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八王子山の会は安全登山実践を徹底します

当会では10数年前より会山行の無事故、無トラブル、無遭難を願い本格的に遭難対策活動に取り組みました。以来継続的に発展的にレベルアップをしながら訓練研修を重ねながらも数年前よりは八王子市山岳連盟にも門を広げ今年度よりは一般市民にも呼びかけこの活動が会の貢献活動になっています。

 

 今年度は10月30日、市民体育館にて安全登山講習会として遭難事故対策のエキスパートである渡辺輝男氏を招き市民を含め84名の出席を得て会場は満席でした。又山岳事故対処研修は11月18日市民を含め約60名の参加をもって実施されます。

  今年度は初級、中級と分け、行動も別になる為数度にわたって早朝登山によって下見実踏を重ね、昨日(11日)スタッフと共に忙しい中そして曇天でしたが事前研修を敢行しました。

 

 


 2つの会議室が満員、みなさんしっかりとメモを取り、真剣に聞いていました

 日本山岳協会の遭難対策常任委員活動にて全国に講演活動、実技指導に当たっています。

非常にわかりやすく実践的でした。


 11月11日、岳連メンバースタッフと共に活動開始、八王子城山より富士見台を舞台に一周する研修です

 ロープ操作などの指導員研修

 二手に分かれ一般登山道を離れ沢すじより富士見台へ

 ルートファインデングは何よりも経験!と感!

ハンディGPSはあれば完璧ですが


 富士見台山頂、曇天ですが汗びっしょりです

 八王子城山山頂、静かでした。天気予報通り2時30分より小雨急いで下山

 40年来の友人が登山口近くで経営している「海の塔」にて昨年同様最後のミーテイング、温かいコーヒーとケーキが心を和ませ温かくしてくれました

 来月からは本格的な雪山、しっかりとしたリーダーと共に自らも知識、実践研修を重ね安全登山を楽しみ、より良い人生に思い出と花?を咲かせましょう。

 

 1昨年4月、北アルプス八方尾根唐松岳雪上研修より

 

 いつでも、だれでも、どこでも思いがけなくあるのが事故災害です。しかし心構えと知識の積み重ね、自然の理にかなった行動によってかなりの部分が軽減されるのは明らかです。ましてや事故対応、対処などの訓練経験があれば言うまでもありません。実力以上の山行は慎まなければならないし、思い上がった行動や批判めいた言動などもってのほか、年齢相応の信頼される岳人として心しておきたいものです。

  登山行動は自己責任は当然としながらも会としては常にそれらのチャンスを提供、自覚、実践を求めます。無トラブル、無事故、無遭難は家族、友人はもとより社会にも無用な迷惑をかけないみんなの願いです。                                                                      会長  熊谷 博

 

コメント / トラックバック 4件

  1. masukuni-sato より:

     年を重ねるごとに盛会で何よりです。参加しようと思いつつも他の用事が重なり今年も失礼をしてしまいました。事故防止のための活動の大切さを思い、陰ながら拍手を送ります。

  2. taro-san より:


    こうした日ごろからの「安全登山」への研修と訓練の積み重ねがあって、初めて山の安全につながると云うことを重々承知していながら・・・今回も参加できず、大変心苦しく思っております。 本来は私のように仕事を抱えた登山愛好家ほど訓練を受けなければならないのですが・・・! 次回からは何とか頑張りたいと思います!

  3. 熊谷 博 より:


    taro-sanみたいに実態をしっかりと認識だけで山岳事故はすでに半分になります。


    研修、訓練を受ければまたその半分になります。心構えがあればいつでもできます。そんな時仲間が、会が、岳連がお役にたてばうれしいことです。

  4. NOAH(新八) より:


    講習会の事前打合せではお世話になりました。 スタッフの信頼感・連帯感も昨年より一段と増したように感じました。 各自がそれぞれの役割りをきっちりこなして、18日は必ず成功させましょう。 よろしくお願いします。

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