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雲取山

2月24日~25日で久しぶりに雲取山に登った。鴨沢から七ツ石小屋へ登りその後ブナ坂を経由して石尾根を登る。途中雪もちらほら残って凍結していたがアイゼンは装着せずに登る。奥多摩小屋を経てそのまま一気に雲取山頂へ。かなりへばった。16:00に山頂着、雲取山荘に向かう。山荘は水不足との事で、食事の提供無しだったので自炊。各自調理機材や食材を持ち寄り自炊室にて鍋作りに取り掛かる。豚シャブ、鳥団子など信じられないほど美味しい。〆のうどんも美味くビール、日本酒、ウイスキーなどお酒が進んだ。翌日は曇りの予報だったが、風もなく時折薄日が差し込みまずまずの天気。今回は三峰神社に下山するコースを選択した。こちらは初めから最後まで雪に覆われ、全員アイゼンを装着して下りた。ただアップダウンがきつく、かなり両ももと膝にきた。下山後は三峰神社に参拝をし、隣にある神の湯で疲れた体を癒した。
その後境内前の茶店で、恒例の反省会。とても楽しい山行だった。

                          矢崎 記


 
                   雲取山山頂
   小袖乗越の駐車場を過ぎ少し行くと登山口です。最近設置されたらしいかなり派手な登山口の看板です。
   七ツ石小屋までの長い登り、かなり疲れました。南斜面の登りが多く、雪はそれほどありませんでした。
   ブナ坂を過ぎ、石尾根を登る。
この後奥多摩小屋前で小休止。
   小雲取付近から振り返ると、七ツ石山やその先に鷹巣山も見渡せませた。
 山荘では、各自持ち寄った食材を煮込み鍋パーティー、、、美味かった~ (^^)/
   翌朝は6:30出発、今日は三峰神社に下山します。
   こちら側は北斜面、殆どの山道が雪に覆われていました。
   秩父宮様が命名されたと言う、霧藻ヶ峰にて。
   下山後、三峰神社に参拝し山行の無事終了を感謝しました。

北八ヶ岳 中山峠から高見石 雪山ハイク

2月18日 事前の荒天予想を覆す快晴の中、渋の湯~中山峠~中山展望台~高見石~渋の湯に戻る周回コースを雪上訓練を兼ねてハイクしてきました。今回の参加者は15名と多いため、4パーティーに分かれ、ある程度の間隔を取りながら行動しました。前日までは気温-15~-18℃、風速15~20mの日が続いていたため、防寒対策には準備万端で臨んだのですが、日焼けするほどの好天で気温も上がり、また恐れていた風も山頂付近でも数メートル程度であった。日曜日とあってトレースはしっかりとしていて、踏み抜くようなことも無かった。また登山道は雪が良く締まっていたため、登り降りのアイゼンワークのトレーニングも十分に出来たと思う。
 残念ながら黒百合ヒュッテ前の斜面で行う予定であった、滑落停止訓練は時間に余裕がないことから出来ませんでしたが、下山時には賽の河原を過ぎた辺りでカンジキの歩行訓練を行うことも出来ました。
 今回は思わぬ好天に恵まれ、本来の厳冬期の八ヶ岳とは言い難い状況でしたが、それでも例年になく積雪量も多く、参加された皆さんが冬の北八ッの一端を知り、経験することが出来たことは今後につながる大きな収穫であったと思います。

元木 記

黒百合ヒュッテ前で
渋御殿湯前の広場で全員がアイゼンを装着し
4パーティーに分れて渋の湯をスタートする

八方台分岐への登り
トレースがしっかりとあり問題なし!
 

ようやく樹林帯が終わる
青い空と白い雪のコントラストが美しい
もう直ぐ黒百合ヒュッテだ

 中山峠で
Wさんのパーティー
雪と氷で飾られた針葉樹が美しい・・・
 硫黄岳の爆裂口、東天狗、西天狗が並ぶ
東天狗の尖った山頂、西天狗のお椀を伏せたようななだらかな山頂が好対照だ
雪は西天狗の方がずっと多い
 中山への登り
この辺りが一番雪が深いようだ・・・!
 樹林帯を抜けると直に山頂
山頂への登りと言っても、ご覧の通りなだらかだ!
山頂から中央アルプス、御嶽山が見えた!

 

雪の造形美
スノーモンスター
樹林の間から硫黄岳と東天狗が見える

 中山展望台で
間近に蓼科山、遠く美ヶ原、霧ヶ峰も見える
  高見石を後にして賽の河原から渋の湯に下山するKさんのパーティー
 賽の河原を過ぎてからカンジキ歩行の訓練
この後、吹き溜まりで雪に埋もれ、一苦労・・・、それでも渋の湯までカンジキで歩く
「天晴れ!」
徐々に積雪が少なくなり
楽しかった雪山ハイクももう直ぐ終わりです。

あとがき
 会員の一人が古い、使い慣れていないアイゼンを持参し、これが不具合を起こして大変な苦労を強いられている時に、途中で出会った女性登山者の方が快く予備のアイゼンをお貸し下さいました。
 まさに「地獄に仏・・・」、当方のミスを恥つつ、心から感謝申し上たいと思います。

コースタイム
渋の湯9:40→11:10唐沢鉱泉分岐→12:10黒百合ヒュッテ(昼食)12:44→12:51中山峠→
13:25中山→13:31中山展望台→14:17高見石14:40→15:00賽の河原→16:10渋の湯

上州武尊 雪山研修山行

2月11日、上州武尊岳へ雪山研修山行に行ってきた。当日の天気予報は荒れ模様、風雪の中の研修となった。6時過ぎに八王子駅南口を出発関越道を沼田ICまで行くが、途中渋滞に捕まる。また川場スキー場の駐車場も第1~4まで満車、かろうじて第5駐車場に停められた。
  ということでリフト2本を乗り継ぎ、出発点に到着したのは12:30。おそらく剣が峰くらいまでが限度と思った。また登るとすごい風、そして視界は恐らく50mくらいだったろうか。まずはアイゼンを着けず登り始める。西峰目指すが途中、2~3パーティーが撤退してくるのとすれ違う。昨年快晴の中の武尊とは全くレベルが異なる山になっていた。稜線の両側は滑落すればほとんど止まらない斜面、アイゼンを引っかけないように、慎重に歩く。また途中の急斜面の下りはロープを使い確保しながら下りた。西峰ではピッケルを使い耐風姿勢の取り方を学んだ。西峰から少し行ったところで時間的に限界になり引き返す。
 下山時は全くトレースも無くなり、方向が分からなく道を外れてしまう。最後尾の会長から声がかかり、道違いに気づく。往路を行くとき良く確認しておくことと注意された。下山道では滑落停止訓練を何本か行う。初めて行う会員もいて戸惑いながらもなんとか止まれた。強い風と視界が効かない中、貴重な体験ができた雪山研修であった。

矢崎 記

 
 滑落停止訓練を終えて雪まみれ
 リフト2本乗り継ぎ出発地点に到着。
まだ余裕があるメンバーだが。。。この後緊張の連続となる。 
 剣が峰目指し登山開始です。
先が見えません。
  
 ロープで確保し、ピッケルを使い下降する訓練をしました。
全員難なく下降しました。
  下降後ホッとするメンバー。
 時間切れにて途中から引き返す。
厳しい気象条件の中でもキチンとした装備と、確実な技術を身に付ければ、安全山行が可能な事を実感した。

赤城山 雪山研修山行

2月4日、朝から快晴の中恒例の赤城山での雪山研修を行った。八王子を6:30に出発して赤城神社には9時過ぎに到着、装備を整えて登山口に向かう。まずは黒檜山を目指し、急登をアイゼンなしで稜線まで登る。途中、会長からピッケルの使い方の講習を受ける。稜線に出てしばらく歩き、アイゼンを装着する。この日は快晴と言うこともあり、多くの登山者が入山していた。しばらく登り山頂に到着。集合写真を撮りすぐに展望台へ。ここでも多くの登山者がお昼休憩をしていた。我々も雄大な景色を眺めながら昼食を摂った。
   その後黒檜山を後にして駒ケ岳に向かう。途中の鞍部にて、雪中のテント設営訓練を実施。設営場所の選定、地ならしの仕方、ペグの打ち込み方などを習得し、更に雪洞の作り方や雪洞内での注意点などを学習した。その後駒ケ岳から大沼に下る一般道から右に分け入りて、深い雪中の急斜面をロープを使用し下降する技術の習得を行う。ビレーの仕方途中の支点の取り方、2番手の下りてが支点でグローブノットで固定することなど学ぶ。ロープを3ピッチほど使ったため、時間がかかり下山は5時を過ぎた。最後は全員バージンスノーに入りラッセルの経験までできた。盛りだくさんのとても有意義な研修であった。

矢崎 記

 
 登山口 よりまずは、黒檜山山頂を目指します。
朝の太陽がまぶしく輝いています。
 途中、会長からピッケルの使い方の講習です。
①バランス補助、②滑落停止、③耐風姿勢、④急斜面登攀時の使用法、⑤トラバース時の補助、⑥急斜面でのステップ切り、⑦セルフビレーの取り方などなどを学びました。
  今回参加の最年少?お嬢様2人??
  駒ヶ岳までの登山道途中の鞍部にてテント設営訓練を行いました。最後に会長より、雪洞の作り方などを学びました。
  一般道からバリエーションに分け入り、ロープを使って下降する訓練もしました。

阿夫利山

2018.01.26 阿夫利山
 1月22日関東地方に30センチメートルを超える雪が降ったので静かな雪山を歩いてきた。
上野原駅からバスにのり「神野」で降りた。登山口の金波美トンネル入口からアイゼンを装着して歩きだす。全くのノントレースで雪山気分をいきなり味わった。稜線は膝頭が隠れる位の積雪で難なくひとつ目のピーク石尊山を通過し二つ目のピーク高見山も通過して目的の阿夫利山に到着した。やはり雪のため予定時間より1時間遅れた。
山頂でおでんを作ってしばらく休息。下りは急傾斜が続くのでスリップしないように慎重に歩いたが2回ほど転倒した。
降りてから秋山温泉に入り雪山の疲れを癒して無料のバスに乗って上野原駅へ向かった。

山下 日 記

 

阿夫利山山頂での証拠写真         
30センチメートルの積雪 

 金波美峠トンネル入り口
阿夫利山への標識
 阿夫利山から30分歩くと井戸沢ノ頭に至る。右へ行くと井戸沢に通じているが今日は北進して行く。