、展望最高、温泉、棚田米、緊張あり、買い物三昧と盛りだくさんな山行でした。ありがとうございました。田川 記

[ 11月22日 ] 里山歩き 七国峠~陽田川谷戸~相模原緑地保全地区へ 

参加者:元木(係)鷲林(SL)熊谷会長、山下日、三島、熊谷昴、三村



 陽田川谷戸で「牛すき鍋」を


●コメント ベテラン4名、新人3名の7名で里山歩きを楽しんできました。八王子みなみの駅に集合し晴天の中をのんびり歩きだし、公園の石碑など地域の発展や歴史などを学びながら散策を行いました。片倉城趾や川沿い、畑、森の中などバラエティーにとんだコースを2時間ほど歩いた時点で予定よりも1時間遅れのため少しコースを短縮し、本日のメインである“牛すき鍋パーティー”会場へ急ぎました。
途中から新人が地図を見ながらコースを進みましたが、さっそく道を間違えてしまいました。ですが、その道中に知り合った地元の方から地名についての知識を教えていただきました。「梅ノ木」という地名の由来は、その昔、感染症が蔓延しないよう死んだ馬を1ヵ所に集めて埋める目印の木があったことから、馬を埋める木⇒梅ノ木となったそうです。
“牛すき鍋”パーティーはとても美味しく頂きました。mさんが背負ってきて下さったお酒も最高でした。普段住んでいる地域でも、少し視点を変えるだけで楽しみ方が変わるのだと勉強させていただいた里山歩きでした。     熊谷 昴 記





2020年12月

[ 12月6日 ]  忘年山行 A班 御正体入口~御正体山~山伏峠

参加者:CL横坂、SL広橋、山下日、鈴木國、元木



山頂で豚汁で忘年会を


●コメント 都留市駅よりタクシーで御正体入口へ。御正体入口からのコースの標高差は3コース中で最も大きく、1041mある。最初は緩やかな林道歩きだが、ゲートの先からはかなりの急坂が続く。林道歩きにうんざりしたころようやく登山口に到着。御正体山まで北斜面なので朝は少々寒いが、明るい落葉樹の山道を落葉を踏みしめゆっくり登る。
峰宮跡手前は延々と急斜面を直登するようなコースとなり、高度は稼げるもののコロナ禍でなまった体にはかなりキツイ。ようやく辿り着いた展望台では、目の前にドカーンと見えるはずの富士山が完全に雲に覆われており、ちょっと残念。登山開始から約4時間、御正体山山頂にはすでにB班、C班が到着しており、ここで忘年会を兼ねた楽しいランチタイム。
下りは山伏峠へ。前ノ岳、中ノ岳、奥ノ岳を快調に下り、車のエンジン音が大きく聞こえてくると間もなく山伏峠に到着。予定より少し早く下山し、忘年山行を無事に終了した。最後に山行担当の浅岡さんをはじめ、忘年山行を計画・準備していただいた皆様、お疲れさまでした。 広橋 記

[ 12月6日 ]  忘年山行 B班 道坂隧道~御正体山 ピストン

参加者:CL三島、SL鷲林、熊谷博、和唐、名島、mj



道坂峠コース ブナ林を登る


●コメント 道坂隧道前から登山を開始しました。登山口が標高約1000mで頂上までの比高が680mと楽な山登りと思ってしまいますが、大きな山容の御正体山までは主な小ピークが3つ、その他にも小ピークがいくつもあってアップダウンが多いコースでした。B班には熊谷会長を始め山のベテランが多く、山行中も感染予防に注意しながら過去の山行などを楽しくおしゃべりしながら、枯葉を敷き詰めた登山道 をゆっくりと登って行きました。早朝の霧も晴れて登山中は風も弱く12月としては暖かな陽気の中、休憩を多めに取りながらでも足が揃って、頂上一番乗りの11時20分に到着しました。コース途中の展望は、御正体山の左に垣間見た富士山、葉を落とした樹林越しに遠く、南アルプスの農鳥岳、八ヶ岳連峰、金峰山等の奥秩父の峰々、大菩薩連嶺を眺めることができました。山頂では3コースから集中した会員総勢17名で短時間の豚汁忘年会を行い、12時40分に下山を開始しました。登りであまり感じなかったアップダウンの多さを予想外に感じることになりましたが、所どころ現れる急斜面を枯葉の下に隠れる根っ子や岩に注意しながら日没前の16時20分に隧道前に下山しました。パーティーの皆様、特に往復運転の鷲林さんありがとうございました。  名島記

[ 12月6日 ]  忘年山行 C班 山伏峠~御正体山~御正体入口

参加者:CL青栁、SL大釜、山下正、高橋、浅岡、三村



山伏峠トンネル脇の藪漕ぎ


●コメント 我々のパーティーは南側から御正体山に登り、北側の登山口へ縦走するコース。早朝に八王子を出発しJR、富士急と乗り継ぎ富士山駅で下車すると、雪をまとったダイナミックな富士山が出迎えてくれた。天気は上々、山行への期待は膨らむ。タクシーで山伏峠へ移動、山伏峠トンネルから登山開始。トンネル上部を登るものと思っていたが、どうやら登山道ではなかった模様。尾根に出るまで藪漕ぎを強いられることに。尾根道に出ると先程の藪漕ぎがウソのような歩きやすい登山道、メンバー全員ホッとする。落ち葉で埋め尽くされた尾根道のアップダウンをくり返し高度を上げてゆく。藪漕ぎのショートカットが効いたのか、山頂には予定より早く到着。下山は落ち葉で覆われた急斜面、滑らないよう慎重に歩き、バス停に到着、初冬の山行を無事に終えた。   大釜記

[ 12月17日 ] 富士山 双子塚

参加者:和唐(係)三島、三村



富士山頂方向を望む


●コメント スッキリとした青空の朝、道の駅須走で和唐リーダーと合流した後、小さな駐車場に車を止め、雪靴に履き替え出発です。
柔らかな落ち葉を踏みながら樹林を抜けると、壮大な宝永山と富士山の姿がドーンと現れます。足元のなだらかで広い斜面に道は無く、富士山特有の黒い砂を踏み進むと徐々に新雪の積もる白い斜面へと変わりました。上双子山を目指しトラバースして登るとやがて山頂到着、壮大な景観にしばらく目を奪われます。山中湖、同志、丹沢の山々、箱根の山々と相模湾、静岡方面と駿河湾、何より立派な宝永山 富士山の気候の変化や四季の移り変わりのお話を聞きつつマイナス7度、風少ない上双子山山頂でお昼をいただきました。風の音が立ち始め、あっという間に下って登り下双子山山頂へ。金色に輝く駿河湾を横目に視界に入りきらないパノラマの絶景を目に焼き付け、名残惜しく下山しました。少しして振り返ると富士山はすっかり雲に覆われて姿を消してしまいました。
下山後、美味しそうな地産の野菜など購入し楽しい双子山登山を終えました。   三村記

★山行:だれでも参加OK