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沢登り研修 奥多摩 水根沢谷

6月11日に沢研修を実施しました。手近なことから奥多摩では人気のある、水根沢谷に参加者12名で行ってきました。事前に行った実踏の結果から、沢登りが初めての会員がいること、未だ水温が低いこと、日曜日のため入渓者が多く待ち時間が予想されることなどから、2段12mの大滝までとし、そこからは左岸の急斜面を登り、並行する水根沢林道に出て下山する計画としました。
 水根沢谷の総合グレードは、ヤマケイの「沢登ルート120」によれば初級となっております。しかし、中に進んでいくと釜をもった滝が次から次へと出てきます。滝にとりつくまでに釜の中を進まなければならず、濡れる、濡れる…!へつったり、巻いたり、あえて水際を突破したり、無駄に全身を濡らしながら登ってきました。真夏の時期であれば、濡れながら遡行していくも良いけれども、この日はうす曇りのため、濡れるたびに体が冷えていき、震えが止まらない遡行になりました。
少し難しいへつりではドボン・・・、シャワークライミングあり、美しいゴルジュやナメなど・・・、参加者の皆さん、沢の面白さを十分に味わえたのではないでしょうか・・・。

by motoki

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 3m滝  水に胸のあたりまで浸かって滝の下まで進み、左壁をへつって登る 

 

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入渓前の集合写真
「さぁ、出発だ!」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA最初の2m小滝は右側を巻いて登る
OLYMPUS DIGITAL CAMERA次の釜を持った3m滝
胸まで浸かる深さのある淵を4~5mほど進み、
左壁をへつり登る
sIMG_6209沢を横断する橋をくぐり、さらにゴルジュ帯を
先へ進む

sIMG_6212橋をくぐったすぐ後にある、中央に大岩のある二条の3m滝
大岩の左側から登るが、手掛かり足掛かりがなく苦戦する
sIMG_6215陽の当たる場所を選んで休憩タイムを取る
休憩の後、沢登りの基本について「現地講習」が行われた
机上とはまた違った実践的な学習となった
sIMG_6224ゴルジュ帯を進むと3m程度の滝が連続する
胸のあっりまで浸かって、左壁をへって越えた3m滝がこの次に現れる
 sIMG_62322段12mの大滝の手前のゴルジュ帯で、計画通り遡行を終える
この後、水根沢林道まで崖の様な急な斜面をよじ登らなければならない・・・
unnamed -1ようやく水根沢林道に出合う
やれやれ、お疲れ様でした!

コメント / トラックバック 2件

  1. IWAMOTO より:

    時期が少し早いため、だいぶ寒かったです、滝の高さも丁度良く、変化に富んでいて
    とても楽しい研修でした。

  2. washi より:

    研修の為に入念な計画と準備に時間を割いて頂いたBunさん。安全に楽しく遡行できる様に実践指導頂いた勝さん。11名を見守って頂いた会長。山のなかまに感謝です。それにしても我々には泳ぎの沢は寒くてダメですね。帰途、つるつる温泉に入れてホッとしました。

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