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5月の岩稜研修に続いて6月17日、恒例の沢登研修が五日市の沢、小坂志川・湯場ノ沢で14名が参加、実施しました。前日小雨の心配がありましたが担当者と分析、協議ほぼ回復と判断、当日予想通り曇天でしたが午後からは日差しものぞきいつも通りのゆとりのある楽しい沢登研修ができました。朝7時高尾駅前集合、会員車3台にて分乗五日市、笹平バス停を左折林道に入ると間もなく入渓点近くのやや広いところに駐車する
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係りより班編成、メンバー、段取り説明 |
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駐車スペースより少し戻り左折して橋の手前より入渓すると間もなく
3メートルのナメ滝、体慣らしのフリーで登る。
練習の為パーティによってはロープも使用
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今回は練習の為積極的に各班ともロープ使用、とてもよいことだ
ロープ捌きも慣れが一番
セルフビレーは必ず別にとり安全還付ビナを使うなど基本をしっかり学ぶことも大切だ
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幅広4メートルの滝、ここも同様、念のためロープ使用 |
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いよいよ核心部はゴルジェ帯、小滝の連続だ。倒木も多いが左側には岸壁がそそり立ち
興味をそそる・・が落石の危険があることも承知しておかなければならない
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こんなところでも油断は禁物だ、慎重に行くメンバー |
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適度な緊張感を持ちながらの滝登りは楽しい!
お互いの動きを常に見ながら声を掛け合う、アドバイスをしあうことも積極的にしよう
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面倒でもロープ使用をためらってはいけない。いろいろなテクニックを覚え、駆使して使い分けスピードも大切だ。もたもたした分だけ体力も消耗するし、リスクの可能性もも高くなる。十分な経験のあるしっかりとした指導者のもと経験することが大切。 |
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各班、終了点到着、昼食しながら団欒だ |
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1班、浅井リーダー、占部、岡部、元木各氏 |
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2班、吉野リーダー、宮崎、小柴各氏 |
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3班、山下リーダー、和唐、山下日、鈴木各氏 |
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下りは主に懸垂の練習、もちろんフリークライムもしっかりとします |
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下りは当然のことながら、上りよりはるかに手ごわい、慎重さはもちろんだ |
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心配された天候も午後からは日差しも出てきた。予想通りだ?(天気予報) |
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気温もだんだんと上がってきました。こころも軽く、足取りも軽くなります |
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実踏をふまえ、企画、段取りしてくれた係りの渡辺氏(少し腹をへこましましょう)
長門副会長に感謝いたします
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この夏のための研修、あとは実力にあった沢登を目指して安全第一、楽しい沢登にいきましょう。丹沢の沢、奥多摩の沢、上越の沢、東北の沢、北アルプスの沢、どこにしますか?
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帰りはいつものように「瀬音の湯」に入浴後、夕方6時ごろには帰宅した。
岩稜研修、沢登研修、雪山研修など一連の研修山行を実施して15~6年ぐらいに
なるでしょうか、以前とほぼ変わらぬ内容、場所、メンバーが共に活動できることは
嬉しいことであります。年齢を重ね軽登山が多くなったが適度の緊張感と岩場や足場の悪いところでの
手足の運び、注意事項など研修によって学ぶことは多い。当会でも実質岩登りや沢登をするメンバーは
さほど多くはない。しかし、年に一度でも確実に安全を確保された中での岩肌に触れ、沢水の冷たさに身を震わす
ことや雪山での風雪との戦い?ラッセルに汗をかくのも悪くない。これからもレベルは落としても当会の伝統と
特徴を生かしつつ研修山行は続けていきたいと思っています。
会長 熊谷 博
カテゴリー: 会長から 沢登り | 2 件のコメント
5月26日(土曜日)、須走口から富士山八合目(3,300m)付近まで登ってきました。
天候にも恵まれ、風もさほど強くなく、七合目辺りまでは半袖でも良いほど穏やかな「富士山」でした。 しかしながら、車で五合目(2,000m)まで一気に上がり、高所順応の休憩も取らずにいきなり登り始めたこともあり、3,000mを過ぎた辺りから高山病(低酸素症)の症状が出始めたため無理をせず歩速を落とし・・・、湧き上がる雲海を眺めながらきらきらと輝く雪原をゆっくりとしたピッチで登ることにしました。
また、この日はもう一つの楽しみなイベントもありました。それは「富士山大滑降」に挑戦する山下正野さんとどこかで遭遇し、盛大な声援を送ろう・・・と云うことにしておりました。
幸い、正に大滑降をスタートしようかと云うタイミングに、3,300m付近で山下さんに合流することができ、盛んな声援で大滑降のスタートを見送ることができました。
大滑降を見送った後大休止を取り13:27に下山を開始ししたが、いつの間にか雲が出始め、2,800m付近からはかなりガスってきて、時々周囲が見えなくなるほどでしたが、GPSの偉力もあり何の不安もなく道に迷うこともなく、15:20には五合目の駐車場に無事帰還しました。
ともかく、このシーズンの富士山を思う存分に味わうことが出来た一日でした。
GPSによる富士登山の足跡図と3D鳥瞰図です。(クリックしてください!)
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7:11
須走登山口(標高2,000m)を出発する
天候にも恵まれ言うことなし。
「いざ出発・・・!」
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9:32
出発してから2時間20分、標高2,720m付近で
雪質が柔らかく、ずぼずぼと落ち込み・・・、
疲労とイライラが募る。
この後、標高2,750mでアイゼンを付ける。
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素晴らしい好天だ!
青空がサングラス越に黒ずんで見える。
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10:41標高2,910m付近
相変わらず何処までも青い空!
風もなく気温も高いため・・・、
半袖シャツでちょうど良いくらいだ!
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「高山病」(低酸素症)か・・・?
だんだんと足取りが重くなる!
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12:58
標高3,300m付近で山下さんに合流。
山下さんは「富士大滑降」をめざし、
一人スキーを担いで先行してきたのだ!
“凄いパワー”に脱帽・・・。
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13:09
山下さんがヘルメット姿も勇ましく、
かなりの装備を背負いスタート!!
たちまち姿が見えなくなる・・・。
『ウラヤマシイ・・・』
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13:23
少し雲が出てきたようだが、
まだまだ穏やかな様相・・・。
雪質は表層こそ少し柔らかいが、
アイゼンが気持ちいいほど効く!
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13:24
山頂方向をバックに
吉田ルートとの合流点、本八合目まで
アト少しの所であったのだが・・・。
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下山制限時刻が迫った・・・!
13:25下山を開始
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13:51
時々、山頂を振り仰ぎ見ながら、
爽快な気分で雪原を一気に下る・・・!
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[参考]
○ 参加メンバー
浅井信雄(リーダー)・占部芳子・渡辺 明・渡辺 純・元木義隆
○ コースタイム
5:20八王子みなみ野 ======= 6:40須走五合目駐車場7:00――――7:11五合目登山口――――8:30六合目―――――9:50 = 2,750m(アイゼン装着)10:00――――10:50七合目――――11:10 = 3,010m(昼食)11:35―――――12:50八合目―――――12:58 = 3,303m(山下さんに合流)―――――13:08山下さん大滑降スタート――――13:25下山開始――――15:20五合目駐車場15:50 ======= 17:30八王子みなみ野
○ 概算費用
往復220km、有料道路(八王子高尾IC~須走口)、総額12,400円 2,500円/人
○富士登山を楽しむために
・山頂を目指すのであれば少なくとも5時には出発したい。ことに、須走口五合目の標高は1,995mであり、吉田口より約300m、富士宮口より約400mも低い。
・朝のうちは天候が良くても午後から急変することが多い。登山計画に当たっては早めの下山開始時刻を定め、いかなる事情があっても「下山開始時刻」を守ること!
・高山病(低酸素症)は症状の重い軽い・・・の違いはあるものの誰もが発症する。 前夜に登山口で仮眠すれば「高所順応」ができ、かなり症状は緩和されるはずである。
記 元木 義隆
カテゴリー: 山スキー 積雪期山行 | 2 件のコメント
会では会員募集を随時おこなっています。その人たちも含めて既存会員が常に山岳事故防止のための意識維持、技術レベル低下を
防ぐためにも会として年間行事計画を組み、岩稜登行研修、沢登研修、遭難対策訓練、雪山研修などのほか室内講習を随時実施しています。
会員自らの自己トレーニングはもちろんのこと、会員間の交流も大切に軽いお花見ハイク、山菜取りハイク、歴史散歩ハイクなど市民誰でもが
参加できる山岳会です。
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昨年五日市の沢での実施模様、各班にはキチンと経験豊富な指導者がつき安心です。誰でも参加できる企画です。
今年度は6月17日、五日市の沢にて実施いたします。日帰り、車にて現地まで入りますので真剣ながらも気楽にご参加ください。
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市民センターで月2回開催される山話会にてのロープ操作、ギアの操作方など楽しく学んでいます |

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集会では山行報告、山行計画の他安全登山のための講習、体力維持のための講習提言、パワーポイントによる山行報告など楽しい企画がいっぱいです
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定例集会は毎月第二・第三水曜日午後7:30から子安市民センターで行っています。見学も歓迎します。ひざを傷めずに歩く方法、まるごと山を楽しむ方法、登山のための服装や装備など基本から学べます。会員数は約50名、年齢は20代より70代と幅広い年齢ですが会運営理念としての「友情と信義を大切に・・・。より良い人生を歩むために・・・。」八王子NO1の良い山岳会をこれからも目指していきます。 会長 熊谷 博
カテゴリー: 会からのお知らせ 会長から | コメントはありません
例年今の時期、八王子市、八王子市山岳連盟主催で開催される「八峰登山大会」が昨年の大震災をきっかけに中止となってしまったが新緑を全身で浴びながらの耐久トレーニングにはもってこいのコースであろう。久々に娘を同行させ、19日(土)早朝タクシーを呼び今熊神社の鳥居をくぐった。自宅5時30分発、50分着料金4000円、快晴の中もちろんいるのは私達だけだ。
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今熊山山頂、みつばつつじはもう終わりだろうか |
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市道山山頂、当会担当の場所だいろいろな思い出も多い |
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新緑が正に眩いばかりだ |
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八峰中この周辺のコースが一番素晴らしい、登山道も美しい |
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陣馬山山頂、ハイカーが200人ぐらいはいようか?若い人(20代~30代)が半分以上だ、女性も6割ぐらい。もちろんファッションに身を固めた山ガールがグループで目を引きます。八王子山の会にもいつかは・・・。 |
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景信山山頂、ここは何と言っても山菜のてんぷらがごちそうだ。娘と共にビールと共に乾杯! |

コースタイム 今熊山登山口5:50-今熊山6:20-刈寄山7:23-市道山9:28-醍醐丸10:54-陣馬山11:54-景信山13:54-八王子城山15:50-高尾山16:55-京王高尾山口18:25
会長 熊谷 博
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高尾山頂もう5時近い時間、ひともまばらだ.
城山あたりから娘は足の痛みを訴えていたが京王高尾山口まで歩いた。すでに午後6時25分になっていた
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カテゴリー: ハイキング 会長から | 3 件のコメント