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五竜岳~鹿島槍ヶ岳

 昨年、悪天候で実施できなかった五竜岳~鹿島槍ヶ岳に行って来ました。

 9/14 ゴンドラリフトを使って八方尾根を登り、唐松岳へ向かう。この日は快晴で汗はダラダラと滴り、少し進んでは一本を繰り返す。14時30分頃に唐松岳頂上山荘に到着、荷物を空身にして唐松岳に登る。頂上は雲に覆われていたが、雲の隙間からは立山連峰から五竜岳を望むことができ、明日からの縦走に期待することができた。山荘は満員だった様で4畳の部屋に7人が寝る形であった。

 9/15 4時に起床、ストレッチを行って5時に出発する。初めて岩場に臨む人が多かった?影響なのか牛首は渋滞となってしまい、通過に時間を要してしまった。7時40分には五竜岳山荘へ着く。五竜岳山荘で「山が好き、酒が好き」Tシャツを購入し、五竜岳に登る。ここから岩稜帯となるため、登る人と下る人がお互いに声を掛け合いながら通過する。9時頃に山頂に到着、皆の体調と天候を判断し、キレット小屋へ向かう。G4とG5の岩場を慎重に通過、14時頃にはキレット小屋に到着。小屋では、同じルートを行くパーティの方とお酒を酌み交わしながら、明日の鹿島槍ヶ岳に期待する。

 9/16 4時に起床、4時45分にキレット小屋を出発する。ここから八峰キレットと呼ばれる、横がスパッと切れた岩稜とクサリ、ハシゴの連続となる。ヘッデンで目の前を照らしながら通過する。周りが暗かったお陰で恐怖感を感じることなく、通過することができた。次第に鹿島槍を覆っていた雲が取れ始め、北峰と南峰を目の前に望むことができた。6時40分に北峰、7時40分に南峰に到着する。冷池山荘辺りから天候が曇りとなり、晴れた状態で鹿島槍ヶ岳に登ることができて良かった。12時頃に種池山荘に到着、15時頃には扇沢へ下り、3日間の壮大な計画を終えることができた。

浅岡 記

鹿島槍ヶ岳山頂にて。皆で握手を交わし達成感を味わう。
唐松山頂にて。
暑くて持ってきた水を飲み切ってしまった。
牛首付近にて。
太陽の日差しを浴びながら、慎重に通過する。
五竜岳付近の岩稜にて。
余裕の顔を見せ、ポーズを決める。
五竜岳頂上にて。
いよいよキレット小屋へと向かう。

G4を通過、目の前にG5と鹿島槍ヶ岳を望む。

キレット小屋に近付くが、岩稜帯は一向に続く。
八峰キレットにて。
声を掛け合いながら、慎重に通過する。
道中、雷鳥を見ることができた。
鹿島槍ヶ岳北峰にて。
目の前に南峰を望み、山行が終わりに近づこうとすると感慨深い。
柏原新道を下り、目の前にはゴールが見える。
3日間縦走できたことの達成感は大きかった。

 

コメント / トラックバック 2件

  1. taro-san より:

    浅岡さん
    blogに挑戦して頂き有難うございました。また一人、投稿者が増えて大変喜ばしいことです。
    後に続く会員が、どんどん現れてくれることを期待しております・・・。
    さて、念願の五竜岳~鹿島槍ヶ岳の縦走が無事に終わり、おめでとうございます。
    天候もぎりぎりセーフ、運も味方に付けましたね!
    何と言っても、三大キレットの一つですから、このルートを走破できたことは、大きな自信に繋がることと思います。 今後が楽しみです。                         山の会 元木

  2. 矢崎進 より:

    皆さま、お疲れさまでした。2年越しの念願が叶い八峰キレット越えができました。
    苦しかったけれど、楽しかったです。素晴らしい景色も堪能出来て大満足です。
    またお願いします。

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