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2015年沢研修 大若沢

平成27年初夏の沢登り研修を6月20日奥秩父荒川水系中津川の大若沢で10名にて行いました。 5/17日和田山岩稜研修に続き5/24に係りリーダー他で下見を行った上で決めたのですが、実施に当たっては天候不順で延期し参加予定された方にはご心配をお掛けしまして誠に申し訳ありませんでした。(記washi)

中央自動車道勝沼ICから雁坂トンネルをくぐり秩父側の中津川へ
かつらの大木が香る駐車場は乗用車8台位は停められます(下見の時の様子)
2013年’14年冬季の大雪で遊歩道が流れ落ち、職人さんが工事していました。 ここはしゃくなげ等の自然観察「学習の森」として整備されているのですが、急峻な谷は一度人の手が加わると残念な方向に進む様です。でもヤマメやイワナなどの「種子川」という表現の標識があり、訪れる人に訴える気持ちは伝わってきます。
入渓してすぐは身体も固く、勘兵衛ノ滝はお助けロープと下方からの支えでじっくり行きます。
不動滝は残置スリングロープもあるが落口で水流に足場を求めるので滑り易く、上部で確保してもらい登ります。
同じく不動滝上部から下部の様子。岩壁をへつって登ります。
金山沢を左手に見送ると岸壁廊下状の屈曲したゴルジュに突入。深そうに見える淵へ思い切って飛び込み左手(右岸)に移ります。 この先が12mトイ状の滝ですが右岸を高巻いたり、途中までリッジを行ったり、両足を岸壁に突っ張ったりして超えるなど各人で進みました。 しかし天気も心配で造林小屋跡地の手前で遡行を打ち切り、遊歩道にて戻りました。
 今回も初歩の沢研修目的に叶う比較的安全な場所を係り、リーダーに設定して頂き、事故もなく実施できました。 研修とはいえプルージックをはじめロープワークが不慣れで心配な面もあり、約4時間の研修でしたが今後の課題も多く考えさせられました。

5月連休の鳳凰三山

今年は例年より雪が少ないと言うことで、5月3~4日にメンバー2名で御座石鉱泉(韮崎よりバス)から入山し、鳳凰小屋泊まりで地蔵岳、観音岳、薬師岳と鳳凰三山を巡り、中道から青木鉱泉へ下った。雪は予想した以上に少なく、2,200m以上の樹林帯の中だけで、稜線には窪地に僅かしか見られなかった。                山本 記

御座石鉱泉そばの登山口

ここからいきなり急登が始まるので、体が馴染むまで少し苦しい。

アイゼン、ピッケルは小屋付近まで使わずに済みそう。
稜線直下から地蔵岳のオベリスクを望む。

細かな砂礫で滑って登りずらい。

例年はあった雪が今年は樹林帯を出てからきれいに消えている。
 

オベリスク直下より オベリスクを望む

 

遠方は雲やガスがかかって展望が効かないが、赤抜沢の頭付近までは展望が効く・・・

 
オベリスクの途中から南東方面を望む

展望はよくないが富士山の一部が雲の切れ間にかろうじて見える。 この後、すぐに見えなくなる・・・
薬師岳山頂にて

ガスがかかりだし、曇って展望が効かずにがっかり。

ここから、標高差約1500mを青木鉱泉へ下るがハイマツが茂る辺りまで雪は見られず、樹林帯になってようやく積雪らしくなる。

 
中道から下山途中

樹林帯で霧雨が降り出す
(コースタイム)

5/2 御座石鉱泉10:4→燕頭山13:45→ 鳳凰小屋 15:45(泊まり)

5/3 鳳凰小屋6:25→地蔵岳7:15→ 薬師岳9:40→ 青木鉱泉14:03~15:00(温泉)

 

H27年,双六ベース春山スキー

昨年の平成26年度に引続き 2015年4月26日~29日の3泊4日で新穂高温泉から入り、双六の冬季無人小屋を利用させてもらい、鷲羽岳までの単独山スキーに行ってきました。今回もザックは18kg超え、スキー板の滑走面が再度はがれたので予定していた双六周辺の滑降を止めざるを得ませんでした。もっとも今年は晴天続きで雪面が腐りスキー滑降には適してない様でした。私の場合はもしも条件良く歩き通せた場合、新穂高温泉から双六小屋まで13時間の登りになると思います。でも無理はしません。(記:washi)

4/26(日)ハイウェイバスにて平湯温泉に11:30、路線バスで新穂高ロープウェイ下に12:30。ショートスキー板を抱えてわさび平小屋(営業期間外)まで。15:00軒先をお借りしてツェルトに泊まる。 翌朝7時出発、小池新道で下山者2名とすれ違う。
春の雪面は2000mから上の急斜面だと、融けて流れた様な縦溝が発達して滑降に支障するので、軽い降雪があった方がベター。 快適に飛ばした昨年の荒天後の槍沢滑降がうらめしい。
弓折岳へ上がるにつれて穂高連山が見えてきました。
槍ヶ岳から続く穂高連峰。 今年の西鎌尾根は風と日射で雪が融けて無くなり、歩き易すそうです。
←【参考写真】 2014年5月4日の西鎌尾根の稜線は雪がびっしり付いていました。
弓折岳山頂に 4/27(月) 14:40到着。 槍ヶ岳に続く西鎌尾根の稜線は雪がほとんど無い。
遠く鷲羽岳まで見渡せて天気が良いです。 双六小屋までの広い尾根は荒天で視界不良だと迷いやすく過去に5回中、3回はうろうろした覚えがあります。
17:40 かつて双六共和国と呼ばれたこの地にて今は独り、冬季開放小屋を利用させて頂きます。
 4/28(火) 前夜に三俣山荘付近にテント泊の単独行者が双六小屋まで到着。すれ違いで 6:50に出発。スキーシール登行途中で片側の滑走面が剥がれたので、板は残置デポして歩く。アイゼンは終始不要。
双六岳の東側斜面を巻いて三俣蓮華岳へ登頂し、少し戻って先程の単独行者が歩いた跡を辿り三俣山荘へ。
三俣蓮華岳から臨む春の黒部川上流と雲の平の溶岩大地。
 4/28 11:30 鷲羽岳2924m山頂。
槍ヶ岳をバックに鷲羽池。 過去にスキーで滑り込んだ事が思い出されますが、今回はスキーの故障で滑降は無しです。
鷲羽岳から臨む水晶岳。 過去asaiさんと迷って雷雨の中2泊もした尾根が今日はうららかな春の良い天気です。
 4/29(水) 前夜の小屋泊は計3名、2人とも単独で今日は黒部五郎小屋だそうです。 下山日とした 5時、鷲羽岳の朝焼けです。
下山では弓折岳直下の急斜面だけアイゼンを一回使用しました。 平湯温泉バスターミナル3階の温泉で疲れを流し、17時発のハイウェイバスで新宿方面へ無事帰りました。
 

残雪期の硫黄岳~天狗岳へ

4月25日、凸凹道を桜平まで入りそこからは徒歩でオーレン小屋まで歩き、夜の食材などを預け赤岩の頭へ・・・。北斜面のため残雪はたっぷりと残っていて、大いに楽しむ。赤岩の頭から峰の松目を目指したが、残雪が多くトレースもないため途中で断念する。硫黄岳の山頂からは眼前に横岳~赤岳、阿弥陀が聳え圧巻だ!そして明日登る東西の天狗岳も手に取るように見える。夜はオーレン小屋で肉野菜鍋を作り、担いで行った日本酒で乾杯!

4月26日 オーレン小屋から真っ直ぐに箕冠山へ。樹林帯のため残雪は多いが、気温が低いため落ちることもなく順調に進む。根石から東天狗までは全く雪はない。山頂からは北アルプスはもちろんのこと、遠く妙高火打まで望むことが出来た。御嶽山の噴煙が南の方角に低く流れる様に心が痛んだ・・・。西天狗の登りはかなりの残雪があり、春山らしい醍醐味を味わうことが出来た。                             by motoki

4/25 12:30 オーレン小屋から赤岩の頭へ直登

樹林帯を抜け稜線まで僅か・・・もうひと踏ん張りだ!

赤岩の頭からみる赤岳の威容 赤岩の頭~峰の松目へ向かうも、残雪が多く途中で断念
凄まじいばかりの 硫黄岳北側の爆裂火口壁 硫黄岳山頂で (ケルンにカメラを預けて・・・)
硫黄からの下り、夏沢峠も近い 楽しい楽しい夕食タイム オーレン小屋で
4/26  6:45  オーレン小屋を出発 東天狗山頂から北岳・甲斐駒・仙丈を望む
西天狗への急登 西天狗山頂で 360度の大展望だ・・・!
箕冠山から夏沢峠へ向かう 展望が開け、硫黄岳の爆裂火口が眼前に
素晴らしい好天に恵まれ残雪期の硫黄岳と天狗岳を満喫することが出来ました。夜は食べきれないほどの肉野菜鍋に菊水の辛口、そのうえ小屋開きと言うことで差し入れのお酒まで頂き・・・、すっかりいい気持でした。また帰り道には「縄文の湯」に立ち寄り汗と疲れを流し、それほど大きな渋滞に巻き込まれることもなく予定通りに帰王しました。

(コースタイム)

4/25   桜平9:50→11:40オーレン小屋12:30→13:50赤岩の頭→14:10峰の松目方向途中→14:50硫黄岳→15:50夏沢峠→16:15オーレン小屋

4/26   オーレン小屋6:45→7:30箕冠山→8:30東天狗8:40→9:20西天狗→箕冠山→11:15夏沢峠→11:35オーレン小屋12:20→13:20桜平

H27年春,乗鞍岳山スキー

2015年4月18日(土)  前夜発日帰りマイカーにて計3名で定番の位ヶ原を山スキーで行ってきました。上部は強風でしたが、晴天での 登り6時間、滑降1時間半でした。(記:washi)

今週除雪終わったばかりの三本滝レストハウス(未営業)駐車場をスキー板にシール貼付て、7時15分に出発。
かもしかリフト(スキー場はクローズ)最上部の急斜面を登り切った2100m付近で 8時半。陽射しが強い、大休止。
朝日岳と剣ヶ峰の鞍部目指してスキーで登るが、急斜面なので突入前にクトー(スキー用アイゼン)を装着しないと大変です。
鞍部にスキーデポして剣ヶ峰3026m頂上へ。13時20分、風が強い。彼方に御嶽山の噴煙が見える。
乗鞍岳剣ヶ峰山頂から北側を臨めば、穂高連峰が春霞の彼方に浮かぶ。
鞍部2950m位から位ヶ原へ13時40分滑降開始。この下の位ヶ原は雪面が風で波打っており、その突起エッジ側を超えて滑るので板が引っ掛かり易く疲れる。樹林帯では朝と違い大勢のスキーヤーが滑って荒れて緩んだ雪面をなんとか下る。三本滝駐車場に14時50分到着。今回は天気に恵まれて良かったが、足並み揃わず、待ち合わせがうまくいかずにメンバーにご心配をお掛けしまして申し訳ありませんでました。(washi)