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女峰山から小真名子・大真名子へ

5月27~28日 新人の卒業山行、中堅のリーダー研修を目的として、女峰山~小真名子山~大真名子に登ってきました。
1日目は小雨模様の中を1270mの標高差と長い登りに耐え山頂へ!
霧でルート不明瞭なレ場を下り、唐沢避難小屋に到着、早速水汲み、夕餉の支度にかかる。
2日目は天候の回復を祈りながら、再びガレ場を登り返し女峰山へ。帝釈山~小真名子山~大真名子山のルートはアップダウンがきつく、岩稜の登り下りや残雪の踏み抜きなどで体力を消耗する。また、樹林帯では踏み跡が不明瞭な個所も有り、ルートファインディングに神経を使う・・・。
参加者の頑張りとファイトで、条件が厳しいうえ
中身の濃い山行を無事に終えることが出来た。
今回の経験が皆さんの今後の山行にとって、大きな自信につながることを願って止まない・・・・!

元木 記


 大真名子山頂で バックは女峰山(右)と帝釈山(左)
 IMG_1967 小雨の中、霧降高原を出発!
先ず1,445段の階段の洗礼から始まる。
まだ、300段目、20%だ!
 IMG_1975  雨の中、小丸山で早めの昼食をとり、
次のピーク、赤薙山2,020mに到着する。
相変わらず、雨は止まない・・・。
 IMG_1983  女峰山への最後の登り
濡れた岩は滑りやすい・・・、慎重に登る。
この頃、雨は止み、濃いガスに変わる。
 IMG_1987  第一目標の〈女峰山〉2,464mに到着。
相変わらずのガスに、周囲は何も見えない。
早々に山頂を後にして唐沢避難小屋へ向け、濃いガスの中ガレ場を下る。
 IMG_1995  唐沢避難小屋
2階建ての綺麗な避難小屋である。
食事を準備したり、食べたりするテーブルまでしつらえてある。
この日は先客が3名と我々8名、ゆうゆうであった!
 IMG_1998 女峰山への急なガレ場を登り返す。
出発する頃には雨も上がり、徐々にお天気が回復してくる。
「お天気の女神さまに感謝・・・」
 IMG_2022  樹林帯では踏み跡が不明瞭なところもあり、神経を使う。
残雪に足を取られ、抜くのに一苦労・・・・!
体力を消耗する。
IMG_2029 ようやく〈大真名子山〉2,375mに到着。
山頂から見る男体山の雄姿、中禅寺湖が見える。
白根山、皇海山、遠く燧ケ岳も望まれた。
青空が広がり、皆、生気を取り戻す・・・。
 IMG_2036  大真名子を後に志津乗越に下る。
こちらも急な岩稜帯、鎖場あり、ハシゴあり・・・・。
疲れた膝をかばいながら、慎重に下る。
コースタイム
5/27 霧降高原10:10→11:00小丸山11:30(昼食)→12:25赤薙山12:45→13:50奥社跡→15:25一里ヶ曽根
→17:30女峰山17:40→18:20唐沢避難小屋
5/28 唐沢避難小屋6:10→7:25女峰山7:44→8:15帝釈山8:25→9:20富士見峠→10:45小真名子10:59→
11:30鷹の巣11:48→13:13大真名子13:33→15:11志津乗越15:21→17:15光徳17:28⇒18:33東武日光

コメント / トラックバック 4件

  1. Rumi.T より:

    なかなかハードな道のりでしたが、おかげ様で歩き通すことが出来ました。
    岩場、鎖場、ガレ場に雪、そして悪天候…と今後今回の山行が大きな自信となり、生きていくのだろうと思います。有難うございました。

  2. washi より:

    今回、参加せずに失礼しました。残雪踏み抜き、戻しの大変さ。どこに足を置こうか気が抜けなかった事でしょう。雨の中での女峰山ガレ場登り。さぞかし素手が冷たかったでしょう。皆さまが達成した事は素晴らしく山ヤの大きなステップアップですね。(washi)

  3. yumi より:

    Rumiさん、washiさんのブログにまたウルっとします。山の会の皆さんといろいろな山で、
    いろいろな経験をしていくんだな〜と思いました。

  4. 市村邦子 より:

    くーより
    辛かった・楽しかった。後日の疲れが不思議とない。山に・仲間に感謝

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