投稿記事(blog)

上高地~岳沢~奥明神沢~前穂高岳

5月2日は八王子を夜 出発して、あずさSAで仮眠する。
5/3 上高地から入り、岳沢小屋前にテントを張る、テントは60張位 好天で賑わっていました。生ビールが美味!
5/4 暗いうちにテント場を出発し奥明神沢を目指します。今朝は冷え込みで、ガチガチに凍りついた氷の斜面の登り、絶対転ばないように安全に歩く。

占部 記

 
明神岳をバックに
傾斜のきつい登りだ!
前穂高ダイレクトルンゼの登り
朝7時に前穂頂上 奥穂をバックに
晴天で素敵なロケーション
槍ヶ岳をバックに
下山開始
岳沢小屋前のテントを回収 こいのぼりが目印!

私たちは安全登山に徹し研修を怠りません!

5月18日今年度最初の行事研修(岩陵研修)が日和田山にて開催されました。新会員を含む12名が参加、天候に恵まれて岩になれるため終日心地よい汗を流しました。

 先遣隊4名はは早朝4時過ぎに八王子を出発、岩場に3本のトップロープを設置メンバーがついたときはすでに研修開始OK,早速担当より本日の段取り説明です。安全登山実施のため気を緩めることはできません。
 
   3班に分かれ、それぞれが熱心にロープの安全確認、手足の運び、ビレーを確実にしお互い信頼のもとに熱心に取り組みました。
   八王子山の会では山での事故を無くすため、年4回の研修(岩陵、沢登り、雪山、遭難対策訓練」をはじめ徹底した安全登山指導教育を含めた学習をを行っております。「いつでもだれでもどこでも事故は起こり得る」ことを念頭に今後も安全で楽しい登山ができますよう会員全員が努力していきます。
   研修の終了後はいつものように巾着田近くの河原にて懇親会です。会員の年齢はもちろん山への取り組み方など様々ですがみんな楽しく登山を続けています。特に今年は会創立55周年、これから登山を始めてみたい方,岩や沢登り、雪山などに取り組んでみたい方、20代から60代年齢は問いませんのでどうぞ仲間になって大自然を舞台に大いに活動、そして人生の楽しさ、充実さを共にしてみませんか!現在会員募集中です。  会長  熊谷 博

残雪期の山、会津駒ヶ岳~三岩岳

残雪期にだけ登れる山ということで山下氏の企画山行、偵察など以前より準備を進め実施されたもの、豊富な残雪、東北らしいゆったりとした山々など期待を裏切らない山行でした

5月2日(金)夕方八王子を出発中央道から東北道へ一走り西那須野塩原インターで降り、途中の道の駅でテント仮眠、4日朝再び桧枝岐村目指して景色のよい山村を走り抜け会津駒と登山口へ、なにしろ300キロ以上あります。豊富な残雪の中のブナ林を登ります
   ようやく予約済の山小屋へ、ここは30名でいっぱいです、自炊ですがそれも楽しい! ゆっくり休むことができました。テント山行は楽しいですが、やはり小屋は楽です。
   5月4日好天の中元気に出発、会津駒周辺です。
   三岩岳を目指します。ゆったりとした山容は東北そのもの、快適なスベリ、いや私は歩きです。あとから一生懸命ついていきます。
   途中何人かのスキーヤーにあっただけ、まさに自分たちだけの世界です。
   途中少し道に迷うも無事下山、いわうちわの群落が美しく咲き私たちを祝福してるかのようでした。その日は桧枝岐村のキャンプ地でテント宿泊、夜はビールで乾杯!いつもの至福のひと時でした。
3日目は雨の予報、燧岳の予定でしたが桧枝岐村歌舞伎が行われる神社や温泉入浴、村の春の風景を十分に楽しみ、美味しいそばに舌鼓を打ち連休中でしたがさほどの混雑もなく帰王できました。

2014年5月3日~7日 双六~西鎌尾根~槍ヶ岳

【初めに】 2002年の5月連休に室堂~五色ヶ原~薬師~黒部五郎~双六まで単独ツェルト5泊で25kg背負い山スキー縦走した(鷲)ですが、槍ヶ岳は行けなかったので、2014年春オートルートを繋ぐ計画を実行しました。
計画では、新穂高温泉~双六冬季小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳~大喰岳→横尾本谷滑降~上高地の予定でしたが↓
5/2 今回も単独。新宿前夜発23時の直行バスで岐阜県の新穂高温泉から入山。
5/3 夕立の為ホワイトアウト、弓折岳付近でツェルト泊。
5/4 双六の冬季開放小屋に登るも西鎌尾根へは時間切れ、晴天なのに小屋泊まり。
5/5 吹雪なので停滞。予備日を使う。
5/6 早朝まだ風強いなか、きわどい西鎌尾根をピッケルアイゼン信頼し命を預け槍ヶ岳山荘へ。12時間行動。
5/7 本日は平日。スキー滑走面故障の為、無理せず槍沢を滑降。小梨平で入浴のち上高地からバス電車で下山。
【感想】 単独なので覚悟して挑戦したが、西鎌尾根は山スキーの日本オートルートでは難関です。
天候によりナイフリッジとなる稜線や新雪時の急斜面トラバースなど、パーティ同士ロープ結索が必要な箇所が出てきます。
今回は、ショートスキーにアルミスコップや高価な乾燥牛飯アルファ米などで軽量化を図るが無線機やビーコン等でどうしても荷は15kgを超えてました。
長いスキー板を駆使して、立山から槍まで通しで出来る人は真に熟達者です。
今回無事に下山出来て家族、山の会、勤務先等との繋がり、日常に改めて感謝するのでした。
【記 washi】

2014年5月4日(日)晴れ
弓折岳過ぎ2600m付近
尾根上の雪裂け目に前夜
ツェルト泊
新穂高温泉方面を振返ると
昨日の夕立で行動中止の
テント跡が見えます。
槍ヶ岳へ延びる
西鎌尾根 (行けるのかぁ~)(傾斜は見た目程ではないが)5/4 晴天で稜線を辿る2名
パーティが遠く望めた
双六の冬季開放小屋床は鉄板が敷いてある本日はここまで (14人位泊まり)

5/5 は吹雪で停滞 (18人位泊まり)
5/6 連休最終日
小屋を 5:30に出発昨日吹雪の風が残り
南西から北東へ雲海が
西鎌尾根を超えて行きます
稜線は新雪で尖っていますが
春なので雪質は安定していますでも恐ろしや、ピッケル アイゼンに
今回ほど助けられ
命預けた事はありません
5/6 9:05振り返ると
天候良くなってきました
5/6 10:08硫黄乗越
5/6 14:10千丈乗越
トラバース誤り!
✖地点では、16:20本来左の千丈沢側で
槍の肩へ登り詰めるところを、
右側の槍ヶ岳山荘の基部へと
直上してしまいました
5/6 17:30槍の穂先槍ヶ岳山荘 やっと到着本日は素泊まり
5/7 7:40本日は平日です西鎌尾根を振返る右奥は薬師岳
下山日3080mの槍の肩から
槍沢ロッジ 1820mまで
薄い新雪で安定した雪面を
快適にスキー滑降できました
2014年 平成26年 5月7日(水)槍の穂先をバックに
(washi)
 

 

残雪の穂高周辺に遊ぶ!

5月の北アルプス残雪期は豊富な雪に伴う雪上技術を駆使しながらも、雄大な展望はもちろん残雪期しか歩けないワクワク感などその魅力は多い。過去白馬岳周辺、鹿島槍ヶ岳周辺などやはり多くなってしまう。しかし5月連休の山と山小屋、あの混雑だけはどうしても避けたいと連休前半に穂高周辺、後半はさほど混まない?であろう会津駒ヶ岳周辺とした。前半は天候にも恵まれ山も小屋も全くガラガラであり、横尾本谷は私たちだけの世界になった。

 4月25日午後9時八王子を出発、中央高速にて
走り松本インターより風穴道の駅にてテント仮眠し、
翌朝沢渡にて駐車タクシーにて上高地入りとなった
。料金4000円で快適だ。予想通り静かな上高地バ
スターミナル。
   
   横尾まで順調に足を進め、残雪の山々が心を踊ろさせます。
   
   横尾本谷よりは豊富な残雪に導かれ、涸沢への導かれる。
通常本谷橋より左に入り本谷を右に見ながら登るが豊富な
残雪が谷を埋め尽くしています。前方に涸沢ヒュッテが見え
奥穂から前穂高北尾根の稜線が素晴らしい
   
  早速涸沢ヒュッテ自慢の生ビールとおでんにて入山を喜び
周辺の山々を十分に堪能します。テント数30張程度で例
年並みとみる。ヒュッテの宿泊数は20数人でガラガラだ。
ヒュッテオープン初日ということで小屋の人から御礼の挨
拶があり、お酒、ビールが振舞われた。もちろんごらんの
とおりおかずは豪華だ。
   
   予想通り天候は快晴、申し分ない。当初北穂高岳登頂を予
定していたが一昨日の雪、そして数か所の雪崩後、山頂直
下の急峻な雪壁、北穂高を目指しているのは10数人だ。奥
穂方面がほとんとだ、私たちも安全をとって涸沢岳登頂にす
   
   だだっ広い涸沢カールのなかゆっくりと登るが快適な登行
   
   奥穂岳方面登頂者は当然だがほとんどがヘルメット着用だ。
やはり若い人が多いだろうか、下山にはロープ使用のパ―
ティもいる。「ラーク(落)-、ラーク!!」の声が頻繁に聞こ
える。不安定なのだ。
   慎重に行き、涸沢岳登頂。眼前の北穂高より槍ヶ岳などま
さに雪の穂高方面は魅力いっぱいだ。しばし展望を楽しむ。
   
   コルからは登った反対側のアズキ沢より下山、急斜面での
安全下降の様々な仕方を練習しながら下山、途中尻制動を
含めて再びヒュッテにて生ビール乾杯! 日差しがなくなる
とあっという間に寒くなりヒュッテにてのんびり過ごした。。
3日目、今日は横尾本谷の最上部に入るべく早出とする
   横尾本谷出会いちょっと手前より横尾本谷を見る。右尾根
が横尾尾根、北穂高は左側だ
   
  本谷出会いにはロープが張られており、×印、入るのは私た
ちだけだ。もちろんトレースはない。 雪崩後「デブリ」はある
が雪は安定しているはずだ。この沢、この付近は私が入会2
年目の5月春山合宿、1月冬山合宿に入山したところで思い
出深い場所、もう40数年前のことだ。この時のメンバーは今
でもOB会として付き合っており年に数回、山に行ったり飲み
会を楽しんでいます。  出会いより約3時間、最上部のカー
ルまで入った。私たちだけの世界だ!素晴らしい!コーヒー
を飲み雪山の世界に十分に浸ることができました。
  ガラガラの横尾、徳澤、明神と一休みしながら3日間を振り
返り、天候と仲間に恵まれながら、そして予想通り予定通り
の行動できたことに感謝し穂高の山々を振り返りました。後
半の会津駒ヶ岳周辺の山行を再び楽しむべく上高地を後に
し、入浴後全く混雑のない中央道を走り、予定通りの時間
で帰王しました。   山行係  熊谷  博