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塩見岳

2016年8月14日~15日
百名山の一座、南アルプスの前衛、塩見岳に岩本さんと登ってきた。鳥倉登山口より三伏峠小屋テント場まで重い荷物を背負い、登る。展望は開けずまた、蒸し暑さに大汗をかかされる。 テント場には20張りほどのテントが設営されていた。 我々もテント設営後夕食準備を行った。準備中、甲斐駒~仙丈~塩見の大縦走をされてきた、元木、鷲林さんと合流。 ビール、日本酒、ワインなどで大変楽しいひと時を過ごした。
就寝後夜中に激しい雨音で目を覚ます。今日の山行に不安を覚える。朝3時起床、まだ雨交じりの天候。さっそく山頂を目指す。本谷山を越える頃には雨もやみ急速に天候が回復してきた。3時間弱で塩見小屋到着。小休止後、山頂への岩稜帯に突入、慎重に上った。西峰に着くころは青空が広がり、白根三山、荒川三山、富士山などの絶景を堪能する。下山は往路を戻ったが途中から再び雨に、テント場到着の頃には土砂降りになる。テント撤収後、鳥倉登山口に下山。11時間に及ぶ山行を無事終了した。

                                                         矢崎  記


塩見登山口 鳥倉登山口 から登る。
最初は緩やかだが、すぐに急登が始まった。
重いザックが肩に食い込み3時間余りの行程であったが、長く感じた。
三伏峠テント場 三伏小屋テント場。
入山者が少ない山と聞いていたが、かなりのテントが張られていた。
テント設営後さっそく、夕食準備にとりかかる。
甲斐駒~仙丈~塩見と縦走されてきた元木さん、鷲林さんと合流。大いに盛り上がった。
塩見岳 翌朝、雨交じりの天候の中、塩見岳を目指す。
本谷山を越えしばらくすると尾根すじの右手方向に鉄兜、塩見岳が見えてきた。この頃には雨も上がった。
西峰前の岩稜 塩見小屋を出ると、急登が始まり続いて、岩稜地帯。慎重に上る。
青空も広がり、テンションも上がった。
塩見岳東峰 西峰に続き、東峰に登頂。
360度の眺望を満喫する。
清々しい風に吹かれ、疲れも吹っ飛んだ。
白根三山 白根三山方面。
西峰からの富士 富士山も雲の上に顔を出してくれた。
下界は雲の下。
荒川三山 荒川三山方面。
東峰より西峰を望む 東峰から西峰を望む。
この後西峰に戻り往路を下山した。
コースタイム
1日目
鳥倉林道駐車場10:30→鳥倉登山口11:20→豊口山のコル12:20→三伏峠小屋テント場14:20 (テント泊)
2日目
三伏峠小屋3:40→本谷山4:40→塩見小屋6:30 6:40→西峰7:50→東峰8:00 8:30→三伏小屋11:20~12:00  →鳥倉林道登山口13:50→鳥倉駐車場14:40

コメント / トラックバック 3件

  1. taro-san より:

    「登るときだけお天気になる・・・」何とも不思議なことですね・・・。
    ハードなスケジュールで心配しておりましたが、やりましたね! 
    また、「blog」大変素晴らしい出来です・・・! 今後が楽しみです。
    三伏峠では大変楽しい時間を持つことが出来ました。 有難うございました。

  2. 矢崎 進 より:

    コメントありがとうございます。 今回は本当にラッキーでした。
    素晴らしい、眺めを心行くまで堪能できました。 
    私にとっては、今回の歩行時間が最長でしたが、おかげで
    少し自信になりました。
    三伏峠ではありがとうございました。やはり山の御仲間というのは
    いいものですね。

  3. 熊谷 博 より:

    当会にここ1年中年?ですが逞しい会員が次々と入会してきます。
    将来が楽しみです。どうぞたくさんの経験を積みやがては後輩の面倒も見てください。

                        会長より

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