５月の岩稜研修に続いて６月の沢研修が９日（日）、五日市の軍多利沢にて１１名の参加をもって実施しました。季節がら心配された天候も当日は早朝より温かい日差しに恵まれ絶好の沢登研修日となりました。
係りより班、メンバー編成の後今日の進め方など諸注意があり出発です
入渓後まもなく小滝が出てきて沢登らしくなってきますがまだ体は固く？動きはスムーズではないが徐々に慣れてきます
仲間の動きをしっかりと見守りお互いに声を掛け合うことが大切です
まだまだ身体ならしの段階、ロープ使用はまだありません
ここはしっかりとロープ確保、動きも楽になってきましたが油断や慣れは絶対に禁物です
いよいよ沢の核心部、３班編成にて時間をずらして遡行に入りましたが、時に合流となります。
それぞれの動きを注意深く見守ります
さあ！いよいよ本領発揮、おもわず力が入りますがN女史不安はなくスムーズに攀じ登ります
まかせといて！
確保する方もされる方もこんな時お互いの信頼感によって担保されます。人間関係がいかに大切か実感できます
予定の時間で引き返します。
クライムダウン、懸垂と慎重に下ります。登りより慎重になるのは当然のことです
ロープ使用がないところは特にゆっくりと慎重に、特に草付、枯葉みちは要注意です
ゴルジェ帯は特に危険がいっぱい、素早く抜けます
いよいよ沢下りも終盤、気分的にきらくになりました
一日の研修が終わり充実感でおもわず皆さんに笑いと連帯感が・・・・。
帰りはいつものように「瀬音の湯」にて入浴、きれいになり帰王となりました。
みなさんお疲れ様でした
八王子山の会では２０年前より年間行事、山行として欠かさず５月の岩稜研修、６月の沢登研修、１１月の遭難対策訓練、３月の雪山研修を実施しています。以来大きな山岳事故などはありません。
これらの研修は必ずしも、より高いより難しい沢登や岩登り又冬山を目指すためだけではなく、できる限りの完全を確保したうえで臨み、山岳全般を楽しんだり学ぶためが一番の目的です。従って年齢が高くても経験がなくても比較的誰でも参加ができるよう配慮して企画されますので特に新入会者や未経験の人でも安心して参加してください。
会長 熊谷 博
投稿記事（blog)
５月連休、久しぶりに後立山連峰に入山しました。
４季を通じて入っているこの山域は私にとっては思いで深いところ、最初は山小屋利用を考えていましたがメンバーの「テントで行きましょうよ！」の要望に押され、３月の上越の「雪山技術研修」と同じメンバーにて実施しました。１週間前の降雪で鹿島槍周辺は６０センチ以上の降雪があり、残雪期どころかまさに雪山本番そのものでした。
５月３日、前日梓インターにてテント仮眠後、早朝扇沢まで入りました。
観光客がいっぱい、南尾根登山口近くの駐車場もほぼいっぱいだ。身支度を整い早速出発。登山口では指導員より計画者提出、注意と要望を受けました。
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南尾根夏道を離れ、右上の尾根上に向かう。しばらくはアイゼンなしでOK,雪の柔らかさはさすが５月だ |
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南尾根ジャンクションピークを目指していよいよ本格的な登り、アイゼン装着だ |
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ジャンクションピーク付近、テント場適地で帰りはここに幕営予定だ |
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メンバー２０キロ以上の荷物だ。体力を温存しながら進む。無理は禁物だ。 |
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爺ヶ岳南峰、素晴らしい展望だ。明日登頂予定の鹿島槍の双耳峰が美しい |
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時に見え隠れする鹿島槍山頂 |
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途中振り返ると布引山より冷池山荘、爺ヶ岳の稜線が素晴らしい。私の好きなラインだ |
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山頂直下、メンバーの足取りも軽い |
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雪庇が美しい |
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鹿島槍ヶ岳山頂、残念だがガスの中だ。しばらく待つが晴れずやむなく下山。 |
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布引山にて、鹿島槍山頂も顔をだし、立山剣山域もよく見える |
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テント場着、しばしのんびり |
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山行に変化をつけるため今日はテントを爺ヶ岳直下のジャンクションピーク付近にテント移動だ。１５，６張りあったテントもほとんど撤収、されているようだ。 |
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爺ヶ岳周辺に来ると天気が怪しくなってきた。低気圧接近だ。 |
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一時的だが雪が舞い、視界が数十メートルになり下山道を確認しながら慎重に進む |
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ようやくジャンクション付近の適地に到着、ホッとする。今日はゆっくり安心してお酒も飲めそうだ。 |
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夕食も終わり軽く飲みながら山行を振り返り楽しい時間だ。 |
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５月５日 下山日 |
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早朝より快晴だ。今日はゆっくりと朝食をとる。渡辺氏は料理が得意だ？。 |
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のんびりしていたら早くも登山者が登ってきたのでシャッターをお願いする針ノ木岳を中心とした山容が素晴らしい眺めだ |
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テント撤収はもう慣れたもんだ |
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山よ～さよなーら～ご機嫌よろしゅう― |
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思わず歌でも出てきそうな雰囲気だ |
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無事登山口に下山、お疲れ様でした |
※入力、パスワードの変更などでアップが遅れたことお詫びします。
会長 熊谷 博
５月１９日、日和田山で総勢１２名３班に分かれて岩稜研修が行われました。大半の会員は八王子駅発６：３２の電車に乗ったが、高麗駅に着くころ同乗していた他の会の方から「もう、岩壁にはロープが張られています！」との情報が入った。われわれ一同「ええ？」と驚く。昨年までには見られなかった現象である。景気回復の明るい期待感がそうさせているのでしょうか。男岩のトップロープはその会の方と譲り合うという協定が占部さんとの間にできて上首尾。ロープ設置のメンバーは走るように山へ急いだ。
目的は、これからシーズンとなる沢登りや登山のための基礎講習で、ロッククライミングのための講習ではない。そのために靴は必ずしも岩登り用のものでなく登山靴で登ることを基本にしています。初心者の方が山で出くわす岩稜地帯を安全に登り下りできるための、三点確保や高度感に慣れることを目的にしています。（佐藤記）
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ハーネスを装着して、占部（係）さんの指示のもと班分けを行う。この後、準備体操を池本さんの指導で行った。さあ、いよいよです！ほとんどの方が年一度の研修です。 |
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早速岩に取りついた二人。女岩には２本のロープが張られました。 |
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岩の感触を確かめながらナベさん。 |
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クライミングダウン（下りも自分の足で下りる）。体が岩から離れていますね。スタンス（足がかり）が良く見えます。 |
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ビレイヤー（確保する人）はワシさんと池本さん。 |
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頑張るＹさん。 |
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「行った！」と、声がかかる宮崎さん。 |
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ワシさんが行く。 |
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ワシさんが超えた！ビレイヤーはナベさん。 |
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女岩を下から見上げる。 |
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久しぶりのＫさん、男岩に取りつきました。ビレイヤーはＭさん。 |
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久しぶりの岩とは思えないパフォーマンスです。 |
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足元に咲いていた花です。
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５月４日～５日に前穂高岳を登りました。
５日 朝４時半にスタートし奥明神沢を詰めて前穂高岳をアタックする。クラストしててアイゼンがバッチリ利き、小気味よい。
なが～い登りで、傾斜の強い新雪の斜面を直登し、前穂高岳に着いた時は本当に嬉しかった。快晴で大好きな奥穂高、北穂高、西穂高の展望を楽しみました。
5/4 西八王子5:30⇒松本IC⇒沢渡P8:50⇒上高地10:25⇒岳沢登山口11:00→テント場13:00（泊）
5/5 テント4:30→岳沢小屋前5:30→奥明神沢を詰める→前穂高岳9:25～10:05→岳沢小屋12:00→テン13:00ト→上高地⇒沢渡P⇒松本IC
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入山日、岳沢小屋の手前にて |
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奥明神沢の登り始め
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前穂高岳が見え始めるが傾斜が強くてなかなか進まない！ |
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明神岳の峰々をバックに。傾斜が強いのでピッケルとバイルで登る |
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前穂高岳頂上直下にて |
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前穂高岳頂上、星、占部 |
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奥穂高岳をバックにて
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