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雪上研修 平標山~仙ノ倉山

3月16~17日に恒例の雪上研修を会長(係)で、平標山~仙ノ倉山にて実施しました。
 当初は八方尾根~唐松岳の予定で計画を進めてきましたが、北ア一帯は悪天候が続くため、上越国境辺りの山から選定した結果、過去にも雪上研修を行ったことのある平標山~仙ノ倉山になりました。予報では第一日目16日は、関東地方こそ晴れていますが、現地は登り始める頃から天候が悪化、稜線付近では強風と降雪(吹雪)が予想されましたが、もとより悪天候の克服自体が研修の大きな目的の一つであり、十分な装備と寒さ対策を徹底して出発した。

元木 記

平標山頂 昨夜の風雪が嘘のような青空  2019.3.17   8:10
平標駐車場で
まだ、この頃はそれほど天候は悪くなく、ちょっと拍子抜けの感もあったのだが・・・。
装備を整え、「いざ、出発・・・!」   10:25

ヤカイ沢から入り、途中から左側の尾根に取り付く計画である。
この頃はまだ所々に、青空も・・・

1350m付近から尾根に取り付く
積雪はかなりありるが、スノーシューやカンジキはもちろん、アイゼンも不要だ。上がるほど、雲行きが怪しくなってくる・・・。
1500m付近で小休止 14:32
この頃になると雪風が徐々に強まり、気温もぐっと下がってくる。
風と雪を避けて、身を縮めて・・・一休み!
猛烈な風と寒さの中、テント設営を進める
最適とは言い難いテン場ではあったが、何とか周囲に雪ブロックを積み上げ、風雪を凌げるテントが完成  16:30

夜になっても猛烈な風は止まない。
でも、テントの中では楽しい宴が続く・・・
矢崎さんの200回目の記念すべき山行に話題が盛り上がる
21:40頃消灯
「夜半過ぎまで、テントを揺する強風は収まらなかったとか・・・」

一夜明けると青空が広がる
それでも、気温は低く、風も相変わらず強い
装備を整え、気を引き締めてテン場を後にする  7:10
山頂から仙ノ倉方向を望む
相変わらずの冷たい強風に、頬のあたりが痛い

仙ノ倉山まであと300m
下山予定時刻が迫り、断腸の思いで・・・、引き返すことに!

緊張も解れ・・・
達成感と充実感のなか、それぞれの思いを胸に下山
試練を与えて下さった山と気象条件に感謝、仲間に感謝
「また来るぞぉ・・・・。」
     「さいならぁ~~、有難うございました」

八岳連 雪山懇親会、谷川岳周辺

 3月2日~3日で毎年恒例の八岳連雪山懇親山行に参加してきた。今回はオリンパスの谷さんが企画し、谷川岳周辺での懇親山行だった。八王子駅南口を6:30に出発、天気は快晴で水上に近づくにつれて、前方に真っ白な谷川岳が段々大きくなり皆のテンションも上がってきた。
 天神平ロープウェイで天神平スキー場まで移動、ここで山スキー、ゲレンデスキー、スノーシューに分かれる。私はスノーシューに参加。スキーゲレンデ横の急登をスノーシューで登るのに一同一苦労したが、最初の急登を登りきる頃には皆慣れてきた。その後天神尾根のバージンスノーの上をスノーシューで気持ちよく歩く。前方には谷川の主峰トマの耳とオキの耳が青い空をバックにクッキリ見渡せ気分は最高潮であった。
 その夜の懇親会は大宴会、大いに盛り上がる。特に部屋に帰ってからの二次会ではオリンパスの若手も全員参加で、例年以上に話も弾んだ。2日目は、スノーシューは付けずに宿の裏手にあった奈良俣ダムに雪山ハイクに出かける。ダムの上から見上げた至仏山が立派だった。またダムの上から下までのバージンスノーの上を膝まで潜らせながら下ったのは、とても気持ちよくまた良い経験になった。宿に帰り美味しいコーヒーをすすり、スキー組をピックアップして帰王した。他の山の会の方々のお名前も殆ど覚え又仲良くなったのが最大の収穫です。来年は皆さんも是非参加することをお勧めします。 

矢崎 記

                    宿となった照葉荘の前で全員の集合写真
1日目スノーシュー班は天神スキー場の横の天神尾根を登り始める。最初から急登で息が切れるが、前方の青空が素晴らしく、早くあの上まで行きたいという思いで登る。
天神尾根を進んで行くと前方に谷川岳の主峰オキの耳、トマの耳が見えてくる。後方のコバルトブルーと谷川の純白が素晴らしいコントラストだ!!
1日目のスノーシュー班。他山の会の方々と仲良くなった。この辺りでは全員スノーシューにも慣れて
楽しいハイキングとなった。
更に尾根をすすむ。一旦下りそしてまた登る。
皆童心にかえり、はしゃぎながらフカフカの雪の上をすすんだ。
しばらく行くと、会長からストップの指示。この先はスノーシューで進むにはちょっと厳しいとの事。
時間的にも戻らなければならず、ここから天神平スキー場まで戻る。谷川をバックに会長の雄姿!!
夜の食事は勿論大宴会。他会の方がフルートを持参し、演奏会。一同聞きほれる。そしてお酒も進み気分は最高潮となり、二次会になだれ込む。
部屋に戻り二次会に突入。オリンパスの若手が参加した事で、おじさん、おばさんも盛り上がった。
スノーシュー班の2日目。宿の裏手にある奈良俣ダムに雪山ハイク。ダムの正面には至仏山が大きくみえて感激した。
ダムの上から下まで、バージンスノーの上を膝のあたりまで潜りながら下りた。とても楽しい経験となった。

           

 

雪山ハイク 蓼科山

 2月17日に蓼科山に雪山ハイクに行ってきました。この日は朝から素晴らしい快晴でバスの中から白銀に輝く甲斐駒ケ岳、北岳などが望まれ、否応なしに今日の山行への期待が膨らみます。女神茶屋の登山口からアイゼンを装着してのスタートだ!青空を見上げながら、余裕の登りがしばらく続き、やがて急登になったが、雪の状態は締まっていてなかなか良い。最初の急登が終わると、次はかなりの傾斜のきつい登りが続き、やがて半ば雪に埋もれた山頂ヒュッテが見え、直に山頂に着く。頂上はすごく開放的で360度の大展望を満喫出来た。山頂は風を遮るものもなく、終始冷たい風が吹付けてくる。少し下がった風下で昼食にしてから、白樺国際スキー場のゴンドラリフト山頂駅に向かった。
 山頂から蓼科山荘までは傾斜がきつい上、かなりの積雪だ。アイゼンを利かして慎重に下る。勾配が緩やかになってきたところで、個人や会からお借りしたスノーシューとカンジキを使って初心者を中心に、七合目一の鳥居まで歩行訓練を行った。
 登山口から山頂までは暖冬の影響で雪が少なく、岩場でのアイゼンワークの訓練が出来、山頂からの下りは数日前に降った雪がたっぷりと有り、雪を存分に楽しめた山行であった・・・。

元木 記

360度の大展望 蓼科山山頂で
笹平への登り
数日前に雪が降ったらしい。
トレースはしっかりとついている。
目指す蓼科山
    2110m標識付近から望む
この方向から見ると、
     雪はほとんどない。

エビの尻尾も
縞枯れ地帯の樹木にへばりつく「エビの尻尾」
頂上直下の最後の登り。
雪は良く締まっていて、アイゼンが頼もしい・・・!
平坦でだだっ広い山頂付近
岩がごつごつとしていて、歩き難い・・!
冷たい西風は止むことが無い・・。
南アルプス、八ヶ岳、浅間山などは良く見えるが、北アルプスは霞がかかりハッキリとせず。
山頂から蓼科山荘への急な下り。
こちら側に下山する登山者はほとんどいない。
あまり踏まれていないため、雪が深く慎重に下る・・・。



蓼科山荘で左側に分岐し、七合目一の鳥居に向かう。
急な下りが終わった辺りで、スノーシューとカンジキの歩行訓練を行う。
一の鳥居までは雪がたっぷりと有り、
十分な歩行訓練が出来た。
夕陽を頂いて茜色に染まる蓼科山
手前は凍結した白樺湖

奥明神沢~前穂ダイレクトルンゼ~前穂高岳

4/26~29 北ア 前穂高にテント泊で行って来ました。

 27日 バスにて沢渡駐車場から上高地に行く。河童橋では今日は上高地開山祭に遭遇した。岳沢登山口から登りだし、岳沢小屋前にテントを張る、まずはビールで乾杯!美味!今年は雪が少ない。
 28日 2時に起床し熱いお茶を飲み、3時に暗闇の中ヘッドランプを付けて出発する。朝の寒さで奥明神沢は雪面が固く締まりアイゼンがギュ、ギュと良く利く。2時間強登り、狭いルンゼに取り付く前穂高に直接突き上げる前穂高ダイレクトルンゼに取り付く。急傾斜なので、私はピッケルとバイルで登る。だんだん傾斜の雪渓が続き手強い登りだ。滑落は許されない。やっとのことで前穂高頂上に着いた。嬉しくて星さんと握手する。山頂からは西穂高、ジャンダルム、奥穂岳,涸沢と富士山と最高の展望を楽しんだ。

この時期、岳沢から前穂高岳へ至る重太郎新道は雪壁が続き難易度が極めて高く登れませんので、岳沢小屋前から雪渓通しに登る奥明神を登るのが、一般ルートなのです。

小屋前のテントに戻ると30張位のテントがカラフルに張ってあった。

占部 記

 

前穂高岳頂上 にて

奥穂高、ジャンダルム、西穂高が陽光に輝いている

 上高地開山祭に初めて遭遇する
 

 岳沢小屋前にテントを張る

綺麗に整備されていてテントが張りやすかった

  奥明神沢は雪面が固く締まりアイゼンが良く利く。
  
  傾斜がきつくて手強い登りだ。私はピッケルとバイルで登る。滑落は許されない
  明神岳をバックに
 

 疲れて一休み!

前穂高の稜線が見えてきたが

ここからも、なかなかつかなかった。

  槍ヶ岳が素晴らしい!

白馬岳

4月28日~30日にて北アルプス、白馬岳のテント泊山行を行った。28日西八王子駅前を4:45に出発、中央道を安曇野ICまで行き栂池スキー場まで移動、そこからゴンドラとリフトを乗り継ぎ栂池ヒュッテ自然園駅に11時頃に到着した。真っ青な快晴の下、鹿島槍、五竜岳、唐松、白馬槍ヶ岳、杓子岳など北アを代表する山々を目の当たりにして、テンションも最高潮。栂池ヒュッテからは一般登山道は使わず、天狗原に直登するルートを選択。テント泊と言うこともあり一同20kg越えのザックを背に頑張って登る。乗鞍岳、ケルンを越え白馬大池には15時45分に到着。早速テントを設営、ブロック壁作りに手間取ったが17時30分に設営を完了し、早速夕食の準備にかかった。食事をしながらお酒も進み大変楽しい時間を過ごした。翌日も快晴、朝6時白馬岳を目指し出発。小蓮華、三国境を通過し、最後の白馬山頂までの急登に息を切らせ登る。振り返れば日本海の 海岸線も見渡せまた、北アルプス主峰剱岳の威風堂々とした姿も目の前にあった。10時30分に山頂到着、皆で喜びを分かち合う。白馬山荘に移動し昼食、最高の景色をみながら贅沢な時間を過ごす。下山はそのまま白馬大池のベースキャンプにもどり2日目の夕食。ここでも今日の登山を酒の肴に、話が弾む。最終日朝、テントや装備を撤収し栂池スキー場まで下山。3日間とも快晴に恵まれ、そして良き仲間と素晴らしい時間を共有することができた。
                                        矢崎 記

 
                 白馬岳山頂、快晴の空の下最高の山行だった。
栂池ヒュッテからは一般登山道は使わず、天狗原に直登する急登に取りつく。ザックは各自20kg越え、息が切れる。 
 天狗原をすぎて、小休止。
既に汗が噴き出している。
  雪の防風ブロック壁作りは、初めて経験する会員もいて、てこずったが、会長指導の下全員がテント設営に汗をながした。
 テントの中で1日目の夕食
美味しい料理と美味い酒に話も弾み、会員同士の絆も強くなる。
 次の朝は4時起床、6時出発。
まずは小蓮華までの急登に取りつく。
2日も雲一つない快晴。
  左手方向には杓子岳、白馬槍ヶ岳や遠く鹿島槍ヶ岳
 も見渡せた。
  登山道では雷鳥が何度か姿を現してくれた。
 また、今回初めて雷鳥のなき声を聞くことが
 できた。
  白馬山荘での昼食の一時、残雪の2900mとは思えぬほどポカポカ陽気。
素晴らしい景色を堪能しながら楽しい語らいの時間を持てた。
 テント撤収も全員で、立つ鳥跡を濁さず。
流石八王子山の会と言われなければ意味がない。
今回はそういう事の大切さも学べた。
  テント撤収後、集合写真を登山者の方に撮って頂い 
 た。この後、ケルン、乗鞍岳を経由し出発地点の栂
 池ヒュッテ自然園駅に戻る。

今回は3日間とも快晴に恵まれ、大変楽しい有意義な山行であった。登山そのものは荷物も重くかなりしんどいものであったが、テント山行と言うものの大切さ、必要性のようなものを感じた。会員同士の信頼関係が大自然の中で寝食を共にするときの必要条件であり、普段の会の在り方の中でも非常に重要な要素である事を、テント山行の中で改めて学んだ。ありがとうございました。