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生藤山から陣馬山

3月24日(土) パワースポットの軍刀利神社を経由し、尾根に登り上げ、生藤山から陣馬山へ縦走して藤野に下るコースを歩いてきました。 高尾山が近いのに喧騒とは無縁の静かな山歩きができました。
 軍刀利神社では、山の斜面に鳥居、社務所、神社、奥の院が登るにつれて順に現れる。奥の院には樹齢 300年以上という桂の大木がそびえている。複数の幹の集合体で、この巨木にはあたりを払う威厳がある。
 山の斜面をジグザグに進んで、最初に三国山に到着。丹沢から奥多摩まで山々を一望できる。
 岩場の急登を頑張ると生藤山。ここから急な下りのあと登り返し、きょうの最高峰、茅丸。雪の残る尾根道を連行峰、山の神、醍醐丸、醍醐峠と、上ったり下ったりしながら陣馬山へと縦走していく。
 雪は柔らかく、踏むと抵抗なく足元で崩れる。落葉樹の自然林は陽光がふりそそいで明るい。めざす陣馬山がゆるやかな山容で前方右手にみえてきた。
 和田峠まで下り、陣馬山へは再びの登り。陣馬山から藤野への道は道幅も広く歩きやすい。途中で小さなすみれの花をみかける。和田では桜が咲いている。山の斜面には、茶畑の緑の畝が規則正しく並んでいる。昔ながらの家が立ち並び、川の水面が日にかがやいていた。

青野   記 (写真-相原)

                                 

 

軍刀利神社
拝殿の右手の台の上には石の剣

  奥の院の樹齢300年以上の桂
  雪の尾根道
  生藤山山頂
  和田の茶畑
 

 すみれを見つけました
(^^)

(コースタイム)
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平湯温泉キャンプ場から四ツ岳2744m山スキー (2018.3.26)

 山スキーの時期には少し遅い平日の3月26日、前夜発レンタカーで平湯温泉キャンプ場から乗鞍岳北面の四ツ岳にWとHの2名が行って来ました。駐車場から山頂まで標高差1440mだが8時間かけても達せず時間切れ。春の雪がスキーのシールに付き高下駄状態で登りにくく難儀する。疲れ果てて下りの滑降もままならず。下山後、1900円で仮泊できる温泉施設で飛騨牛を肴に反省会。翌日の昼過ぎに八王子に戻るのんびりした山行でした。                  washi 記

前日3/25に登った焼岳から望む乗鞍岳北面の四ツ岳

平湯温泉キャンプ場の駐車場は標高1300m。無風快晴 06:15出発。

 

1600mの渡渉地点スノーブリッジ無いが水深浅く石づたいに渡れる。大崩山からの川で硫黄臭あり。登り返しは急できつい。08:26

 

四ツ岳山頂まで標高であと200mだが時間切れ。15時なのでここで引き返す。シール外して穂高を振り返る。
 見上げると山頂までの傾斜はかなりある。
 平湯温泉まで滑って行けそうな感覚。
 はるか彼方の四ツ岳付近の岩峰をバックに。
 出だしは快適に滑降!
 暗くなってきた。駐車場までまだ200mは下ります。17:57
 お疲れ様でした!安く仮眠出来る温泉施設の食事処で反省会。

[コースタイム]                                      3/25 八王子IC 24:00⇒                                 3/26 松本IC ⇒平湯温泉キャンプ場駐車場 4:00(車中仮眠) 5:30起床 6:00出発           →大滝川渡渉地点 8:30→標高2500m付近で引返す 14:50(滑降開始15:10)→駐車場       19:00⇒平湯温泉穂高荘倶楽部 19:30(入浴食事仮眠)                  3/27 穂高荘倶楽部 7:30⇒松本IC⇒八王子IC 12:00                     [概算費用]                                        レンタカー 40時間 9,806円、ガソリン 6,000円、高速と安房トンネル往復 9,110円        小計 24,916円÷2人=12,458円  温泉と仮眠代@1,900円  食事代各自  

北ア 焼岳 雪上訓練

 3月25日に北アの焼岳に登って来ました。当初の計画は木曽駒ケ岳の登頂でしたが、駒ヶ根警察署、千畳敷ホテルなどから情報を収集したところ、20~21日に降雪があった上に、23日の夜にも新たな降雪があり、凍結した斜面に50~60cmの重い湿った雪がかぶさったような状態で、雪崩が発生する恐れがあるとの情報でしたので、雪崩の心配がなく、アクセスが良くピークを踏める山として北アの焼岳に変更しました。
 登山道は凍結したような箇所は無かったが、こちらも20~21日に降雪があり、そのため雪に足を取られることが多く、ベストなコンディションとは言い難い状態でした。出会う登山者も少なく、ほとんど貸し切り状態の山行でした。雪崩に怯えることもなく、思う存分に雪山を楽しむことが出来た一日でした!

元木 記

焼岳山頂で 槍~穂高連峰をバックに
中の湯温泉からガードレールを越え、しばらく旧道を歩き
新中の湯登山口から登り始める
いきなりの急登に息が上がる                             
 ようやく急な登りが終わり一休み
気温がどんどん上がり、みな汗びっしょり・・・!

下堀沢出合付近まで来ると、
樹林帯越しに南峰と北峰が見え、噴煙の上がる様子も見える。
ここは「活火山」なのだ!

下山者から、今日の南峰は強風で危ないとの情報を頂き
北峰を目指すことにする。
カール状の谷をトラバースする
気温の上昇で雪が緩み、アイゼン無しで登る
 北峰の分岐まで急な登りが続く
もう少しで北峰の分岐だ!
噴煙が風に煽られて、強い硫黄臭が鼻を衝く
 北峰への分岐から先は少し厄介だ
夏道が未だ雪に覆われているため、岩をくぐり抜けるように
付けられたルートを進む
四つん這いにならないと、とても通過できない悪条件!
全員無事にここを通過
 雲一つ無く
槍ヶ岳~穂高連峰~明神岳の大展望が拡がる・・・
 

山頂への最後の急登
3/20~21に積もった雪は、まだ締まっていないため
最後までアイゼンを着けることなく山頂を踏む

 北峰山頂で
バックは双六岳~槍ヶ岳~穂高連峰~明神岳
笠ヶ岳も眼前に・・・、振り返ると霞沢岳のK1ピーク、
K2ピークが至近距離に拡がる
強風を避けて、山頂直下で昼食をとり、下山を開始する。

「尻せいどう」でスピード下山を楽しむ
but!午後は雪質が悪く、思うように滑らない・・・
広場付近で焼岳とお別れの記念写真
ほとんど貸し切りに近い状態で楽しい雪山訓練が出来ました。
「焼岳さん」有難うございました。

   今回は距離が遠いこともあり、運転者の疲労と交通安全を考慮して、いつものプロドライバーさんに9人乗りジャンボを用意して頂いたが、楽なだけではなく長い道中がコミュニケーションの場となり、山とはまた違った有意義な時間を持つことが出来ました。帰りの高速では事故渋滞に巻き込まると言うハプニングも有り、帰王したのは22時を過ぎてしまいました。会員の運転だったら一体どうなっていただろうか・・・と改めて考えさせらた山行でした。
[コースタイム]
中の湯温泉9:40→下堀沢出合11:50→北峰分岐13:05→13:30焼岳山頂13:55→下堀沢出合   14:40→16:14中の湯温泉

北八ヶ岳 テント泊雪上研修

3月18日 本年度最後となる会の公式行事である、雪上研修を北八ヶ岳で実施しました。黒百合平にテントを張り、一日目は東天狗へ、2日目はにゅう~白駒池~高見石~黒百合平への周回コースを歩きました。二日間とも好天に恵まれ、気温もこの時期としては暖かく、風は稜線や山頂こそ強かったものの、ほとんど無風に近い状態でした。
 渋の湯から黒百合平までは、二張りのテントと共同装備、および食材を分担して背負って登ったため、皆さん、いつもとは違う疲労を感じたようでした。
丁度、お昼頃に黒百合平に到着し、直ちにテントを設営してから東天狗を目指す。雪は良く締まっていて、アイゼンがしっかりと雪面を捉え、何のトラブルも無く、山頂に立つことが出来た。山頂からは御嶽山、乗鞍、穂高連峰・槍から白馬までの素晴らしい眺望にしばし疲れを忘れる。夜は「野菜豚シャブ?」の大ご馳走と担ぎ上げた日本酒・焼酎・ワインに時間の経つのも忘れる。
 翌日は中山峠からにゆう~白駒池へ。思ったよりトレースがしっかりとしていて、その上、軽装備でもあることから夏時間より早く白駒池に着き、しばし氷上でくつろぎ、高見石を経由して黒百合平のテン場に戻った。

元木 記

東天狗山頂で
唐沢鉱泉分岐で
急登が終わり、やれやれ・・・。
しばし小休止する。                
ほぼ予定通りに黒百合ヒュッテに着く
先ずはテントを設営する。
テント設営が終わり、いよいよ東天狗へ向けて出発。
樹林帯を過ぎると、徐々に雪山らしくなってくる。
雪は良く締まっているが、
油断はできない・・・。
一歩一歩慎重にアイゼンを利かせながら登る。

山頂からの展望
硫黄岳の爆裂口、八ヶ岳の主峰赤岳、中岳、阿弥陀の主峰
後方に南アも望むことが出来た!
山頂を後に・・・
この直下の岩場が滑落事故があったところだ。
念のためにロープを張り慎重に下る。
夜は6人用のテントに皆が集合し、
お定まりの食事&宴会となり、時の経つのも忘れる!
雲海を染めて昇る太陽
にゆうに向かう樹林帯から・・・
 「にゅう」山頂で
ここは風がきつく・・・、早々に退散し、白駒池を目指し樹林帯を下る。
白駒池で
氷の祭典、「ピョンチャン」を彷彿する風景に
しばし時と場所を忘れる・・・。
 最後のピーク中山展望台で
北アルプスの山々が屏風絵のように展開する様は圧巻だ!
「お疲れ様でした・・・。」
予定よりも早く、11時07分にテン場に帰着。

[コースタイム]
3/17  渋の湯9:35→11:00唐沢鉱泉分岐→11:55黒百合平(テント設営)13:33→
   14:05急登→14:45東天狗岳山頂15:05→16:10黒百合平
3/18  黒百合平6:28→6:50にゅう分岐→7:30にゅう→8:18白駒池8:35→9:24高見石
         →10:37中山展望台→11:07黒百合平12:45→14:35渋の湯

秩父武甲山周回ルート

3月11日一年ぶりに武甲山ヘ登ってきた、沢研修に使えそうな妻坂沢沿いを登り妻坂峠の分岐を右折大持山へ向かう、しばらくするとあたりは真っ白アイゼンを着ける、前日だいぶ降ったようだ、大持山は武甲山と6mしか違わない、道理できついはずだ、小持山からシラジクボへの急な下りは延々と続き、岩場も出てくる、滑落事故が有ったようで花束が・・・。標高差200mの最後の急登を登りきり御嶽神社へ参拝、濃いガスで眺望はなかったが、もやのかかった幻想的な景色と綺麗な霧氷を堪能できた。                                     岩本 記

 登山口から4時間20分ようやく山頂だがガスが濃くて眺望ゼロ残念!!

駐車場入り口の一ノ鳥居これをくぐって登山道へ向かう。

妻坂沢に沿って登る綺麗な沢で研修に良さそうでした、妻坂峠は分岐で左の武川岳は以前、田川さんが登ったようで懐かしそうだった、今回は右折して大持山方面へ向かう。

まるで花が咲いたような霧氷の脇の急登をサクサク登る元気な二人。

 

 
北側斜面は真っ白で幻想的だった。

美味しい沢水と素晴らしい滝を堪能した。