山に行って来ました2019

2019年

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2019年1月

★山行:だれでも参加OK


[ 1月4~6日 ](前夜発) 北ア 横尾~蝶ヶ岳 

参加者:元木(係)鷲林、浅岡



雪が吹き飛ばされた稜線の風景


 ●コメント  4日は快晴で気温もそれほど低くなく、ハイペースで横尾の中信森林管理署冬季避難小屋に着く。しかし、蝶ヶ岳を目指した5日は、夜半頃から雪が降り続き、小雪の舞う中を出発する。冬季避難小屋から稜線までは1,000m以上の直登、全く平地も無い。急登の連続と降雪でトレースも消えかかり、思うように進まない。森林限界を過ぎると雪混じりの猛烈な横風に見舞われる。何とか稜線までは出たものの、風速25mを超える烈風が吹き荒れ、雪が視界を遮り、極めて危険な状況である上、引き返すタイムリミットも迫り撤退を決断し横尾の避難小屋に引き返しました。せっかくの正月休みだと言うのに、悪天候もあってか登山者は我々以外に2バーディーと単独者だけでした。 極寒と疲労との闘いではありましたが、厳冬期の厳しい山と対峙することが出来、色々と収穫の多い山行であった。 元木 記

[ 1月5日 ] 北八ヶ岳 縞枯山~茶臼山

参加者:矢崎(係)平、知見



縞枯山荘前で


●コメント ロープウェイに乗り、一気に2200mの山頂駅を目指すも天候が芳しくない。山頂に近づくほど視界が悪化、雪もチラついている。到着後、早速アイゼン装着。初めての12本爪アイゼン、若干緊張。矢崎さんの軽くステッピングの講習ありスタート。意外に歩きやすく、順調に歩を進めると間もなく雨池峠。ここから縞枯山を目指すが直登の急登、正月気分を吹き飛ばす汗が吹き出る。程なく山頂に到着、展望台を目指すが相変わらずの天候。さっさと次の茶臼山を目指し下り、また登り返すと茶臼山に到着。ここで風を避け木陰で昼食、温かいカップラーメンで生き返る。この後次の展望台へと進むが相変わらずの天候に加え、強風。平さんが飛びそう。悪天候の為コースを変更、五辻へショ―トカットするコースをとる。間もなく山頂駅という所で天候が回復、雪の八ヶ岳が美しい!今回天候には恵まれなかったが初めてのプチ雪山山行は収穫大!気分爽快なニューイヤー山行であった。 知見 記

[ 1月6日 ] 丹沢 大山 

参加者:相原(係)、渡邉、山下日、占部、市村、岡田



大山山頂で (寒そうですねぇ)


●コメント 年末から連日晴天が続いたというのに、この日に限って朝から曇り空。(しかも、翌日も翌々日も晴れ。)時々粉雪が舞うなかでの「大山詣で」でした。御利益もきっと大きいに違いない。天候のせいか、ヤビツ峠行きのバスは空いていて、全員が座われた。  登山口から1時間半の登りで、山頂に到着。あいにく視界はゼロで、富士山・相模湾はおろか、麓の街も見えない。阿夫利神社奥社で安全祈願の後、屋根のある休憩所で昼食、そして記念撮影。そこから階段の道を下って見晴台に向かう。途中、麓の街が一瞬見えた。その後、にぎわう阿夫利神社下社から女坂を降りてケーブル下に到着した  この大山は八王子で言えば高尾山。子供も多く、また、朝飯前に登り下りする人もいる、地元に親しまれている山であった。名物の豆腐料理を肴にビールで乾杯、そして銘々好みのお酒を一杯。楽しいひとときを過ごした。(その後は、バス、小田急、横浜線、その他、乗りついでの帰宅となったので、酒量を控えたのは正解であった!) 渡邉 記

[ 1月12日 ] 新春山話会 

参加者:山下正・矢崎(係)熊谷、渡邉、山下日、鷲林、前波、鈴木國、元木、小柴、市村、木内、福田、井上、秋山、小寺、田川、間普、相原、知見、内藤、NN、青栁、岡田、西片



『乾杯・・・!』


●コメント 恒例の新春山話会を参加者26名にて行った。   今年初めの山話会に続き、懇親会。美味しいお料理やお酒に、皆さん大変打ち解けて今年の山行の抱負などを語り合った。その後抽選会で頂いた景品を片手に壇上で今年の目標などを発表、終始にぎやかに新年の宴を満喫した。    今年1年楽しい山行を安全に行えますように!!!             矢崎 記

[ 1月13日 ] 守屋山

参加者:和唐、他1名
●コメント 雪があって展望の良いところに行きたくて、守屋山を選んだ。杖突峠まで車で行き、峠の茶屋の少し先の工事現場のような広場に登山者が車を止めているので、ここでいいのかと聞くと僕も守屋山に行くとのこと。  車を停め、身支度して出発する。キャンプ場までは林道が伸びているが、ショートカットするように登山道がついている。キャンプ場からは雪があり、オーストラリヤ人の連れは大喜び。彼の住まいはブリスベンで、暑く、雪は降らないらしい。山頂からは雪のついた北、中央、南アルプス、八ヶ岳、御嶽山が眺められた。ブリスベンの連れは感激して写真を撮りまくり、双眼鏡で昼を食べるのを忘れるくらい周囲を見渡していた。東峰から西峰の間の稜線も木々に霧氷が付いていてきれいだった。  守屋山は登山口から2時間くらいで登れ、展望も良いので冬にはお薦めの山だ。今回は少ししか見られなかったが、運が良ければ登山口からの落葉松の林の霧氷もきれいだそうです。和唐 記

[ 1月14日 ] 奥武蔵 丸山 

参加者:山下日(係)鈴木國、秋山、井上、田川、知見、岡田



丸山山頂にて


●コメント 丸山は県立公園内にあり、登山道等よく整備しており登りやすいコースだった。今回は芦ヶ久保駅を起点として丸山の頂上を踏んで大野峠を経由し、芦ヶ久保駅に戻る易しい登山だった。また頂上ではおでん料理をみんなで一緒に鍋を囲み楽しい山行でした。  山下日 記

[ 1月20日 ]新春山行 城山~発端丈山~三津浜へ

参加者:元木(係)相原・高橋(SL)熊谷、和唐、市村、井上、矢崎、青野、田川、知見、内藤、峯、nn、青栁、岡田、武井、島田、鈴木美



城山山頂で


●コメント 天気予報通り西に向かうとともに雨がポツポツと降り出した。   今日行く山は富士山の眺望が素晴らしいと聞いているので、是非とも晴れて欲しい。降ったり止んだりと、はっきりしない天気の中を歩き出す。緩やかな登りが続き、正月でなまった体にはありがたい。  まず着いた山頂は城山(じょうやま)、大仁の町がよく見渡せた。遠くには伊豆や箱根の山々が見えた。次に目指す発端丈山(ほったんじょうざん)までは、ほぼ水平で気持ちのいい道を歩いていく。途中で寄った益山寺の銀杏と楓の巨木には圧倒された。どちらの木ものびのびと枝を広げていた。  発端丈山の山頂は風が強く、西側に拡がる駿河湾もぼんやりとしていて視界もなく、早々に下山した。晴れていれば、どんな景色が見れたのだろう。雨で滑りやすくなった急な登山道を、滑らないように気を付けながら下った。下山後も歴史のある旅館の温泉やおいしい浜焼き・・・と盛りだくさんだった。天気には恵まれなかったが、充実した山行だった。 内藤 記

[ 1月20日 ] 秩父34箇所観音霊場2/7回(12~23番)

参加者:木内(係)渡邊、福田、他1名
●コメント 風も無く良い天気に恵まれ今回は12番~23番を回って来ました。今回の札所は比較的街の中に点在しているので有名な秩父神社に詣でたり、昔の商人宿だった建物を利用した物産館に寄ったり、秩父名物のお饅頭を食べたり、造り酒屋に寄ったりと観光を楽しみながらの札所巡りです。昔織物で栄えた秩父の町並みは雰囲気のある風情ある良いところです。どのお寺も綺麗に整備されたお庭あり春には花を楽しみながら訪れる人が多いということです。 木内 記

[ 1月26日 ] 生藤山

生籐山桂の木


参加者:平(係)木内、田川
●コメント 上野原からバスで井戸まで行き下車。軍刀利神社登山口から三国山を経て生籐山に向かう。軍刀利神社の奥の院にある大桂の大木は圧倒的な存在感がある。この木の根元から冷たい清水が絶えることなく湧き出ているのだそうで枯れる時がないという。1時間もかからず三国山を経て生籐山到着。風もなく真っ青な空。雄大な富士山の絶景。空気は冷たく澄んでいる。お昼にするには早すぎるので一休みして出発。右手に富士山を見ながら気持ち良い峰歩きが続く。連行山で田川さんが用意してくだっさたスープ鍋を囲みながら昼食をいただく。その後、醍醐丸へとアップダウンを繰り返し和田峠に下る。午前中はあんなに良い天気だったのが陣馬高原下では雪がパラパラと降って来た。途中2組のハイカーにお会いした位の静かな冬山山行でした。 木内 記

[ 1月27日 ] 川苔山

凍結した百尋の滝


参加者:相原(係)市村、長谷川、nn
●コメント 百尋の滝の氷瀑を見に川苔山へ行ってきた。奥多摩駅近くの氷川キャンプ場の駐車場が、冬季は無料だということを聞き車で向かった。奥多摩駅で電車組と合流をして、臨時バスで登山口へ。百尋の滝は、7.8割しか凍ってなく少し残念だった。   最近は暖冬のせいか、全面凍ることが少ないようだ。そこから山頂までは急登もあり、なかなかの登りごたえだった。今回で3回目の登頂だが、初めて登った時は「しばらく登りたくない山」にノミネートしたのを思い出した。でも、山頂からの眺めは開放的でとても良い。帰りは、鳩ノ巣駅まで降りて奥多摩駅まで戻り、近くのもえぎの湯で汗をながして帰った。今日も良い山行だった。 nn 記

[ 1月31日 ] (前夜発) 三原山

参加者:山下正(係)渡邉、占部、井上、秋山
●コメント 前夜竹芝桟橋を22:00出航。沖合にでると風が強く、予定の大島港ではなく、岡田港に着。小雨のなか三原山山頂口御神火茶屋を出発。噴火した際に流れ出た溶岩の小高い丘やいくつかの避難壕や1986年溶岩流先端部を眺めながらジグザクに登っていく。スコリアというやせた砂利のなかにもパイオニア的植物はたくましく育っていた。三原神社で安全祈願をし、一周コースを進むが辺りを覆うガスと強い風雨の為中止し、「火孔」と呼ばれる火口まで行ってみる。今回は天気に恵まれず残念でしたが、次回は日本で唯一砂漠とされている「裏砂漠」も歩いてみたい。 山下正 記





2019年2月

★山行:だれでも参加OK


[ 2月2日 ] 秩父34箇所観音霊場巡り24番~30番

参加者:木内(係)渡邊、福田、他1名



27番 橋立堂


●コメント 前回23番の音楽堂の続きから始めるため秩父公園橋バス停までタクシーで行き24番法泉寺をめざしました。前日の雪で武甲山や山並が雪化粧です。26番円融寺奥の院岩井堂は武甲山をまじかに見る山の頂上にあり岩にへばりつくようで京都清水寺を思わせるようなお堂でした。そのまま尾根づたいには27番大淵寺の「護国観音」があります。全長16mの巨大な観音像です。これが戦前のお像と知って驚きです。   今回は30番法雲寺まで巡りましたがいよいよ終盤の山の中のお寺巡りに入ります。    木内 記

[ 2月3日 ]高尾山 節分会

参加者:山下正(係)相原、岡田、nn



高尾山 薬王院 節分会


●コメント八王子に住んでいるなら一度は訪れたい「高尾山薬王院の節分会」。でも仕事柄、節分の日は絶対仕事を休めない・・・。ところが今年は日曜日ということで、計画を立ててもらい参加した。日影バス停から東尾根を通り、城山を目指した。電柱に記された「6」という文字と看板を目印に川を横切り、急登を行く。知る人ぞ知る山道なのか、日陰バス停で数人降りたが、私たち以外登る人は誰もいない。しっかりと踏み跡はあるが、道標もない。高尾山へ向かうのにこんな素敵な道があったのには、驚いた。城山で少し早めのお昼を食べて、山頂や紅葉台は巻き道を利用して薬王院へ向かう。13時半の豆まきには、十分間に合った。ゲストとして北島ファミリーや八王子車人形の方々などが豆をまいてくれた。他の参拝者に負けないように「下さ~い」と声をあげて、沢山福豆をもらった。今年もこの豆を食べて健康に過ごしたい。 nn 記

[ 2月5日 ] 高尾山

参加者:間普(係)



城山から


●コメント 仕事の関係で約4か月ぶりの山行になってしまいましたので、今回はリハビリを兼ねて軽く登って来ました。久々にヘッドランプを付けて高尾山を登る。当然誰にも会わずであったが山頂には3人程いました。ゆっくりと登ったので稲荷山コースで1時間10分もかかりましたが、そのお陰で山頂では休まずそのまま城山まで行ったので、何時もと大体同タイムになりました。景信山から先はさすがに高尾山。平日の早朝にもかかわらず何人もの登山者に会いました。本来なら陣馬山を目指すのですが、今回は奈良子峠から奈良子尾根を下り藤野駅へ出ました。奈良子尾根は栃谷尾根や一ノ尾尾根等と比べると人があまり歩いていない感じです。たまにザレていたり、落ち葉が多っかたりで、下山には滑りやすいところがあるので一応注意が必要です。それほど体力的には落ちていないようなので先ずは一安心です。天気はいまいちでしたが、平日の静かな山行を楽しみました。 間普 記

[ 2月7日 ] 権現山

参加者:青野(係)山下日、和唐、鈴木、井上、相原、岡田



権現山


●コメント 冬晴れの雲一つない登山日和で期待した雪もなく一日歩いてきた。    初戸でバスを降りて雨降山の北面を小さなジグザグを繰り返しながら登って行く。汗もかかずに雨降山に到着。権現山へは稜線歩きで富士山が良く見えていた。山頂での昼食を済ませて下山開始。雨降山を再度通過して用竹を目指して下った。下りの方が上りよりも時間がかかったみたいだ。今回のもう一つの目的である長寿村を訪れてビールで乾杯して上野原駅へ向かった。  山下日 記

[ 2月10~11日 ] 雲取山

参加者:平(係)田川、知見



雲取山 山頂で


●コメント 去年と日程もコースも同じだが、参加人数が少ないので、自炊は朝のみにして荷を軽くした。天気が良く富士山も綺麗だ。雪も少なく、雲取山までアイゼンなし でいけた。南アルプスも綺麗だ。三連休からかすれ違う登山者も多い。山頂からは急な下り、さすがにアイゼンを付ける。予定より少し早めに雲取山荘に着く。 とりあえず好みのお酒で喉を潤す。  翌日は朝から小雪がちらつく中、支度を済ませた、平さんと田川は山荘前で若い女性に写真を撮ってもらう。「ご家族です か?いいですねー」「そうなんです。娘なんですよ。お父さんはまだ中で支度してます」と会話を楽しむ。だんだん雲がとれて青空ものぞく。山荘からはアップ ダウンを繰り返し足がパンパンになった頃に霧藻ケ小屋到着。去年は無人でしたが、優しい管理人さんが「よく降りて来たねー。お疲れ様」とねぎらいの声をかけ てくれる。「この下りは事故が多いんだ」と。「ちゃんとした装備の人を見ると安心するよ」「八王子か、どこの山に行くのも便利だ。どんどん行きなさいね」 「はーい」。お天気も良く雪も会話も楽しんだ山行でした。   田川 記

[ 2月10日 ] 八王子城跡~夕焼け小焼けふれあいの里

参加者:相原(係)長谷川



富士見台からの展望


●コメント 東京に雪が降り、今年初の雪山歩きを期待して軽ハイキングに向かった。好天で絶好の登山日和、満員のハイカーを乗せた2台の小仏行きを見送って、我々はガラガラの八王子城跡行きバスに乗った。登り口に着くと雪は1~2cm程度で地面が見えていた。30分程で城山(本丸跡)。詰城を過ぎ富士見台で小休憩する。雪を被った富士山がくっきりと見えていた。そこから少し下って狐塚峠に登り返し、さらにアップダウンを繰り返し、杉の丸を越えて黒ドッケに到着した。昼食後、冷たい風が吹き始め寒いので早々と下山開始。1時間程で夕焼け小焼けふれあいの里に着いた。園内の夕焼小焼館で中村雨紅(童謡「夕焼小焼」の作詞者)の展示や前田真三(北海道の美瑛・上富良野の風景を見出した写真家)の写真ギャラリーを鑑賞してから帰途についた。 相原 記

[ 2月17日 ] 蓼科山

参加者:元木 (係)青野・高橋(SL)熊谷、市村、平、田川、相原、長谷川、知見、峯、nn、武井、島田、鈴木美



山頂にて


●コメント 天気は快晴、バスの中から美しい山々が見え今日の山行を期待する。登山口前の駐車場は車でいっぱい、初めからアイゼンを装着し入山。今回雪山が始めての新入会員もおり、皆で装備をチェックした。入山後からしばらくして急登が続く。雪の状態は締まっていてなかなか良い。急登が終わりやれやれ…と思った矢先また急登、かなりの傾斜だ。2回目の急登が終わり、ようやく山頂に着く。風を遮るものもなく冷たい風が身体に当たる。下山はゴンドラ駅側に向かった。山頂直下は傾斜がきつく、転ばないようアイゼンワークを慎重に。それからはなだらかな下り坂。落ち着いた所で早朝山本さんが用意してくださった会のスノーシューやカンジキを使い歩行練習をした。全体的に暖冬の影響で雪が少なかったものの、雪を存分に楽しめた山行であった。 平 記

[ 2月19日 ] 高畑山~倉岳山

参加者:間普(係)

●コメント 天気は芳しくないが夕方まで大丈夫と判断し出発。登山口までのアプローチがやや長いが地元の人が「おはようございます」と声をかけてくれる。気持ちの良い朝である。高畑山は途中までが思ったより道が荒れていたが、危険な場所も無くまずはサクッと頂上に到着。もちろんここまで誰にも会わない。続いて倉岳山に向かう。最後の登りはちょっときつかったがこちらも無事到着。時折冷たい風が吹きかなり寒い。倉岳山山頂からはしばらく急坂を下るが、ここが結構滑りやすく慎重に下った。立野峠からは結構道が荒れており、雨も落ちてきた。梁川駅に着く頃には雨も本降りになったが、本当に静かな山行となりまずまず楽しめた。 間普 記

[ 2月21日 ] 名倉金剛山

参加者:山下日(係)前波、鈴木、岡田



名倉金剛山


●コメント 八王子から近くて駅から直ぐ登れる藤野15名山の名倉金剛山に登ってきた。 低山歩きだがピークを4峰(古峯山、一本松山、名倉金剛山、高倉山)征服。山頂ではオデン鍋を囲んで周辺の山々(陣馬山、権現山、御正体山等)を見ながら楽しい時間を過ごした。藤野芸術の村を辿るのもいい散策の道だ。  山下日 記

[ 2月23~24日 ] 平標山 山スキー

参加者:鷲林(係)山下正、長谷川

●コメント 平標山登山口から別荘地の最終家屋まで道路が除雪されていた。橋を越えた先から林道を離れ、ヤカイ沢に入る。しばらく緩い斜面が続くなか左前方にずっとヤカイ沢ルートが見える。今日はあそこを滑るのと思うと心が弾む。樹林帯を進むと少し急な斜面になる。凍った悪雪にしっかりシールを押し付けたり、エッジを利かせたりと小尾根稜線手前で休憩をとる。雪が飛ばされカリカリのエリアはクトーの助けをかり20名程の登山者のいる山頂へ。大展望を満喫し、吸い込まれそうな斜面にむけてドロップアウト。何度かターンを重ねると新雪が現れる。まっさらな斜面に各々のシュプールを描く。気温が上がり標高を下げると重たい雪に苦労したが、樹林帯の木々をかわしながら林道まで滑る。前日のGALA湯沢でのレッスンの賜物で足並みが揃った気持ちの良い山滑走で係に大感謝です。 山下正 記

[ 2月23~24日 ] 八ヶ岳 赤岳

参加者:占部(係)星

●コメント 2/23 美濃戸駐車場より歩く。雪が無く林道はバンバンに凍っている。赤岳鉱泉小屋前に着きテントを張る。テント場は30張り位あった。アイスキャンデイでは20人位がクライミング楽しんでいる。 2/24 テントより登山道は凍っていてアイゼンを履いて出発する。頂上直前の岩場も雪がなく凍っていて登りずらかった。10時に赤岳頂上に着き、嬉しかった。快晴の中、阿弥陀岳、蓼科山、南アルプスと360度の展望が楽しめた。 占部 記

[ 2月24日 ] 赤城山 駒ヶ岳 雪山研修

参加者:熊谷(係)平、矢崎、田川、浅岡、知見

●コメント 快晴の空の下、今年初めての雪上研修を実施した。大沼赤城神社近くの駐車場からまずは駒ケ岳山頂に向かう一般道を登る、500mほど登ったところで一般道を離れ左方向の斜面をトラバース。今年は雪が少ないが、雪上研修ができそうな場所に移動する。一同アイゼン、ハーネススリング、カナビラ、ヘルメット、ピッケルを準備。早速急斜面を安全に下りるためのランニングビレー設置の訓練。トップの方のビレーの仕方では一同苦戦するも、ムンターでビレーできるよとの会長の言葉に納得。その後中間支点のクローブヒッチをとり、一同急斜面を下りる。最後の人のロープ回収やその人へのビレーの仕方など習得した。滑落者のロープでの引き上げ方法なども訓練した。その後更に急斜面をトラバースしたが、雪の無い斜面をアイゼン、ピッケル、その他ギヤを装着したまま移動は緊張した。その後ロープを使い、トップロープで下降訓練、一部メンバーは懸垂下降で降りる。滑落停止訓練も時間をかけて行い、有意義な雪上研修を終了した。 矢崎 記

[ 2月24日 ] 生藤山~浅間嶺~払沢ノ滝

参加者:相原(係)井上、高橋

●コメント JR上野原駅より始発のバスで井戸へ行きました。18キロを歩いて見たくて浅間峠から上川乗・浅間嶺への道は魅力的などんどんと歩く挑戦です。生藤山は桜の花の時期は賑やかでしょうが、冬の低山は人が少なく静かで富士山もはっきりとした姿を見せてくれて綺麗です。生藤山・笹尾根・浅間尾根・浅間嶺・払沢の滝の往復で7~8時間のコースをタイムスケジュールに合わせて歩くことに専念して払沢の滝に着きました。観光地で有名な豆腐店は、17時に閉店するので豆腐や豆乳も飲めて達成感一杯です。 高橋 記





2019年3月

★山行:だれでも参加OK


[ 3月2日 ]秩父34箇所観音霊場 33番・34番

参加者:木内(係)渡邊、福田、他1名
●コメント 松井田のバス停から赤平川に沿って田舎道を行くと33番菊水寺がある。本堂は土間になっており欄間の立派さが目に付く。本尊は聖観世音菩薩、室町時代の作。境内は広く私たちも一息。その後、道の駅「龍勢会館」に寄り、地元の特産品を見たり買ったりし、次の34番水潜寺に向かう。札立峠を越え歩くこと2時間余り。この札所は秩父34箇所観音霊場、日本百観霊場の結願寺として巡礼者が打ち留め札と笈摺を納める寺です。観音堂は1828年の建築。本尊は室町時代の作と伝えられる千手観音菩薩です。寺名の起こりの水くぐの岩屋があり、巡礼を終えた人々はこの岩屋をくぐって身を清め、俗世の生活に帰ったと言われています。私たちの秩父巡礼もここ水潜寺で終わり。天気に恵まれ、皆一緒に満願成就出来たのがとても嬉しく心に残る札所巡りでした。 木内 記

[ 3月2~3日 ] 八岳連雪山懇親会、谷川岳周辺

参加者:熊谷、山下正、井上、矢崎、田川、その他八岳連会員

●コメント 2/23 恒例の八岳連雪山懇親会。今年は谷川岳周辺で山スキー、ゲレンデスキー、スノーシューに分かれて実施した。朝6:30八王子駅南口を出発。谷川岳ロープウェイ駅まで。そこから天神平スキー場まで移動。ここから各班が別行動になる。私はスノーシューで天神尾根を登る。まずは急な斜面をクランポンを効かせながら登るが、なかなか上手く進まない。それでも最初の急登を登りきる頃には皆、スノーシューに慣れてきて笑顔もこぼれるようになった。前方には谷川岳の主峰「トマの耳」、「オキの耳」が。後方には遠く上州武尊の剣が峰のツンと空を突く姿が望め一同歓声を上げる。この日は2時間ほど登り引き返した。今年は各山雪が少ないようだが、ここ谷川岳にはたっぷりの雪があり楽しんだ。 そして夜は、大宴会で盛り上がった。特に二次会では、他会の若い方々などとお話でき、とても楽しかった。また大勢の方の名前を覚える事ができたのもとても良かった。 2日目のスノーシュー班は旅館近くにある奈良俣ダムに向かう。スノーシューは持たずダムまで行く。前方に至仏山がデンと構えている。その後ダムの横からバージンスノーの上を膝まで潜らせながら下りる。中々楽しい経験で、初めは不安がっていたメンバーも最後はニコニコ顔になっていた。その後宿まで戻り、美味しいコーヒーを頂く。山スキー、ゲレンデスキー班もたっぷりの雪と素晴らしいコースに満足したとの事。この2日間を通して、他の会の方々ととても仲良くなり、楽しい時間を共有できた。来年は皆さん、是非参加されることをお勧めします。 矢崎 記

[ 3月5日 ]牛奥ノ雁ヶ腹摺山

参加者:間普(係)



一面真っ白


●コメント 前日、前々日と平地で雨だった為、雪山を期待して出発。ずずらん昆虫館(ペンションすずらん)に車を停め、ご主人にご挨拶をして登山開始。最初から雪はあるが、アイゼンを履く程ではない。しばらくして、鹿避けの柵までくると踝くらいまで積雪があるのでアイゼンを履く。ここまでは順調。しかし、1600mを過ぎる頃から膝下までの積雪となり、思った以上の深さとなる。深夜まで降っていた新雪である上に、平日の朝、当然誰も山に入っていないので一人でラッセル状態。さすがに疲労困憊。しかも一面真っ白なので地図とコンパス、及びGPSで頻繁に位置を確認しながら登る。山頂直下まで来た時にはすでに予定より1時間以上超過。本来であれば、小金沢山から大菩薩峠、雷岩を経て下山予定だったが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山ピストンに切り替える。ところが、休憩している間にガスで全く周囲が見えなくなり、しばらくツェルトを張って避難。少し見えるようになったので、「今日はここで止めておけ」と山の神に言われているようで下山開始。今日はあえなく撤退となってしまったが、近場で雪山を独占状態で楽しむことができて良い一日を過ごせた。 間普 記

[ 3月8日 ]都留アルプス

参加者:山下日(係)前波、鈴木國



713m地点 風が強かったので陽だまりで休憩


●コメント 2017年に整備された新しいご当地アルプスです。山里歩きは登山口までが分かりづらくていつも気を遣うのですが、今回は都留市駅から随所に表示板があり間違うことはなかったです。発電所から歩き始めたが、道は標高が低いにも関わらずアップダウンが続き体力を使った。蟻山、白木山、長安寺山、天神山、古城山を縦走した。途中展望台から以前登った山々(三つ峠山、高川山、滝子山、御正体山等)が良く見えた。またミツマタの群生地もあり花は満開に咲いていた。下山した駅は東桂駅で都留市駅から5時間のハイキングだった。 山下日 記

[ 3月9日 ]槇寄山

参加者:相原(係)、渡邉



山頂にて


●コメント 9:00に新山王橋を出発し、10:42に日原峠に到着。道は比較的でなだらかであったが、さすがに峠を吹き抜ける風は冷たかった。ここから笹尾根を西に向かい、土俵岳、小棡峠を経て、12:10に丸山(1,098m)に到着し、昼食を取った。途中幾度か、富士山の眺望を楽しむことができた。 25分後に出発、この頃から他のハイカーにも出会うようになった。間近に三頭山、遠くに御前山、大岳山、そして雪を頂く雲取山が見て取れた。笛吹峠、数馬峠を経て西原峠に到達し、14;30に目的の槇寄山(1,188m)に到着した。ここで2組のパーティと出会い、記念写真を撮ってもらった。下山路は傾斜も比較的緩やかで、手を使うところもなく快適な道であったが、ところどころ落葉が深く堆積しているところがあり、その下に埋れ木(丸木)があったりして、踏みつけて転倒しそうになる事が多々あり、注意が必要であった。15:45に郷原バス停に到着し、歩いて「びりゅう館」に向かい、手打ちそばを食べて、本日の山行の打ち上げとした。 渡邉 記

[ 3月9日 ]藤野 高倉山~金剛山

参加者:矢崎(係)



山頂から見た大室山


●コメント 丁度この日、エアーポケットの様にすっぽり予定が空いてしまった。天気も素晴らしい。春の息吹を感じながら近場の山に登ってきた。藤野まで行き、そこから高倉山を目指す。ところが登山道が崩落の為通行止め、仕方なく一般舗装道の芸術の道を天神峠まで1時間半ほど歩く。天神峠からやっと登山道となり高倉山をピストンする。そして金剛山への急登にとりついた。30分ほどで山頂、ここで久しぶりにバーナーを出しインスタントラーメンを作る。その後、葛原神社(とずらはら)を経由して藤野に戻る。歩行時間4時間、終始春の温かい日差しを浴びてのんびり歩いた山行であった。ただ花粉症が酷くなったおまけはついたが。 矢崎 記

[ 3月16~17日 ]上信越 平標山~仙ノ山 雪山研修、テント泊山行

参加者:熊谷(係)鷲林、元木、矢崎、平、田川、nn



平標山 山頂で


●コメント 北ア唐松岳予定だったが低気圧接近で悪天の為急遽変更、多少の悪天を承知で行動できる平標山にした。 土曜日出発時は時折晴れ間ものぞいていたがヤカイ沢から尾根に取り付くあたりから降雪となり支尾根に出てテント設営の頃は一時猛烈な風雪だったが無事終了、夜は満天の星。 翌朝快晴の中平標山頂に立ち寒さと強風の中仙ノ倉山への稜線を行くが時間切れ、帰幕テント撤収下山時には、上部は再び雪、実りある研修で有った。 熊谷 記

[ 3月17日 ]槇寄山(日原峠~槇寄山~郷原)

参加者:相原(係)木内、福田、井上、秋山



槙寄山で


●コメント 槇寄山は三頭山の南側に位置する山です。上野原駅からバスで30分新山王橋で下車。棡原部落を通り登山道を登り1時間半余りで日原峠到着  朝方はとても良い天気でしたが予報では崩れるとの事なので少し心配しながら歩く。土俵岳辺りから雲が出始め小雪が舞い始める。ひどくならない事を祈りながら小棡峠、丸山と尾根歩きが続く。山道は良く整備されていて歩いていて気持ちが良い。丸山で昼食タイム。丁度雪が小ぶりになり良いタイミング。風はなく、そう寒くはない。その後笛吹峠、数馬峠辺りで本格的な雪になる。あたりの樹々に雪が薄く積りとても素敵な景色に皆歓声をあげる。途中出会ったハイカーは2名のみ。  目的の槇寄山に着くと三頭山方面からの大人数のパーティーに出会った。三頭山は膝までも雪が積もっているとの事。私たちは早々に下山。途中まで来るとすっかり天気が良く下の郷原は晴天。羽置の里びりゅう館でおそばを食べたり買い物したりし帰路のバスに乗った。  木内 記

[ 3月19日 ]浅間尾根登山口~陣馬高原下

参加者:間普(係)



こんな気持ちの良い所が随所にあります


●コメント 今日は久々に20km越え長距離を歩こうと思い、浅間尾根登山口から陣馬高原下までの尾根歩きを慣行しました。通常は皆さん浅間嶺に登るので、このルートはマイナールートです。しかしながら木々には説明書きが飾られ、標識も良く整備されていて、本当に感謝に堪えないルートでした。ピークハントが目的では無いので、スルー出来るところはまき道にしようと思いましたが、時間に余裕があったので登れるピークは全部登りました。お陰で、アップダウンの豊富な充実した山行をすることができました。このルートは新緑の頃に行くと、気持ち良い所が沢山あるので是非また新緑の頃に訪れてみようと思います。 間普 記

[ 3月21日 ]市道山~陣馬山 (笹平~陣馬高原下)

参加者:青野(係)相原、高橋



市道山にて

市道山山頂にて


●コメント 多摩の山は、沢山あり近くに山々がある事を本当に気軽に行けて感謝したいです。武蔵五日市駅からバスに乗り笹平で降り登山口に入りました。戸倉三山と呼ばれている一つですが誰もいない枯れた山道はもの寂しい感じです。長谷川恒男と言う耐久レースの第一人者のトレラン30キロが10日後開催されるのでトレランの人が練習していました。このコースを走るのかと思って醍醐丸に到着878メートルの八王子最高峰なのに眺望が期待外れのひっそりとしたベンチで休憩しました。陣馬山に寄り陣馬高原下のバス停で蕎麦を食べて帰路となりました。 バス停の蕎麦屋は、気になっていたのですが美味しくてびっくりしました。10割蕎麦は、ネットで予約する人気限定数の物でした。今度予約して10割蕎麦を食べたいと決めました。   高橋 記

[ 3月21日 ]ロープワーク研修

参加者:平(係)矢崎、田川、知見



長沼公園での研修風景


●コメント 多2月に行われた赤城山での雪上訓練を受け、ロープワークの復習をしたいと思い、都立長沼公園で研修を実践した。矢崎さんを中心に基本的なロープの結び方(エイトノット、ダブルフィッシャーマンズノット等)を繰り返し練習する。何回かやっただけでは習得出来ないので毎日の練習が必要だと感じた。次に難所を通り抜ける為のランニングビレイを復習。前回はセットしてもらったロープを頼りに通過するのみだったが、今回はセットと固定、回収とそれぞれ実践。最後は事故の多い懸垂下降の練習を平坦な地と少し傾斜のある所で行った。これらのワークは危険地帯を安全に通過する為の技術であるが、まずは平地でしっかりと学び、習得して初めて実践の場へと行くステップでないと大きな事故を招きかねない。それを皆で痛感した研修となりました・・。平 記

[ 3月24日 ] 入笠山 雪山ハイク

参加者:元木(係) 青野・田川(SL) 市村、秋山、高橋、峯、西中、青柳



     快晴の山頂で


●コメント  積雪期山を歩こうとの目的での山行でした。  バスで沢入登山口に到着、あまり雪もなくアイゼン装着することなく約2時間で入笠山に到着した。  頂上は360°のパノラマでアルプスを望み、冷たい風の歓迎を受け早々に下山する。下山ルートは登山者が少ないため雪が深く、雪にスポスポまみれながら正規ルートを通らずに首切り清水~大阿原湿原近くまで行き昼食にする。昼食後は湿原周辺を散策し、それからアスファルトの山道を2時間かけて沢入登山口まで下る。道路が凍っていて転倒者も出てきたため、途中でアイゼン装着したが、早めのアイゼン装着が必要と思われました。 天候に恵まれ積雪の時期の山を愛で、アイゼンのパワーを感じた山行でした。 市村 記

[ 3月25日 ] 黒ドッケ~堂所山~陣馬山

参加者:相原(係)



黒ドッケ


●コメント 陣馬高原下行きバスで夕焼小焼バス停で降りる。夕焼け小焼けふれあい里に入園し、かたくりの丘に登った。花はところどころに数株だけで、まだ早いようだった。ふれあいの道より登山開始。先月に下山したときと同タイムで黒ドッケに登り着く。大嵐山、三本松山とアップダウンを繰り返してから関場峠に下り、登り返して堂所山に向かう。思った以上の長い登りの果て、山頂標識にたどり着く。陣馬山へは巻き道を通らずに行く。山頂からは、奥多摩方面の山がよく見えた。丹沢も見える。富士山は、春霞のためか空が白いためか、はっきりとは見えない。下山は清水茶屋の横を通り、一ノ尾根から和田に向かう。突然、ドドドっと羽ばたく音が聞こえ、橙色で尾長の鳥(キジまたはキジバト?)が谷側へ逃げて行った。道は秋に比べ落ち葉が少なく判り易い。花が溢れる和田の里に着いたとき、近くの家から小さな女の子が出てきて挨拶してくれた。  相原 記

[ 3月28日 ] 南高尾山稜~景信山

参加者:相原(係)



中沢山の観音像


●コメント 高尾山口駅から甲州街道に出て、割烹橋本屋の脇から登山開始する。四辻に上がり稜線を進んで草戸山に着き小休止。眼下には城山湖が広がっている。三沢峠に向けて下ってから、泰光寺山を越え、西山峠を過ぎて行く。やがて、左下に津久井湖を見ながらのトラバースになる。途中にツツジが一株咲いていて、山桜の花も見られた。中沢山山頂には観音像が建っていた。さらに進んでコンピラ山を越え大洞山に着いて昼食にした。ここからは、スミレを見つけながら大垂水峠への下りになる。大垂水峠橋を渡ってから、二度の急登を経て、ようやく小仏城山に着いた。茶屋は開いていない。少し休んで最後のピーク景信山に向かう。景信山は閑散としていた。二人去って二人やって来た。まもなく、小仏に向けて下山した。    相原 記

[ 3月31日 ] 丹沢表尾根(ヤビツ峠~塔ノ岳~大倉)

参加者:相原(係)



塔ノ岳山頂で


●コメント  丹沢通の先輩から3月は融雪で泥道になると聞き、スパッツを付け軽アイゼン用意して出発する。ヤビツ峠から二ノ塔までは急な登りが続いて汗が滴り落ちた。三ノ塔に着くと、ガスの切れ目から塔ノ岳へと続く稜線が望まれる。烏尾山を過ぎ、行者岳から冷たい鎖を掴んで下った。そこから新大日までは長い登りが続いて、その後は緩やかな稜線を進んで行く。やがて山小屋のある山頂が見えてくると、ひと登りで塔ノ岳に到着した。平地での天気予報は晴れだったが、山頂は曇っていて展望は無い。ちょうど昼時になり食事にした。大倉尾根の下山では、雨で濡れた木製の急な階段を滑らないように気をつけて下った。途中に道が崩れた所もあったが、安全に通過できるように階段で整備されていた。高度が下がるにつれて道は歩きやすくなり、やがて、大倉に着いた。登山道の状態も良く、快適なトレーニング山行を楽しむことができた。 相原 記

[ 3月31日 ]  丹沢 塔ノ岳

参加者:矢崎(係)田川、浅岡、知見

●コメント 2泊3日テント泊の八ヶ岳が中止となり、代替案として丹沢に行くことになりました。八ヶ岳山行では食事担当をまかされ、軽く、でも美味しくがいいと考え、乾燥キャベツ、ウィンナー、餅入りラーメン、と乾燥マッシュポテトとフランスパンのサンドイッチ、ラーメンはカレー味にチーズトッピングも考え、今回の丹沢で全部作ってみんなで食しました。大成功。田川の鼻は高尾山の天狗になりました。丹沢はヤビツ峠から急登をゼイゼイ。足どりが軽いのは浅岡さんだけ。お昼休憩の尊仏山荘手前の急登にゼイゼイからウーウー唸り、ようやく到着。頑張った甲斐があり、時間にも余裕ができ、先程記した食事を楽しみました。その頃ようやく富士山も顔を出し、暖かい日差しを浴びて、でも足は重く?あの長い長い大倉尾根をぼやきながら下ったのでした。 田川 記





2019年4月

★山行:だれでも参加OK


[ 4月2日 ]筑波山

参加者:間普(係)、渡邉、占部、山下正



男体山頂上にて


●コメント 今日はある意味、高尾山と性格が大変良く似ている筑波山へ春山ハイキングです。さすが北関東だけあって、風が吹くと結構寒い。前日夜雪が降ったらしく、木々には雪が残っていた。筑波山神社から迎場コース、おたつ石コースを登り、女体山、男体山山頂を目指す。それにしても行けども行けども、ずっと石段の道である。迎場コースはゆるやかな坂道なので、これで登っているの?という感じである。おたつ石コースはさすがに急登があり女体山山頂直下は岩場である。この日も沢山の人が登っており、岩場は渋滞してしまった。女体山から男体山へ行く道は今までの人たちは何処へ行ったの?というくらい人がいない。帰りは御幸ヶ原コースを下山。結構石ゴロゴロの下りである。そしてほぼ時間通りに無事下山。春の日差しを浴びながら楽しい一日を過ごすことができた。 間普 記

[ 4月2日 ]本仁田山

参加者:小寺(係)、青野、相原



山頂にて


●コメント 久しぶりに本仁田山へ行ってきた。ここは以前にトレーニングのために使っていたコースである。奥多摩駅を9:30に出発し長い舗装道路のアプローチを45分ほど歩くと登山口である。ここから奥多摩三大急登と呼ばれている急登が始まる。途中で3回ほど5分程度の短い休憩を入れながら12:30に山頂に着いた。この日は天気に恵まれ、遠くに東京の街を眺望することができた。昼食休憩を取り、記念撮影を終えると13:10に山頂を後にする。山頂から下山直後に新雪で覆われた道がしばらく続き、新雪を踏むたびにキュッキュッとする音が気持ちいい。途中、コブタカ山で川苔山方面の分岐を通り越し、緩やかで長いコースを降り15:50に鳩の巣駅に無事に到着した。平日の静かな早春の奥多摩を満喫する山行となった。 小寺 記

[ 4月5日 ] 奥多摩 今熊山~刈寄山

参加者:青野(係)小寺、相原



刈寄山で


●コメント 前回の本仁田山行から中2日で今熊山から刈寄山へ行ってきた。ここは、ハセツネトレランで使っているコースである。八王子駅を7:12に出発し、小峰公園バス停に7:55に着く。桜の美しいこの公園が登山口だ。昔、八王子市と五日市市を結んでいた往還道路を登っていく。1時間ほどで、金剛の滝に到着。滝つぼにたまっている透明度の高い水に息を飲む。そこから、更に1時間ほどで、今熊山頂だ。正面に見える山肌が、石灰石採取のために削られていて、痛々しい。15分ほど休憩して、刈寄山へ向かう。天気は非常に良く、暑いくらいだ。両側の樹木が、ちょうど新芽を芽吹いており、新しい命を感じさせる。長いアップダウンを経て、ようやく刈寄山頂に到着。富士山が綺麗にくっきり見えた。ここで、素晴らしい展望を正面にして、昼食休憩。刈寄山頂からは、トッキリバを経由して、ボンボリ林道に14:20下山。そこから、長い林道を歩いて、15:20に夕焼け小焼けの里に着いた。標高はそれぞれ700 m程度しかない山々だが、アップダウンが激しく、累計で上下ともに1,200mもある山行で、良いトレーニングとなった。 小寺 記

[ 4月13日 ]高尾~小仏城山

参加者:矢崎(係)田川、他1名



高尾山山頂にて


●コメント 久移動性高気圧に関東地方が広く覆われ、絶好のお花見日和となったこの日、毎年恒例の学生時代の友人とのお花見山行を行いました。当日は会から田川さんも飛び入りして頂いた。例年お花見場所に決めている一丁平の桜は満開、運よくテーブルも確保できた。花を愛でながら頂く、お昼ご飯は最高。終日、春のうららかな天気に恵まれ、楽しい時間を過ごすことができた。 矢崎 記

[ 4月13日 ]生藤山~高尾山

参加者:相原(係)高橋、nn



山頂にて


●コメント 絶好の山日和の中、上野原駅からバスに乗って山口へ行った。数日前に降った雪が山の斜面に所々残るのを横目で見ながら登っていく。満開に咲き乱れる桜を期待していたが、今年は例年より遅いのか今一つだった。時間もあることだったので和田峠から陣馬山、高尾へと縦走し一丁平の桜を見に行こうと予定変更をした。予想通り、一丁平の桜は満開で時間があればしばらく眺めていたい程だった。たが、そうともいかず歩きながら桜を眺め、ケーブルカーで下山した。 nn 記

[ 4月14日 ]三頭山

参加者:相原(係)渡邉、市村



山頂にて


●コメント 午後3時から雨という予報のなか、早めに下山して空いている温泉に入ろうということで計画通り決行した。鶴峠行きのバスは、乗客の大半が坪山の登山口で降りた。9:30鶴峠を出発し、東北の方角に向かって登る。4日前に降った雪が残っており、次第に嵩を増す(20cm)。あんこを持ってくればよかったと悔いていると稜線(向山との分岐)に出た。そして三頭山西峰の真新しい石の標識のもとで記念撮影。そして中央峰で昼食。心残りがあってはと東峰も踏み、展望台で眺望も楽しんだ。避難小屋を過ぎたころから雨がパラパラ。しかし空は白く明るい。槇寄山直下の西原峠から下山、なだらかで快適な下山道であった。仲の平から歩いて数馬の湯に16:14到着。積雪でトラバース道を通ったせいか?予定より1時間遅れたが、降雨は免れ、温泉も空いていた。渡邉 記

[ 4月16日 ]伊予ヶ岳~富山

参加者:間普(係)占部



伊予ヶ岳山頂からみる富士山


●コメント 道の駅にクルマを止め千葉のマッターホルン、伊予ヶ岳から里見八犬伝で有名な富山へ行ってきた。わずか336.6mの伊予ヶ岳は山頂直下の核心部が面白い。岩稜を登ったことの無い人には少々手強い。上りはともかく、下りはやはりロープを使った方が安全である。千葉の山々は低山ばかりであるが、山頂からの眺望がとにかく素晴らしい。今日も海に浮かぶ富士山を拝むことができた。上ってきた道を戻り今度は富山へ向かう。少々離れているが標識がしっかりしており、迷うことは無い。山頂には皇太子ご夫妻の結婚記念山行の碑がある。八犬伝の名所をめぐり道の駅へと戻る。静かな里山歩きを一日堪能した。 間普 記

[ 4月16日 ]坪山

参加者:青野(係)和唐、相原、内藤



坪山のヒカゲツツジ


●コメント 上野原駅で待ち合わせ、そこからバスに乗り学校前で下車した。ジグザクの道を登り、尾根に乗ると晴天の中、ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、イワウチワなどが見られた。特に、ヒカゲツツジはクリーム色の可憐な花が登山道の左右に見られ感激した。山頂近くの方が花も大きく綺麗だ。坪山山頂では昼食もそそくさに、びりゅう館目指して降りた。びりゅう館で名物の美味しいおそばを食べ、バスに乗って上野原に戻った。景色もよく見え、いい一日だった。  和唐 記

[ 4月20~21日 ]栂池、白馬乗鞍岳

参加者:和唐(係)

●コメント 20日、早朝に山梨を出て7時半ごろ栂池スキー場に到着した。ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池山荘に入った。山荘に荷物を預け、白馬乗鞍岳に向かった。天気は素晴らしく良く天狗原に11時半頃着いた。白馬乗鞍岳には12時半頃山頂に着く。大ケルンのある山頂からは迫力ある白馬連峰が目の前に迫っている。山頂は風があり、雪質が変わってきた。シールを外して滑るが、山頂付近はエビの尻尾が出来て滑り辛かった。山腹に滑りこむと雪が柔らかくなって滑りやすかったが、久しぶりのスキーなので恐さの方が先にたってうまく滑れなかった。山荘に4時頃ついて夕食には間があったが、疲れて散策する気にもなれず、風呂に入って食事をして早々に寝た。 21日 朝日でピンクに染まる山々を見たかったが、黒い雲に阻まれてわずかに雲が薄ピンクに染まっただけだった。朝食をすませてから、自然園の中を通って小蓮華山方面に向かい、2100mぐらいのところでシールを外して滑った。こちらの方が人が少なく新雪を滑ることができた。昼頃山荘に戻って、スキー場で滑りゴンドラ中間駅でゴンドラに乗った。 和唐 記

[ 4月21日 ]両神山 4月の山行

参加者:元木(係)相原,nn (SL)熊谷、渡邊、木内、井上、秋山、青野、田川、高橋、知見、青柳、岡田、武井、島田



念願の山頂で・・・!


●コメント 八王子では桜も散ってしまったが、登山口の日向大谷ではうす紅色の桜が満開である。両神山荘の横から登山道に入る。山の斜面を、とても細い登山道が続く。ミツバツツジが咲いている。はるか下に薄川の流れがきらめいている。次々現れる石碑や石の鳥居のたたずまいが昔からの山岳信仰の山であることを偲ばせている。   登山道が薄川に近くなると水音が大きくなり、分岐の会所につく。ここから渡渉して、産泰尾根の裾を登る急坂となる。水場を過ぎ、木立の間から、きれいなログハウスが見えてきた。清滝小屋だ。昼食をとる。山頂はまださらに先である。   鎖場が次々と現れる。日陰では登山道は凍っている。険しい岩尾根を上り下りして山頂に到着。そびえ立つ奥秩父の名峰に登ることができた。山頂は岩が重なりあって狭い。集合写真に入るには岩によじ登らなければならなかった。   下山は来た道を引き返す。長いくだり。ふもとの山荘は夕食どきで、ビールを購入したらキュウリとごぼうの漬物が出た。冷たいビールがのどの渇きをいやしてくれた。    青野 記

[ 4月21日 ]中沢山

参加者:前波(係)、山下日、鈴木



中沢山で


●コメント 毎年恒例の中沢山での飲食物持っての山行ですが今年は参加者が少なく寂しい山行となりました。この時期の入沢川沿いのニリンソウ、スミレ。山吹、桜が満開で出迎えてくれました。青空の下で2時間山頂でゆっくりくつろいで「うかい鳥山」専用バスで高尾山口駅に戻りました。  山下日 記

[ 4月28日 ]御前山

参加者:相原(係)



カタクリ満開


●コメント 都民の森から鞘口峠に登り里山の路に入る。風張峠の手前で千足から登ってきた小学生の集団と出会った。一時車道に下りてから月夜見山に登り、再び車道に下りて月夜見第二駐車場から山道に入る。少し下った後、本格的な登りが始まった。所々で尾根道と巻き道に分かれている。次第に急になって右から巻きながら登って行くと惣岳山に着いた。奥多摩湖からの登山者が多数休んでいた。少し下って右回りに登り返すと、花の百名山である御前山に到着した。昼食休憩して下山開始。カタクリの花が今盛りと咲いていて、撮影しながら40分かけて惣岳山に戻る。奥多摩湖に向けて急なガレの中をを下る。しばらくすると少し緩やかになりサス沢山に着く。展望台から奥多摩湖が一望できた。急な下りを終えると奥多摩湖畔に到着した。 相原 記

[ 4月28~5月1日] (前夜発)北ア涸沢ヒュッテベース・春山合宿、北穂高岳登頂

参加者:熊谷(係)元木、矢崎、田川、浅岡、知見、nn



北穂高小屋にて


●コメント 昨年5月は白馬岳、その前は仙丈ヶ岳だったが今年はちょうど御代替わり、誰でも1度はと思う雪の穂高岳に登り“涸沢で平成を見送り令和を迎えよう“と名を打ち今後会を指導するメンバー6名と共にヒュッテ3泊にて十分な目的を達成した。  前日夕方車にて沢渡入り仮泊、タクシーにて上高地より好天の中涸沢ヒュッテに入った。  2日目はまたとない快晴無風、北穂高岳登頂を決断し山頂付近はスッカリガスり、粉雪が舞う中無事登頂。下山時目の前で滑落者がヘリでピックアップの様子を目のあたりにした。涸沢小屋に立ち寄り生ビールにて乾杯する。  3日目、朝からみぞれ状態だが東陵末端急斜面にてロープワークによる登攀研修を行った。近くでは極小規模弱い雪崩が頻繁に発生している。夜は年末宜しく?遅くまで語り合い平成を見送り、翌日みぞれ状態だが充実した気分で令和新時代を皆で迎えることができた。  好天悪天半々だが充実した4日間であり感謝でした。  熊谷 記





2019年5月

★山行:だれでも参加OK


[ 5月1日 ]破風山・宝登山

参加者:間普(係)、平



秩父華厳の滝


●コメント 本来は四阿屋山つつじ新道に登る予定であったが、前日の雨でさすがに垂直壁は危険なので予定を変更。皆野アルプスの中枢、破風山と隣の宝登山に登ってきた。破風山は秩父華厳の滝からの周回コースを選択。下山時に車道を歩くのは嫌なので逆回りで周回。破風山までは大したことは無いが、その先の大前山~天狗山はほぼ一度下山してまた登り返すという感じで、結果的に3つの山を登った感満載で結構なアップダウン。さらに大前山~天狗山は切れ堕ちた細尾根や鎖場が幾つかあり、低山ながらなかなか楽しめる山行となった。華厳の滝も見に行ってしまったので、宝登山は長瀞駅側の駐車場からのピストンに変更。こちらは高尾山よりも楽チンなハイキングというより、散歩といった感じの登山道。しかし全体としては約18kmくらい歩く山行となり、両極端な2つの山行を楽しめた。下山とほぼ同時に雨が降ってきて、ラッキーな山行となり令和の幸先良いスタートを切れた。 間普 記

[ 5月3日 ]要倉山~市道山

参加者:青野 (係)山下日、井上、秋山、峯、武井、島田、鈴木美



市道山山頂で


●コメント 高尾駅バス停に集合した参加者は、SLさん以外全て女性。関場バス停鉄塔からのとりつきは、まさに藪漕ぎの急坂で最初に一汗かき水分補給。地図にコンパスを当てつつ要倉山目指して新緑中を進み、地図上の送電線を目印にする事が大切な位置確認と指導を受けた。和田峠から林道を歩きつつ地図上には載っていない八王子最峰醍醐丸へのとりつきを皆で模索。やっと発見した時は喜びの瞬間であった。市道山への長い長い道を歩き、トッキリ場から始点の関場バス停に下る。時刻は5時。日が陰っていた。満足の8時間歩行で夏山への良い足慣らし山行であった。   峯 記

[ 5月3~5月4日] 北八 天狗岳

参加者:間普(係)渡邉、内藤



東天狗岳から見た西天狗岳


●コメント 大きな渋滞もなく、白駒池駐車場に着いた。GWだというのに、駐車場に止まっている車はまばらだった。遊歩道のような道を進んでいくが、雪で滑るのですぐにアイゼンを装着した。あたりを見ると苔の緑が雪の白さに映えて美しい。白駒池も真っ白に結氷している。池に沿った道に別れを告げ、急登を登っていく。見上げると反り返るような登り道だ。しばらく進んでいくと見晴らしのいい場所に飛び出た。そこはニュウだった。ここで昼食をとってその後ニュウの岩に登ってみた。練習のため、アイゼンを履いたまま岩がゴロゴロする道を登ったが、とても歩きづらく難儀した。てっぺんまで行くと反対側はずっと下まで切れ落ちていて、身震いするようだった。ニュウを後にし、宿泊地である黒百合ヒュッテを目指す。雪と岩のミックスの道はなかなか歩きづらかった。以前同じコースを歩いた時は、黒百合ヒュッテの分岐を通り過ぎてしまい、天狗岳の麓まで行ってしまったことを思い出しながら歩いた。今回は無事に分岐で曲がることができ、黒百合ヒュッテに着くことができた。人気の山小屋らしく、若い人がとても多く活気のある小屋だった。建物は古いが清潔で、食事もとてもおいしかった。朝が早かったので、夕食を食べたら眠気に襲われ早々に床についた。 2日目もとてもいい天気だった。天狗岳への道も雪と岩のミックスで、岩の部分はアイゼンを履いているととても歩きづらい。雪道になるとそれが急登でもホッとした。男性的な岩山の東天狗岳、山頂からは赤岳などの八ヶ岳や中央アルプス、北アルプスまでぐるっと見渡すことができた。次は雪で真っ白な穏やかな稜線を持つ西天狗岳を目指す。少ししか離れていないのに雪のある無しが全然違う。雪に覆われてはいるがとても歩きやすい道だった。東天狗より色々な山が近くに見えた。しかしあっという間にガスが上がってきて、早々に山頂を後にした。今季初の雪山だったので、靴やアイゼンが重かったが、雪の上を歩く感覚が楽しく、下山したら心は軽くなっていた。内藤 記

[ 5月3~5日] 北ア 岳沢~奥明神沢~前穂ダイレクトルンゼ~前穂高岳

参加者:占部(係)星



奥穂高岳をバックに


●コメント 今年のゴールデンウィークは6年連続で前穂高を登ってきました。 5/4は沢渡駐車場から上高地に入る。岳沢登山口から登る。まもなくデブリの沢山ある岳沢を詰めて岳沢小屋前にテントを張る。まずはビールでカンパイ。快晴で穂高連峰は眩しく輝く雪の峰だ 5/5 朝4時前に暗闇の中ヘッドランプを付けて出発する。デブリが沢山あり、また終始超急傾斜の雪渓で辛い登りだ。2時間強登り詰めて狭いコルだ。ここからが前穂ダイレクトルンゼだ。傾斜が50度ある雪渓で滑落は許されない。焦らず確実に登る。まもなく頂上まで続く幅広の斜面となる。後ろを振り向くと明神岳が眼前に大きく聳えている。やったー!前穂高岳頂上だ。快晴の中、目の前の奥穂高岳、ジャンダルム、西穂、涸沢、北穂、槍ヶ岳が雪に覆われた峰々が輝いていた。今年は雪が多いせいか沢山のスキーヤーが滑っていました。 占部 記

[ 5月5日 ]大菩薩嶺

参加者:相原(係)長谷川



大菩薩嶺山頂にて


●コメント 今回の企画は私(長谷川)が3月に痛めた膝のリハビリの為の企画(相原さん)です、5月5日(日曜日)八王子駅を6:35始発の松本行⇒8:10甲斐大和着。G.W.ということもあって駅は大変な人出です。臨時バス2台も出て私達も何とか乗車出来、上日川峠に9:00に到着。直ぐに登り出します。11:15に雷岩到着。そして食事です。西に富士山がそびえ立ち、正面には南アルプスが雪化粧し、甲斐駒から赤石岳まで見事な存在感です。山頂まで少し歩き記念撮影し、いよいよ膝には問題の下り坂です。12:00に出発し丸川峠を経由しバス停の有る丸川峠入口に14:45到着しました、2時間45分と長く、かなりの急坂でしたが何とか膝も我慢してくれましたのでホットしました。ビールで乾杯し15:00発塩山行きのバスに乗り、塩山発16:08⇒八王子駅17:21無事到着しました。 長谷川 記

[ 5月6日 ]笠山~堂平山

参加者:間普 (係)矢崎、田川、知見



笠山を少し下った尾根道にて


●コメント 小川町駅からコンパクトでギュウギュウ詰めのバスに乗り、白石車庫バス停到着。すぐに笠山に向け登山開始。北穂の疲れか、いつも饒舌な人も会話無く山頂に辿り着く。花は盛りを過ぎているがミツバツツジと新緑は目に眩しい。次に笠山から堂平山に登り返し。一気に山頂に向かうが、コースタイム50分のところ、何と20分で到着。何がこうさせたのか?山頂は天文台があり開けている。快晴なら景色は最高なはずだが。早速、間普、田川両氏のクッキングタイム。今日のメインは焼うどんとリゾット。なんと食後には柏餅。さすが間普さん芸が細かい。お腹も気分もかなり満たされ下山開始。途中焦げ臭い檜林を通過しながら、大きな声で歌う人もいたりして楽しく下山する。 知見 記

[ 5月12日 ]浅間山(前掛山) 5月の山行

参加者:元木(係)木内、田川(SL)熊谷、占部、市村、井上、秋山、青野、高橋、青柳、鈴木美、岩田(見学者)



浅間山(前掛山)山頂にて


●コメント 小諸に近づくと、長い裾野をもつ雄大な山が見えてくる。浅間山である。  車坂峠から歩き出してすぐ、登山道は凍った雪道となった。雪でないところは泥濘となっている。足がずぶずぶと沈む。ほどなくトーミの頭に到着。急に視界がひらけた。眼下に暗い森を抱いた笹の平原が広がり、正面に大きく浅間山が横たわっている。  ここから平原まで下り登り返して山頂に到達することに、遅まきながら気づいた。  急な笹の斜面をくだる。草すべりである。雪が残っている。懸命にくだり、湯の平分岐に到着。まだ枯草の草原である。針葉樹の森に入り、抜けるとガレ場の急な登りとなった。何も手に掴むもののない砂礫の急斜面だ。分岐を右に進む。風が勢いよく押し寄せてくる。噴火時のシェルターが置かれた、すり鉢の淵にあたる部分を進み、前掛山の山頂に到着する。浅間山がすぐ目の前にある。振り返ると牙山、黒斑山が見える。  下山は湯の平分岐に戻り、沢に沿って浅間山荘へくだる。硫黄のにおいが漂ってくる。沢は火山の成分のせいか鮮やかな赤さび色をしている。芽吹き前のカラマツの林の中を登山道が続いている。道の両側は笹に覆われている。駐車場では山桜が満開だった。  青野 記

[ 5月12日 ]倉見山

参加者:山下日 (係)山崎、岡田



倉見山山頂にて


●コメント 倉見山の登山口にあるクマガイソウを鑑賞するために出かけた。朝早い時間だったので、ゆっくりと群生地にびっしり生えている花々を写真に収めることが出来た。丁度見頃で感激した。倉見山へは群生地の横にある登山道に入ったが、しばらく行くと道が不鮮明になり本来の登山道とは違っていたのが分かった。しかし今更戻るのは時間が勿体ないので、踏み跡程度の道を上がって行った。頂上近くは急登になり頑張って上を目指した。着いたのはみはらし台で山頂は直ぐそこだった。バリエーションルートを歩いたようだ。下山は70分で厄神社に降りてきた。  山下日 記

[ 5月16日 ]高尾山パワフルチャレンジ

参加者:相原(係) 熊谷

●コメント 八王子市(高齢者いきいき課)開催事業。65歳以上の都民約100名が参加して、理学療法士などの医療の専門家と一緒に、初夏の高尾山をウォーキングした。2回目の開催となる今回は、体力レベル毎に3つのコースを用意、①薬王院コース:ケーブルカー高尾山駅~髙尾山薬王院(片道約1.1km)②山頂コース:ケーブルカー高尾山駅~山頂(片道約1.7km)③パワフルチャレンジコース:麓~山頂(1号路を経由)(片道約3.8km)。③のコースに、八王子市山岳連盟から6名がスタッフとして参加した。好天に恵まれ、参加者から、初めは不安であったが歩き通すことができて自信がついた等の声が聞かれた。 相原 記

[ 5月17日 ]矢平山

参加者:青野(係)山下日、秋山、井上



矢平山山頂にて


●コメント 秋山山稜を縦走するため、上野原駅から無生野行のバスに乗って浜沢で降りた。立野峠までは簡単に到着。四人とも今日の調子はグッド。主稜線の縦走はアップダウンはあるが、きつくはない。鳥屋山、舟山、寺下峠、矢平山、大丸、と順調に進んでいく。一旦林道に着いて向かいの後半のルートに入った。金山峠までは単調な道で、新緑の濃い景色を堪能しながら歩を進めた。デン笠金ピラ山に来ると、今までの登山道とは違って急降下で落ち葉が足元を隠しているので、トラロープのお世話になり何とか降りた。桜井バス停から秋山温泉まで歩き、入浴してから上野原駅へ戻った。  山下日 記

[ 5月19日 ]岩稜初級研修下見 八王子城址

参加者:矢崎(係)熊谷、田川



八王子城址手前の研修場所


●コメント 今年の岩稜初級研修の係となったので、下見を兼ねて八王子城址に行ってきた。前日熊谷会長より電話。八王子城址なら恩方から登るルートで面白いところがあるので行ってみようという事になり、急遽八王子城址の北側から取りついた。枯れた沢を上り詰め、清流の滝に到着。ここからロープを使う本格研修をやって頂いた。午前中で終了し、その後本来の目的である初級研修の下見を行う。八王子城址ガイダンスの裏手より、藪漕ぎして尾根に這い上がり、368mポイントに。そこで下降訓練場所を確認。その後このルートを更に進み、城址前の急傾斜にて再度ロープ訓練をすることとした。初級訓練には近場でしかも他の登山者がほとんどいない、またそれほど危険も無く、良さそうな場所という確認ができた。  矢崎 記

[ 5月19日 ]高水三山

参加者:相原(係)渡邉



高水山山頂にて


●コメント 曇り、時々晴れ。日曜だけあって軍畑駅前は高水三山へ向かうハイカーで一杯だった。踏切を渡って登山口に向かう。8:28駅前発、9:17登山口発、10:20高水山、風が涼しい。11:00岩葺石山。ここで昼食。東西に広がる尾根筋に30人程が北向きに座って、棒ノ折や川苔山を眺めながら昼食をとっていた。惣岳山を経て、13:30御岳駅着。御岳の老舗玉川亭の「蕎麦」で三山縦走の壮挙を祝った。器の「ざる」が小さくなっていた(量は変わっていないかな?)。帰りの電車内で、登山道ですれ違った8人連れの外国人グループに再会した。御岳周辺も国際化した。往復1000円の交通費で行って来れるのは魅力だ!   渡邉 記

[ 5月26日 ]富士山

参加者:和唐 (係)大釜、矢崎、田川、浅岡、知見、内藤



3500m付近にて


●コメント 予定通り6:30頃に須走5合目から出発。天気は申し分ないぐらいの快晴で、スタートからパーティ一同は汗をかき始める。ブルドーザ道の砂利道を上り、2500mから次第に雪に覆われ始める。登りやすくするためにステップを切り始めて適宜休憩を挟んで、直登とトラバースを繰り返しながら上り詰めていく。次第に雪の状態がガチガチになってきたため、3300mあたりでアイゼンを装着する。目の前に9合目の鳥居が見え始めるが、3500m付近で14時のタイムリミットが迫り、集合写真や個人撮影を行って引き返すことにした。下山は雪の感触を楽しみながら下った。10時間30分の充実した1日となった。 浅岡 記

[ 5月26日 ]石丸峠〜小金沢山〜牛奥の雁ヶ腹摺山〜黒岳

参加者:木内(係)山崎(SL)市村、福田、秋山、青野、相原、武井、島田、鈴木、岩田



石丸峠からの下り


●コメント 快晴。空には雲ひとつない。小屋平のバス停からすぐ登山口である。2グループで出発。 芽吹き始めたカラマツの木立の下を進む。例年なら初夏のさわやかなひとときのはずだが、気温が高い。暑いねえ、と言いかわしつつ登る。大菩薩湖が緑の山々のなかにコバルト色に見えている。石丸峠に着く。正面に雪が少なくなった富士山。 富士山を眺めながらの稜線歩きとなる。笹原はまだ枯れていて、陽ざしがきつい。樹林の中に入るとホッとする。小金沢山で休憩を取り、少し早いがお昼にする。 一同、暑さをぼやきつつ牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。再度衣類調整をして、アップダウンを繰り返しつつ、自然林が途切れたら白谷の丸。見晴らしがよい。枯草の中からフデリンドウが白や黄色の花に交じって咲いている。可憐な姿に感動しつつ笹原の中をくだる。湯の沢峠には避難小屋と水場がある。水が冷たくておいしい。 稜線を離れ天目温泉への下山を開始する。沢沿いの道は涼しく木陰が続く。川床が細かい砂だ。木漏れ日に清流がきらめいている。何度か渡渉し、自然林の新緑の中を歩いて焼山沢真木林道に出る。気温が徐々に高くなってくるのを感じつつ下る。やまと天目山温泉着。この日甲州市の最高気温は33度だった。夏日の登山を頑張りました。 青野 記





2019年6月

★山行:だれでも参加OK


[ 6月2日 ]三頭山

参加者:山下日(係)岡田



三頭山山頂にて


●コメント 三頭山の南面にある鶴峠から登った。東京都水道局が水源林として管理しているので、ブナやコナラの樹林帯で歩き易く明るく快適である。登山者も少なく正午に頂上に着いた。下山は笹尾根を下るが「深山の道」と標識があった。登りと違い露岩が出ていて嫌な道だった。降り立ったのは九頭龍神社の前で数馬バス停は直ぐそこだった。 山下日 記

[ 6月2日 ]車山

参加者:山本(係)熊谷、相原



物見岩


●コメント 岳連行事の夏山登山講習会。実技研修として 車山~八島ケ原湿原へ行きました。今回は例年になく講習参加者が少なく15名、岳連スタッフ11名合わせて27名。当会からは 熊谷、山本、相原の3名がスタッフとして参加、朝から曇り空で車山では4.5mの風が吹き 体感は10度程度で少々肌寒かったが コンパスを使った地図読み講習をしながら進む。受講生の方はすんなりとは理解して頂けず、合わせるのにコンパスを合わせた後、地図を廻す方、地図、コンパスとも進行方向へ廻す方などあり、理解し身につけるにはあと数度の機会が必要かと思われる。毎年の事だがこればかりは経験を積んでいただくしかないでしょう。物見岩では四方展望が効かなかったが、時折木曽駒、槍、御岳(おんたけ)などがかすかに望まれて幸いでした。 山本 記

[ 6月2~3日] 雲取山~飛竜山

参加者:青野(係) 秋山 高橋



雲取山山頂にて


●コメント  6/2 雲取山を目指します。七ツ石小屋で休憩し、トイレは有料、無料で水も補給できた。七ツ石山付近、平将門伝説の標識を読んで歩くのも面白かった。廃屋となった奥多摩小屋辺りは山歩きとは思えない程整備されていて、ヘリポートもあった。立派な避難小屋が見えてきて、雲取山はどこかと探していたら他の登山者の方が「50M先にありますよ」やったぁ 6/3  朝方、雨模様だったが今日は飛竜山に登る。早朝の避難小屋からの眺望が素晴らしかった。天気も回復してきている。昨日の山行とは違いアップダウン、傾斜のある斜面の細い道だ。花盛りのシャクナゲの群生に出会い、感嘆の声! 飛竜山には近道の分岐があったが見落として飛竜権現まで行った。飛竜山はシャクナゲが咲いていた。北天のタルまで歩いたが、あの近道と書いてあった板切れの所に出た。「皆でなぁ~んだ。この板切れ見落とすね。」その道は熊笹で覆われていて荒れた道だったからだ。熊笹の中を歩いた体を三条の湯で洗い流し体が軽くなった。 秋山 記

[ 6月4日 ]三浦岩礁の道

参加者:間普(係)渡邉、占部、福田



盗人狩付近にて


●コメント 関東ふれあいの道のひとつ三浦岩礁の道へ行ってきた。一般的には三浦海岸駅からバスに乗り、松輪からスタートするのだが、1時間に1本しかないバスを帰りも待つのは大変なので、宮川公園駐車場に車を止め、バスで松輪に向かう。バスを降りるとスイカ畑が広がり、農家の人達がスイカを間引いていた。しばらく歩くと海岸沿いの岩畳の広がる場所に出て、いよいよスタート。思ったより岩の高低差があり結構面白い。海を見ながらザックを背負い、登山靴で歩くというある種の違和感を感じながら楽しんで歩く。途中どうしても車道を歩く区間があるが仕方がない。最後の盗人狩へ向かう分岐を間違えてしまい、時間をロス。盗人狩付近は岩稜を歩く感じでこれまた最後に来て楽しむことが出来た。岩と砂で結構負荷もかかり思ったよりも充実した山行になった。予想より天気が良すぎて若干暑かったが、滅多にないであろう一味違った山行を味わうことができた。 間普 記

[ 6月11日 ]本社が丸〜三つ峠

参加者:木内(係)鈴木國、市村、間普



満開のツツジが沢山見れました


●コメント 去年からの念願のコースです。前日まで土砂降りの雨でしたが当日は曇りの天気。目の前の山には雲がかかり木々は雨に濡れてしっとり。天気が心配だ。今回のコースは急登の登りが続くコースで角研山までの登りは予想通り大変厳しいものでした。今ちょうど山ツツジが見頃で私達を楽しませてくれます。それでも尾根伝いの本社が丸、清八山辺りに来ると薄日が差しゆっくり、のんびり休憩や昼食がとれました。その後の御巣鷹山までの登りは登山道は雨で荒れており急登に継ぐ急登で必死の思いで頑張りました。下山は木無山を経て母の白滝へ下る予定でしたが途中から登山道が分らなく林道を迂回して下山。結局母の白滝を見ることができませんでした。長いコースでしたが皆の足並みが揃い、梅雨寒の天気が幸いし楽しく歩く事が出来ました。 木内 記

[ 6月12日 ]鬼が面山

参加者:nn(係)山崎、青野、SZ



雪渓から仰ぎ見る


●コメント 曇り。関越道の小出インターから、六十里越登山口へ。駐車場で準備していると、下山してきた人が今年は花が遅いみたいよ、と教えてくれた。私たちのお目当てはヒメサユリである。来るのがどうやら1週間くらい早かったようだ。  登り始めが急登で、ほどなく鉄塔がある。見晴らしのいい場所だが今日は視界がきかない。傾斜がやや緩やかになり、登山道の途中で次々に高山植物を見つける。タニウツギ、ミヤマカタバミ、ショウジョウバカマそしてカタクリ。かわいい花が目を楽しませてくれる。  アンテナ中継地を過ぎると雨がぱらつき始める。登山道の右側に雪渓が現れた。涼しい風が吹いてくる。稜線にでると片側が切れ落ち、雪渓の急斜面が迫っている。南岳に到着。あたりは霧で白い。  南岳から鬼ガ面山へ行くには急坂の下りの後、切り立った尾根の上の登山道を行かねばならない。崖の下は雪渓。雨の日に行く道じゃないわね、と南岳から引き返すことにした。雨足が強くなったので早々に下山開始。山頂からの急な所を慎重に足を置き、雨に打たれつつ下る。登山口まで戻ると雨はやんだが振り返ると山頂は雲の中だ。寿和温泉に立ち寄り帰途についた。 青野 記

[ 6月16日 ]毛無山・十二ヶ岳・鬼ヶ岳

参加者:相原(係)市村、高橋



十二ヶ岳の下りで


●コメント 八王子駅を7時4分に出発し河口湖駅でバスに乗る予定だったが、当日西湖ロードレースが開催され、朝11時まで道路規制がありバスが運行していません。タクシーで登山口まで行き毛無山まで1時間、梅雨の時期の晴れ間で山の緑が映えて綺麗でした。十二ヶ岳は4ケ岳、8ケ岳、11ケ岳で休憩しようと計画していたが、ロープを握って下降すると必死になり仲間の写真を撮る余裕もありません。なかなか怖い想いをしました。私達の前を8名の男女若いグループがいて、大きな声で番号を言い合い安否確認していました。十二ヶ岳で昼食を取り金山、鬼ケ岳、雪頭ケ岳と縦走し、いやしの里に下山しました。鬼ケ岳は、360度見回せて景観が良く、雪頭ケ岳は見晴らし台から本栖湖まで見られて楽しい山行でした。 高橋 記

[ 6月18日 ]武甲山~子持山~大持山

参加者:間普(係)渡邉



武甲山途中の不動滝


●コメント 薄曇りの中、一の鳥居駐車場から出発。あまり日差しも無く、梅雨時期の山行としては絶好のコンディション。先ずは武甲山の緩やかな上り坂を沢沿いに歩く。さずがに人気の山だけあって、何時もの平日山行とは違い、登山者に会う。すでにトレランで下山してくる人もいる。武甲山山頂では周りがガスガスで秩父の街並みを見下ろす絶景とはいかなかった。子持山はさずがに山頂直下の岩稜は急登だったが、無事に登頂。大持山も問題無く到着。なかなか快調で、コースタイムより大分早く登り切った。昼食後、ここからは展望の無い樹林帯をひたすら下る。妻坂峠は予想した以上の急登で長い下り。慎重に下る。13時半には駐車場に戻って来たので、時間的には割と短い山行でしたが、なかなか充実した良い時間を過ごせました。 間普 記

[ 6月22日 ]八王子城跡 初級岩稜研修山行

参加者:矢崎(係)浅岡(SL)、和唐、高橋、西中、青栁、藤沢、武井



真剣な研修風景


●コメント 薄梅雨空の下、岩稜研修を実施してきました。当日は朝から曇り空。まずはガイダンス施設横広場で、ロープワークの研修。2時間ほど山で必要な結び方を研修後、施設裏手から藪の中に入り込み、尾根まで登りました。その後最初の研修場所である368mポイントまで、弱雨の中登り早速ロープを使い安全に下降する訓練を行いました。簡易ハーネスにカラビナを装着しムンターヒッチで下降。初めはぎこちなく降りていましたが、2度3度と繰り返すうちに、皆さん上手に降りられるようになりました。またプール―ジックノットで確保しながらの登下降訓練も行いました。途中から雨足が非常に強くなり、城跡前の急登での訓練は断念しようかと思いましたが、なんとかやれそうとの判断で実施。皆さん真剣に登下降訓練を行っていました。またエイト環を使った懸垂下降の訓練も行い、雨の中ではありましたが充実した研修ができました。 矢崎 記

[ 6月23日 ]6月の山行 御座山

参加者:元木(係)田川・高橋(SL) 熊谷、佐野、木内、井上、秋山、長谷川、知見、青柳、武井、島田、sz、岩田



ガスの御座山山頂で


●コメント 23日の午後からの天候の悪化が予想され、前日の22日に行程変更の連絡が入った。登り口と下山口の逆転である。栗生登山口から登頂する。頂上での昼食後、下山は雨が お供の帰り道となった。景観を望むことは出来なかったが、アズマシャクナゲ、山ツツジ、 イワカガミと出会うかとができ、少しの幸福感を感じた。長者の森登山口に到着、帰りには上野村の浜平温泉・しおじの湯に立ち寄り、一汗流し、八王子へと帰路につく。   岩田 記





2019年7月

★山行:だれでも参加OK


[ 7月13日 ]日和田山

参加者:浅岡(係)池本、大釜



男岩南面に挑む


●コメント 夏山に予定しているジャンダルムに向けての岩稜トレーニング。毎週予定していたものの、ことごとく雨で延期、ようやく決行することが出来た。6:30に八王子を電車で出発。久々の晴れ間なのでゲレンデの混雑を心配したが、思いのほか空いていた。まずは女岩にトップロープを張り、懸垂下降で降りる。さすがに最初の断崖絶壁の懸垂下降には緊張した。下部に降りてクライミングを開始するも、前日の雨で岩は乾ききっておらず、3点確保が思うようにうまくいかない。登攀を断念し、日当たりの良い男岩へ移動する。同様にトップロープを張り、懸垂下降で下降し、クライミングを開始。足の置場、手のホールド感を確かめながら上り下りを繰り返した。クライミング4本、クライムダウン4本、懸垂下降4本と充実した練習となった。 大釜 記

[ 7月21日 ]シニア夏山登山 石尊山

参加者:熊谷、山本、相原



山頂にて全体写真


●コメント 7月21日、八王子市山岳連盟主催のシニア夏山登山で、浅間山の外輪山の一部である石尊山(1667m)へ行って来ました。一般参加45名。スタッフは当会よりの熊谷、山本、相原の3名を含む11名でした。心配していた雨も当日の朝には止んでいて、標高約1000mの登山口より薄曇りの中を5班に分かれて歩き出す。約1130mの林道に出会うまではごく緩やかな登りを左右に小さな花を見ながらゆっくりと登る。やがて少しずつ傾斜が増し約1400mの血の滝(含まれている鉄分の為か?)より登山道らしい登りとなる。頂上まで後15分程度の場所の広場で空腹に耐えられず昼食を取り、昼食後山頂に到着。直後、浅間山がごく一部だけ瞬間的に見えただけで、展望は効かず下山しましたが、ケガもなく八王子まで雨にも合わずに幸運でした。 山本 記

[ 7月21日 ]7月の山行 編笠山~西岳

参加者:元木(係)nn(SL)、青野、田川、青柳、市村、高橋、長谷川



編笠山山頂にて


●コメント TVなどでは全国的に今ひとつの天気予報というのに、『てんきとくらす』の天気予報によると、編笠山は「A」だという。疑念の中歩き出した。梅雨空の湿気で、ほぼ1日中ブヨの大群に襲われながらの山行になった。天気予報が当たり、山頂から富士山やそのほかの山々が見えた。きれいだった。青年小屋までの岩場下りや西岳からの下りが長かったが、雨具を使うことなく歩ききれてよかった。余談だが、下山後2日目あたりからブヨの刺し傷の痒さに悩まされている。nn 記

[ 7月26~28日 ]北ア南部 槍ヶ岳

参加者:浅岡(係)、矢崎、平、田川、知見



東鎌尾根にて


●コメント 1日目 台風の予報も気になるなか上高地BTから宿泊する槍沢ロッジへ向かう。そこまでの道は割となだらかで森林浴が気持ち良い。猿の群れにも出会った。 2日目 槍沢ロッジから東鎌尾根経由で槍ヶ岳山荘へと4時半には出発。この日は午後から天候が崩れるという。明日も大気が不安定なのを考えると本日中に穂先へ登りたいと皆で話し合う。大曲の分岐から東鎌尾根経由で槍ヶ岳山荘に向かった。こちらのコースは登山客はまばら。岩稜が増えていくと共に青空だった空は白くなり、見えていた穂先もガスに包まれてしまった。昼前山荘に着いたものの風が出てきて雨もポツポツ降り始める。明日は更に天候が崩れると予測しそのまま穂先のアタックを開始。登り始める頃は雨も強くなり、慎重に岩に足を乗せていく。皆で声を掛け合い安全管理に努める。声掛けの重要性を痛感した。足がかりの少ない箇所には鉄の杭が打ってあるのだが、雨で滑りやすくなっており、ヒヤヒヤしながら足をかけた。最後の垂直ハシゴを登ると穂先のてっぺんに辿り着いた。展望は無く、雨風も強くなりそうだったのですぐに下山を開始。すっかり岩も濡れ慎重に下る。 3日目 雨のなか下山開始。槍沢ロッジまではガレた箇所が続き、緊張感のなか歩く。その後はまた緩やかな道を足早に下り、予定より早く上高地BTへ下山した。温泉で疲れを癒やし帰路へ向かった。 平 記

[ 7月28~31日 ]北ア後立山 白馬岳~白馬大池~栂池自然園

参加者:占部(係)渡邊、市村



山頂にて


●コメント 29日 猿倉荘で登山届けを出してから出発する。登山道に入り、間もなく白馬尻だ。休憩していると雨が降ってきたので、雨具を付け軽アイゼンを付けて大雪渓を登る。登山者が長い列をなして登っていく。緩やか傾斜がだんだんきつくなり、急斜面を登りきって葱平に着く。小雪渓をトラバースする。その後岩場はもろいので、慎重に行く。やがてお花畑に着く。シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマオダマキ等々お花が咲き乱れてて、念願のお花が沢山が見れた。やがて今夜の宿、頂上宿舎に着く。 30日 ガスがかかっているので、予定より遅れて出発する。頂上にてシャッターを切る。ここからはずっと花を愛でながら歩く。乗鞍岳からは2ヵ所の雪渓をトラバースする。岩場が悪く、下山しにくかった。やっとのことで栂池自然園についた。 占部 記





2019年8月

★山行:だれでも参加OK


[ 8月2~3日]南ア北部 鳳凰三山(夜叉人峠~広河原)

参加者:木内(係)岩田



高嶺ビランジ


●コメント 当初の計画から1か月遅れで行ってきました。天候に恵まれ素晴らしい花々に感動する山歩きでした。白い砂地の岩陰に咲く高嶺ビランジ。以前北岳で見たビランジと比べ2~3倍大きくまるでブーケのようです又色がシロ、ピンク、濃いピンクとあり一層可愛らしい様です。山道のそこかしこには白山シャクナゲが咲き誇って今まで見たどれよりも美しく気高く咲いていました。その他ミネウスユキソウ、ゴゼンタチバナ、フウロ、シモツケソウ、ショウマ、姫コゴメグサ等短い夏を競い合って咲いているようにも見えました。いつも遠くから見ていた地蔵岳のオベリスクを目の前で見、途中までよじ登ったりし雄大な北岳を左手に見ながらの稜線歩きは大変でしたが楽しいものでした一番心配した白鳳峠からの下山道は良く整備され梯子段や。綱や滑り止めの杭が有り安全に下山する事が出来ました。 木内 記

[ 8月2~4日]北ア南部 奥穂高岳、涸沢岳

参加者:矢崎(係)他1名



奥穂高岳山頂にて


●コメント 毎年恒例の学生時代の友人との夏山登山、今年は彼の希望で北ア、奥穂高岳、涸沢岳に行くことにした。 8/2八王子を4:15に出発し沢渡には7:30着。バスに乗り込み8:15には上高地に到着した。天気予報は週末は晴れ予報、青空が広がる中、涸沢ヒュッテを目指した。横尾を過ぎ本谷橋から本格的な登山道、息が切れたが15:40にヒュッテ到着。夕食前にテラスに飛び出し絶景の中でビールで乾杯した。 8/3朝から快晴。5:30にヒュッテを出発ザイテングラードを慎重に登るが、これまで経験した岩稜に比べればそれほど大変ではなかった。穂高山荘に8:15に到着しザックを山荘にデポし、いよいよ奥穂高岳に取りつく。多くの登山者が切り立った岩場に取りついている。我々も慎重に登る。最初の厳しい岩場や梯子を超えると、歩きやすい登山道となった。右手方向にいつか越えたい、ジャンダルムがそびえる様に構えていた。ほどなくして山頂到着、順番を待ち記念写真を撮る。直ぐに下山をし穂高山荘で一休み後、直ぐに涸沢岳に向かう。最初から急登に息が切れたが、20分で山頂に到着した。この日もほぼ終日快晴であった。 8/4朝4:45に上高地向けて出発、モルゲンロートも見る事ができ大満足。12:25上高地に到着し2泊3日の楽しかった山行を無事終了した。 矢崎 記

[ 8月3~4日]南ア北部 甲斐駒ヶ岳

参加者:田川(係)平、知見、武井



山頂にて


●コメント 1日目、中央本線の日野春駅から、タクシーで、横手駒ヶ岳神社まで行きました。立派な剣が祀られてる神社で、無事に登頂できるようお参りしてから、登り始めました。三大急登と聞いてましたが、初めから急登です。樹林帯で暑い中、30分歩いただけで汗だくです。黒一点の知見さんが、女性陣の為にと凍らせて持参してくれたクーリッシュのアイスが美味しかったこと、 生き返りました。笹の原分岐から熊笹の中を歩くと、八丁登りと呼ばれる長い急坂。刃渡りの岩場となります。そこからは、鎖場、梯子、岩場の連続。小雨が降ってきて、カッパを着てからいつまでこの岩場が続くのかと思ってたら、3時ごろ七丈小屋に到着。ほぼ、予定通り。皆で乾杯した酎ハイの美味しかった事!! カレーも美味しかったです。 2日目は、甲斐駒ケ岳目指して黒戸尾根を登ります。天気にも恵まれ、北岳の奥に富士山も見えました。登るにつれて景色も良くなり、雲海の上に八ヶ岳が見えました。さらに岩場、鎖場が続き、中級の岩陵研修の実践をしてるようだねと皆で話しながら登りました。山頂は、360度の素晴らしい眺め!! 疲れが吹っ飛びました。 下りは、北沢峠バス停に向かいます。駒津峰、双児山への道も岩場で疲れました。樹林帯の中を北沢峠までの道のりが長かった事。 こもれび山荘の屋根が見えた時には、ホッとしました。山の会で初めての山小屋泊で不安でしたが、山はきつかったけれど、楽しいメンバー達に支えられて、なんとか無事に登頂できて、とても嬉しかったです。武井記

[ 8月4日 ]六ッ石山

参加者:山下日(係)岡田



山頂にて


●コメント 水根バス停から六つ石山へは二つのルートがあるが今回は水根沢林道を使って鷹ノ巣山方面への道を選んだ。水根沢に沿ってゆっくりと幾つかの木橋を渡り小さな滝を見ながら上がって行く。最後の木橋を渡り終えると急登が待っていた。鷹ノ巣山への道を見送り六つ石山への石尾根縦走路に入った。日差しは樹林に遮られ楽に歩けた。山頂には2時に到着。こんなに暑い日に標高の低い山には誰も登ってこない。久し振りの山行で8時間の長丁場だった。 山下日 記

[ 8月6日 ]南ア北部 甘利山~千頭星山

参加者:間普(係)渡邉、小寺、青野



千頭星山山頂にて


●コメント 8月の暑い最中、南アルプスの甘利山・千頭星山へ行ってきた。中央道韮崎ICを降り、甘利山口から山道をぐんぐん上がっていくとグリーンロッジに着く。陽ざしは強いが、標高が1,600mあるため空気がひんやりしている。そこに駐車して、準備体操などして9:05に出発した。登山道は良く整備されていて、植物の名前が掲示されているのがうれしい。しばらく歩くと9:20に甘利山頂に到着した。休まず歩き、9:50に奥甘利山頂である。途中、南アルプスの峰々を眺望することができた。奥甘利で10分程度休憩、水分補給などしてから、さらに登り11:10に千頭星山頂に到着した。ここで、早めの昼食をとり、ゆっくりした。標高が2,139mもあるためか、とても涼しくて気持ちよかった。昼食を終えてから展望台まで行き、鳳凰三山の一つ、薬師岳の雄姿を見ることができた。下山は来た道を戻り、14:00頃グリーンロッジ駐車場に戻った。帰りは白山温泉で汗を流してから、帰京した。 小寺 記

[ 8月9~11日]北ア南部 蝶ケ岳~常念岳

参加者:大釜(係)広橋



蝶ヶ岳山頂にて


●コメント 8/9 三俣登山口で登山計画書を届け、登山開始。ほどなく、唯一の水場である力水に到着。水量は僅かであったが、有りがたく力水をつけた。そこからはひたすら登りの連続。18キロのテン泊ザックがズシリと重い。長い登りに四苦八苦し、ようやく森林限界を超えると青空が広がった。蝶ケ岳ヒュッテに到着すると待ちに待った穂高連峰の大展望が姿をあらわした。圧巻の眺めであった。生ビールを片手に穂高連峰を眺め乾杯!今年1番のビールであった。 8/10 夜半の雷雨があがり、3時過ぎに目が覚め、テントから外に出るとプラネタリウムのような満点の星空であった。今日の快晴を確信し、出発の準備を始めながらご来光を待つ。4時を過ぎると雲海の先の東空が赤み始め、西側の穂高連峰が徐々に光を浴びて浮び上がる。蝶ケ岳の陰影と穂高連峰のコントラストが素晴らしい。6時30分にテン場を出発、穂高連峰を左手に見ながらの縦走路は贅沢だ。しかし、常念岳の手前急登に着くころには、暑さでバテた。岩場、ガレ場の連続で集中力を切らさないように歩く。常念岳山頂に着くと、小休止し、長いガレ場をひたすら下り常念岳ヒュッテに到着、常念岳前後の急登はなかなか手強かった。 8/11 早朝テン場を出発、三俣への分岐まではガレ場の急登を登りかえした。今日は長丁場なので、一歩一歩ゆっくりと登った。三俣分岐から前常念岳を目指すと正面には雲海から顔を出した八ヶ岳連峰が広がった。避難小屋までは険しい岩場の連続、ストックを仕舞い時折三点確保で慎重に下山した。13時頃にようやく登山口近くの沢に到着、沢で顔を洗うと疲れが吹き飛んだ。心地よい疲労感と達成感、またいつかやってみたいコースである。 大釜 記

[ 8月10~13日] 南ア畑薙ダム~茶臼岳~光岳~加加森山~池口岳~遠山郷

参加者:元木(係) 鷲林(SL) 熊谷、井上、秋山、田川

●コメント 8/10富山湾~駿河湾第8弾最終回に向けて八王子を車でAM5時出発。
8/11AM4:00横窪沢小屋から光岳を目指します。今回はWさんに別行動で車を池口岳までデポして頂き、そこから光岳小屋で合流した。茶臼岳山頂は快晴で眺望が最高だった。光小屋に到着し、荷物を置き光岩に登った。大きな白い岩に圧倒された。
8/12AM4:00遠山郷に向けて出発。朝焼けの富士山が絶景だ。今日は12時間の長丁場。頑張らなきゃ。登山者が少ない登山道は踏み跡が少なくリボンもなく道迷いしやすい。経験者の後を歩き不安もなく歩けた。この日は風も心地よく吹いていて火照った身体を癒してくれた。池口岳は2392M双耳峰200名山の一つだ。黒薙はすり鉢に山がえぐられるその淵を歩くのはスリルがあった。
8/13美味しい食事とおもてなしが最高の民宿を後にして、いよいよ駿河湾での完登終結です。由緒ある神社に参拝し、海辺の波に戯れ、長期に渡ったこの企画が数々の思い出を残して完結。お疲れ様でした。仲間の皆様に感謝の山行でした。            秋山 記

[ 8月10~13日]鳥海山、出羽三山、日本国

参加者:間普(係)占部、木内、知見、島田



月山神社横にて


●コメント 山形県生まれなのに庄内地方には一度も行った事がありません。是非、参加したいと思いました。4日間、毎日登山の計画。気合いを入れて望みました。 8/10 八王子を朝4時過ぎに出発。途中、事故渋滞に巻き込まれながらも山形県に入ると時折の激しい雨。車で羽黒山神社へ。参拝、五重塔を見学。 8/11 鉾立を朝5時に出発。賽の河原まで整備された道を歩くと御小浜小屋で鳥海湖、ニッコウキスゲ等の花を見て癒されました。七五三掛で千蛇谷コース登ると雪渓が見られた。日影がなく暑さで体力が奪われ御室(頂上小屋)が遠く感じられた。新山には登らず体力を温存する事にしました。下山は慎重に。予定通りの10時間。 8/12 日本国山は低い山なので暑く汗が滝のように流れ疲れました。 8/13 湯殿山~月山頂上の予定を変更し姥沢登山口~月山頂上を目指した。整備された木道を歩くとチングルマが群生していて感動しながら登ると頂上近くは岩がゴツゴツしていました。頂上では景色に感動し御払いをして頂き注意しながら下山しました。 4日間の山行を無事に終えた事で達成感と一緒に登った皆様に感謝で一杯です。 島田 記

[ 8月15~18日]JMSCA夏山リーダー研修

参加者:浅岡



応急処置でのワンシーン


●コメント 山行のリーダーに必要な知識を習得したいと思い、日本山岳・スポーツクライミング協会主催の公認夏山リーダー研修を受講した。
8/15 那須甲子青少年自然の家に集合し、山行計画や装備、地図読み、セルフレスキューなどを学習する。更に事故が発生した場合の対応として、シチュエーションを交えたファーストエイドを行った。
8/16 気象の予測や運動生理学の机上講習を午前中で全て終え、研修のメインとなる実技を行った。実技研修では、赤面山と朝日岳周辺のテント泊を想定した計画となる。各パーティごとに分かれて、山行計画や地図読み、気象予測を議論して、夜はキャンプ場にてテント泊を行った。
8/17 赤面山周辺でパーティ行動を行う。リーダーを交代しながら、特にナビゲーションでは地形図とコンパスを使って現在位置の把握、次に進むべき方向、距離、標高の確認を意識して行動することを指導いただいた。途中では、転倒してケガをした際の応急手当、時間切れによるビバークを行った。
8/18 朝日岳周辺にて同じくパーティ行動を行う。岩稜帯や鎖場をメンバーが安全に通過させるため、頭上や左右に注意を促して歩いてもらうことを指導いただいた。4日間の研修でリーダーに求められる基本知識が習得できたので、これからの山行に繋げていきたいと思った。  浅岡 記

[ 8月18日 ]沢研修 奥秩父ナメラ沢

参加者:鷲林 係)、大釜、藤沢

●コメント 例年6月に行う沢登り研修が近年の天候不順で中止になり、ようやく8月に行く事が出来ました。研修とは名ばかりの参加者3名ですが、曇り気温24度位で涼しく水量が多い沢を快調に遡行してきました。雁坂トンネル駐車場を8時に歩き出して奥の二俣11時で昼食。時々降る小雨の中、尾根には上がらず登って来た沢を下降。行きと帰りに同じスダレ状10mナメ滝でロープを使う。駐車場に戻り15時に出発した途端に雷雨。雨に濡れずラッキーだったが中央自動車道はお盆休み帰省で断続的に21kmの渋滞!!お疲れ様でした。 鷲林 記

[ 8月18日 ]滝子山~大谷ヶ丸~天目山温泉へ

参加者:元木(係)市村、矢崎、nn、瀬川(お試し山行)
●コメント めまぐるしく変わる天気予報に、悩まされましたが、当日5時の予報では午後3時頃に1~2mm程度の雨があるかも知れないとの予報に変わり、ホッとする。今回は初狩駅から沢沿いのコースを登った。登山口から山頂までの標高差は1,165mあり、ほぼ一気に登る。最初のうちは沢を幾度も渡渉し、涼しく気持ちの良い登りだが、やがて始まる急登は山頂まで続く。トップのペースに引っ張られ、皆バテバテであった。しかし、緑濃い樹林帯の登山道には、涼しい天然クーラーの風が吹き抜け、ほんとうに別世界でしたが、ともかく虫が多いのには辟易とした!
秀麗な姿を仰ぐことは出来ませんでしたが、天目山温泉までの約16kmを歩き通し、最後はPH11と言われる、天目山温泉につかり、湯上りには良く冷えたビールで乾杯!バスで、甲斐大和駅へ。お試し山行の瀬川さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。         元木 記

[ 8月25日] 暑気払い&バーベキューパーティー  於)裏高尾山荘

参加者:高橋、知見(係)熊谷、山下日、池本、遠藤、裵、前波、和唐、山下正、佐野、鈴木國、山本、元木、市村、山崎、木内、福田、井上、秋山、矢崎、青野、田川、浅岡、内藤、nn、青柳、岡田、藤沢&お子様、武井、sz、三島(見学者)、長門(会友)
●コメント 毎年、賑やかなバーベキューです。肉が食べたい、牛タン食べたい、野菜は、ほとんど食べないからいらないと申し送りがありました。人数分の肉と、焼きそば、フランクフルトを用意すれば良いのかなーと思っていたら肉が焼けるまでのオカズがいる、切ってのせるだけの食品を考えて山の小屋でパーティーを始めました。
毎年パーティー始める前にお掃除をするのですが当日前に皆様お掃除していただいて池が綺麗、草取りもある程度綺麗にしていただいたので簡単な一通りの掃除で終わりました。澄んだ池にスイカ2個冷やして皆の別腹にあっという間に平らげてしまいました。屋根の上にハシゴで上がりホウキで葉っぱ、枝を落として下さり落ちたら大変と心配しました。会長は、小屋の床が浮いている場所に電動で釘を打ちつけていました。小屋を大切にしているのが良く分かりました。山の講習の時間も聞けて楽しかったです。      高橋 記





2019年9月

★山行:だれでも参加OK


[ 9月14~16日]北ア 五竜岳~鹿島槍ヶ岳

参加者:矢崎(係)裵、大釜、広橋、浅岡



鹿島槍ヶ岳山頂にて


●コメント 昨年の9月末に計画したが、キレット小屋が閉まっていることが分かり、今年こそはリベンジということで9月中旬にして行くことにした。 9/14ゴンドラを使い、観光客に混じりながら八方尾根を上げていき、唐松岳に登頂する。この日は下界と変わらずとにかく暑い、汗が滴るように出てくる。14時30分頃、唐松岳頂上山荘に到着すると荷物をデポして唐松岳へ登る。明日向かう五竜岳などを望み、写真を撮って山荘へ下山する。3連休の影響なのか山荘は満員であった。 9/15 5時に五竜岳を経由してキレット小屋に向けて出発する。すぐに核心部である牛首を慎重に通過する。右側に剱岳を望みながら、7時40分に五竜岳山荘に到着。五竜岳からは、岩稜帯ですれ違いも難しいため、お互いに声を掛け合いながら、9時頃に山頂に到着。この後の条件も良いので、予定通りキレット小屋へと向かう。G4、G5では滑落が多いので注意して通過する。休憩を取りながら、14時頃にキレット小屋に到着する。五竜から鹿島槍に向かう人はほとんどいなかった。 9/16 4時45分にキレット小屋を出発、三大キレットの1つである八峰キレットに臨む。切り立った岩場とクサリ場、ハシゴの連続となる。真っ暗だったおかげなのか高度感を感じることなく通過して鹿島槍ヶ岳に向かう。北峰と南峰に向かう間は、曇りから次第に晴れ間を見ることができ、感激する。雷鳥も見ることができた。6時40分に北峰、7時40分に南峰に到着し、皆で喜びを分かち合った。ここから扇沢まではアップダウンを繰り返しながらひたすら下る。道中は晴れ間から曇りと小雨に変わって柏原新道を下り、15時に登山口に到着、3日間の汗や疲れを温泉で洗い流し、帰王した。達成感が大きかった山行であった。  浅岡 記

[ 9月14~16日]南ア 白峰三山(北岳~間ノ岳~農鳥岳)

参加者:青野(係)市村、高橋



農鳥岳山頂にて


●コメント 甲府に前泊。 14日 4:35発のバスで広河原へ。トイレ混雑で少々時間を取られ出発。ひたすら大樺沢、左俣コースを登り八本歯のコルへ。バットレス付近で救助ヘリと遭遇。梯子の登りを繰り返し北岳山荘に15:30到着。 15日 4:30ライトを頼りに間の岳、農鳥岳往復。スローペ-スで休みも含み、実に12時間かかり16:30北岳山荘到着 16日は天気予報にもない雲の発生にて雨。小降りになったのを見計らって出発し北岳登頂。3193m、なかなかの登りがいがありました。予定の小太郎山は見送り、草滑りコースを下り13:00広河原へ到着。別コースでまた登りたいです。市村 記

[ 9月30日 ]緑岳

参加者:山下正(係)

●コメント 大雪山に位置する緑岳は標高2019mで今年2019年が標高年となります。また“松浦岳”とも呼ばれ、探検家・松浦武四郎が名付けた「北海道」が、命名(1869年)から150年目になる記念の年でもある情報を得て、特別のW記念の山を目指した。硫黄のにおいが漂う登山口を過ぎると見事な紅葉のトンネルが続く。キツイ階段でいっきに標高を稼ぐと展望が開け,第一お花畑・第二お花畑となる。尾瀬のような木道に絨毯のような真っ赤に染まるチングルマ・ウラシマツツジが彩っている。ハイマツ帯をトラバースすると岩稜帯のジグザグを登っていく。「キュッ!キュッ!」あちこちで生きた化石といわれるナキウサギの甲高い声が聞こえる。また眼下には紅葉真っ盛りの高原沼群が素晴らしい。今年は雪が早く雪渓をふんで山頂へ。ガスがかかり早々と下山した。マイカー規制後は登山者も少なく出会った3組はすべて単独者でした。 山下正 記





2019年10月

★山行:だれでも参加OK


[ 10月1日 ]谷川岳(西黒尾根)

参加者:間普(係)山崎、市村、高橋



上の方は紅葉


●コメント 急登の西黒尾根で登山したく、仕事を休んでまで行って来ました。谷川岳は混雑し週末にはためらう場所ですが、平日の10月ともなれば涼しいかなーと考えたのですが、暖かく登山者もおり、流石に人気の山です。紅葉の時期になり、頂上付近は色付いています。ツルツルと登山靴に磨かれた岩を、足がかりを探して登って行き、燃える楽しい尾根でした。西黒尾根の下山はどうやって降りるのか心配ですが下山者4人に会いました。下山も出来るコースにしたい。他のコースでも登ってみたいと思わせる山行でした。 高橋 記

[ 10月5~6日]60周年記念山行 妙高山・斑尾山

参加者:間普・知見(係)熊谷、渡邉、山下日、遠藤、鷲林、裵、占部、前波、和唐、山下正、佐野、鈴木國、山本、元木、市村、山崎、木内、福田、秋山、矢崎、青野、田川、高橋、浅岡、内藤、青栁、岡田、武井、島田、sz、三島、伊地知(会友)、鳥山(会友)、長門(会友)、五十嵐(OB)、熊坂(OB)、黒沢(OB)、高鍋(OB)、渡辺明(OB)、渡辺純(OB)


●コメント 八王子山の会60周年記念の山行。
まず初日の5日、あいにくの雨の中で妙高山に向かう。ロープウェイで山麓駅から山頂駅に上った後、4班に分かれて行動開始。3つの班が登山で、残る1班が散策。スキー場の急坂を登った後、雑木林に入る。雨でぬかるむ足下に苦戦しつつ、紅葉の始まりかけた木々は目を楽しませてくれた。一度、林道に出た後、班ごとに大谷ヒュッテや天狗堂で引き返す。下山後はホテルの温泉や酒宴で疲れを癒やした。
翌日の斑尾山でも、生憎と雨は続く。ちょうどトレイルランニングの大会があり、アナウンスの声に送られて登り始める。まずは草原の急勾配、自然といくつかの集団に散けていく。次いでジグザグの登り坂となり、最後はブナ林に入る。ぬかるみに足を取られつつピークを1つ越え、山頂に到着する。雨に打たれながら弁当のお握りを平らげ、ピストンで下山する。2日続けて雨天の登山はきつかったが、雨に濡れた木々と白い霧には風情があった。次は晴れの日に登って、眺望を確かめたい。  青栁 記

[ 10月27日 ]10月の山行 愛鷹山(位牌岳~袴腰岳~愛鷹山)

参加者:元木(係)平(SL)・nn(SL)、渡邉、木内、秋山、田川、長谷川、峯、青栁、武井、島田、sz、岩田、瀬川、三島



愛鷹山山頂にて


●コメント 9月に計画していた愛鷹山縦走が雨で延び延びになり、10月27日の日曜日にやっと実現できました。綺麗な朝焼けの中、八王子を6時15 分に出発。予定通り登山口に着きました。雲がかかってましたが富士山にも出迎えられ、愛鷹山登山口を8時半頃スタートしました。16 名の参加でしたので、二班に分かれて登りました。東沢までは岩がゴロゴロした道を歩きました。途中、苔が青々として綺麗でした。東沢から前岳までは急登で、木の根につかまりながら登りました。所々、紅葉した木々、木の間から富士山も眺められました。1457mの位牌岳でお昼にしました。風もなく日中は暖かでした。そこからはアップダウンを繰り返して一服峠を越え、袴腰岳を越え、愛鷹山に着きました。愛鷹山は1187m。それまで、雲に隠れていた富士山が顔を出して、綺麗な写真を撮る事ができ、感動でした。ここからバスが待ってる愛鷹600クラブまでは、笹藪の中の泥の道を下ります。皆、滑りそうになりながら気をつけて下りました。下りの長かった事、けっこう疲れました。沼津の街並みや海が見えた時はホッとしました。ニューウエルサンピア沼津で温泉に入って帰路につきました。車中から真っ赤な夕陽もみられました。滑る登山道でしたが、誰一人怪我する事無く、無事に山行できて良かったです。お疲れ様でした 武井 記

[ 10月30日 ]棒ノ折山 

参加者:山下正(係)山崎、福田、秋山、青野

●コメント 台風19号で崩壊された白谷沢上部の登山道に迂回路が整ったとの情報を得て、棒ノ折山ハイキングに出かけた。「さわらびの湯」バス停横の駐車場より、有間ダムまでの林道も、法面が崩壊し道路の2/3程が土砂に埋まり、歩行者のみが通行可能。白谷橋からの狭めな登山道も木々の崩壊が痛いたしかった。白谷沢沿いは沢をいくつか横切ってのコースですが、前日の雨の影響もあり飛沫をあげる渡渉に気を使った。ゴルジュ帯前まで進むと川底が深くなり、手がかりの少ない壁をへつっての通過を余儀なくされ、もはやハイキングではなく沢登りとなってしまったのでここで切り上げ、有間湖迄戻りお昼とした。時間的に余裕があることから、帰る途中の広徳寺までのハイキングを楽しみ終了した。 山下正 記





2019年11月

★山行:だれでも参加OK


[ 11月2日 ](前夜泊)八海山

参加者: 平(係) 高橋 、nn



千本小屋を過ぎた岩場にて


●コメント 19時に八王子を出発し、「いろり庵別館さくら・さくら」の24時間温泉で今日の疲れを流して就寝。 次の日、ロープウエイを使って平坦でぬかるんだ道を登っていく。徐々に階段や岩場の急登が続き、女人堂避難小屋、千本槍小屋へ向かう。そこに荷物をデポしてヘルメットを被って八ツ峰へ向かった。登りより下りの鎖場が多かった。どの鎖場も安心して足を乗せられる石が少ない。1cm、2cmの出っ張った石に足を乗せて、鎖に頼って下るしかない。でもそこに乗せる勇気がなく、迷いながらも何とか行った。岩場で立ち往生してしまう気持ちがわかった。帰りの迂回路は長い梯子やカニの横ばいのような道を下っていった。次回は千本槍小屋に泊まって往復してみたい。nn記

[ 11月3~4日 ]東沢~釜ノ沢~甲武信ヶ岳

参加者:元木(係)鷲林



    西のナメ滝


●コメント 3年振りに東沢~釜ノ沢を遡行して来ました!  美しいホラ貝のゴルジュ、曲線を描く乙女の滝、長い東ナメを過ぎ釜ノ沢出合いへ。魚留めの滝では右岸側の壁にあった丸太が無く、周辺から3本の丸太を探し出し、立て掛けて登った。千畳のナメを過ぎると両門ノ滝が目の前に現れ、荘厳さに目を奪われる。美しい紅葉もこの辺りからは、枯れ葉が目立つようになる。東俣に入り今日の泊地、広河原へ。テントを張り、枯れ木を集めて“焚火”を試みたのだが、枯れ木は湿り気が多く、新聞紙や枯れ葉だけが燃え、ガスバナーが空っぽになりたき火を諦め、wさんお手製の美味しい夕餉となりました。そんな訳で寒い一夜になりましたが、夜中に見た満天星は素晴らしいものでした。深い谷あいから見る満天星は、山頂から見る満天星とはまた違い、幻想的であった。  2日目はすっかり紅葉も終わった水師沢を淡々と登詰め、甲武信小屋のポンプ室の直下に到達しところで沢装備を解いた。甲武信ヶ岳山頂では富士山が雲に隠れてしまい見ることは出来なかった。疲れた足を引きずりながら、徳ちゃん新道から西沢渓谷バス停に下る。出発が1時間も遅れたが、西沢渓谷には最終のバスに間に合う時間に着いた。  今回、沢では誰一人出会うことは無く、まさに独り占めであった。しかし、このコースは体力とテクニックの勝負、ひとつ間違えば、ほぼ助からない場面がそこかしこにある。  帰りは小仏トンネルで事故があったとかで、40km 以上の大渋滞になり疲れた体で5時間以上も運転して帰王した。    元木 記

[ 11月3~4日 ]三条の湯~でんでいろ~雲取山

参加者: 田川(係) 知見 、武井、 島田



見事な紅葉


●コメント 11/3 立川駅の奥多摩行ホリデー快速電車の中で合流。奥多摩駅からバスで役場前まで行き、9時30分に丹波天平を目指して登山スタート。細い登山道を登ること2時間位でサオラ峠に着き昼食タイム。皆で持ち寄ったもの(殆んど田川さん持ち込み)で至福の時間。お腹も満足し体力も回復したので三条の湯峠を目指した。所々、紅葉が見られた。三条の湯峠からは山小屋までは2時間位の下りです。宿泊する山小屋は日本百名山 雲取山の中腹標高1103mにある三条の湯小屋です。温泉で汗を流した後の夕食で薪で炊いたお焦げ入りのご飯を頂きました。醤油をチョッとかけて食べたら懐かしい味がしました。 11/4は朝 5:45に飛龍山を目指して出発。登り始めは直登、体が馴れるまで体が重く感じられた。北天のタルで朝食をとり飛龍権現まで景色を見ながら歩いていると富士山が見られました。飛龍山には登らず前飛龍~サオラ峠~丹波天平と歩き下山しました。心配していた天気にも恵まれ紅葉も見られ満足の山行でした。 島田 記

[ 11月4~5日 ]笠取山~唐松尾山~和名倉山~秩父湖

参加者: 間普(係) 木内 、青野、 内藤



お約束の笠取山山頂直下


●コメント 新地平でタクシーを降りると素晴らしい青空が広がっていた。久しぶりの青空の元での登山に心が踊る。広い林道を進むと沢沿いを歩くが、水が増水していて渡渉場所を探すのに難儀する。沢を離れどんどん登って行くと雁峠に到着した。とても気持ちのいい場所でいつまでもいたい気分だった。少し歩くと小さな分水嶺があった。降った雨が富士川、荒川、多摩川に流れていく。急登を行くと笠取山に到着した。ここもとてもいい山でもっと知られてもいいと思った。わずかなアップダウンを繰り返し、唐松尾山を経て、一日目の宿泊地の将監小屋に着いた。 2日目も素晴らしいお天気!東仙波からの眺望は素晴らしく、富士山は何も隔てるものがなく裾野まで見えていた。霧の多い奥秩父では珍しいそうだ。霧が多いだけに、一面苔が生えている場所があり、そこは圧巻の風景だった。途中道を見失いそうになった場所もあったが、4人で道を探して無事に秩父湖まで着くことができた。今回は和名倉山へは行けなかったが、メンバー全員で協力して山行ができたことは、とてもよかったと思う。 内藤 記

[ 11月10日 ]山荘緊急整備 

参加者: 元木(担当)山本、鈴木國(サポート)熊谷、鷲林、山下正、市村、広橋、田川、浅岡、青栁、瀬川

●コメント 台風19号の被害により、山荘敷地に大量の土砂が流れ込み、池は完全に埋まり、敷地内も50cm~10cmもの土砂と石が堆積してしまった。11/10に計画していた「安全登山講習会(実技)」が、やはり台風被害により中止となったため、講習会参加者を中心に、土砂片づけを行った。前日から、下見や準備を行い、10日は12名で池の掘り出しと、敷地内の石ころ・土砂の片づけに分かれて作業を行った。もともと全ての土砂を片付けることは難しく、池の2/3くらいを掘り出し、敷地内の石ころを片付け、ある程度の整地を行った。これで年を越せる状態には出来たと思う。お手伝いを願った皆様には心からお礼申し上げます。 元木 記

[ 11月16日 ]大山~梅ノ木尾根~日向薬師

参加者: 山下正(係) 山下日、鈴木國、市村、鈴木美、三島



イタツミ尾根にて


●コメント 春先の、稜線マメザクラお花見山行が延期となり、紅葉を求めての山行に変化した。ヤビツ峠までのバスは増発が出るくらいの混雑。イタツミ尾根からは雪をまとった富士山が眺められた。大山山頂から大山三峰縦走コースを進む。穏やかな稜線から江ノ島、三浦半島、房総半島が見え、彩られた紅葉が美しい。途中ロープをくぐり、変化のある梅ノ木尾根をたどる。急坂や痩せ尾根、紛らわしい支尾根などその都度地図を確認しながらの休憩をとる。ひとけのない静かな変化のある尾根歩きを少し緊張しつつ楽しみながらの山行となった。 山下正 記

[ 11月19日 ]守屋山

参加者: 間普(係)渡邉 、福田、青野



立石コースの由来『立石』


●コメント 眺望の山、守屋山に行って来ました。前日夜まで雨が降り天候が心配されましたが、予想以上の好天に恵まれました。今回は奇岩を眺めながら登る立石登山コースです。丁度紅葉も見頃で気持ちの良い山道を登って行きます。この山は地元の方々が管理している山で、山菜採りなども盛んです。そのため至る所に山道ができていて、本筋の登山道を登るのには見極めが必要でした。東峰と西峰がありますが、西峰が頂上とされています。西峰に着くと360度の絶景が広がっていました。北、中央、南のアルプスと八ヶ岳が一望できます。丁度地元の方が居らしたので、解説していただきました。雪山の方が登山者が多いのだそうです。ちょっと意外でした。次回は是非雪山の時期に登ってくださいと言われましたので、再度挑戦したいと思います。 間普 記

[ 11月20~22日 ]南ア 小河内岳

参加者: 和唐(係)

●コメント 20日早朝山梨を発って、鳥倉林道の三伏峠登山口ゲートに車を置く。三伏峠小屋辺りでは雪は採れないと思って、水3リッターと冬山装備一式と3日分の食料と久々の重荷である。標高2100mを越えるころから日陰は氷が出てくる。雪が溶けて凍ったもので、雪より滑るし、この季節特有の始末が悪い状態である。三伏峠は三時頃着いた。冬季小屋は誰も居なく真っ暗である。中から窓を開け、明るくする。夕陽を見に三伏山に行った。日が当たって気持ちが良かった。
2日目は小河内岳に向かう。三伏峠から1時間で烏帽子岳、ここから小河内岳の稜線は展望がいい。日も当たるので、雪もなく快適だ。南アルプスど真ん中の小河内岳山頂は本当に展望がいい。ほとんどの南アルプスの重鎮が見え、富士山も形がいい。中央、北アルプスも見える。2時間ほど展望を楽しんだ。
3日目は午後から雨予報だったので、暗いうちから下山開始。凍っているところは安全と速度を考え、アイゼン装着。駐車場に昼少し前に着いた。着く少し前から雨が激しくなり、その中を一人入山者がいた。駐車場には彼の車と私の車しかなかった。2日間は最高な天気だった。そこを全く一人で行動できたことに非常に満足した。 和唐 記

[ 11月26日 ]木曽駒ケ岳~伊那前岳

参加者: 間普(係)山下正、平



千畳敷カール


●コメント 今シーズン雪山第一弾目として中央アの木曽駒ヶ岳を目指した。ロープウェイからは青空が見えさぞかし山頂の展望は良いだろうと期待したものの、山頂駅に着くと段々白い雲で空が覆われ、やはり山の天気はわからない。駅からカールへ進むべきところを左に巻いてしまい、また駅へ引き返す。雪は少ないものの固く凍結も見られるのでアイゼンを着用。岩と雪のミックスが続き慎重に足を運ぶ。宝剣山荘あたりから風も強くなり体感温度は更に低くなる。山頂は誰もおらず、あたり一面真っ白。そのため下山路は出だし少し迷いGPSで確認しながら進んだ。天候の崩れを考え伊那前岳はカットした。第一弾目から本格的なトレーニングが出来て満足。改めて気を引き締め直し、今後の雪山に挑めそうだ。 平 記





2019年12月

★山行:だれでも参加OK


[ 12月1日 ]忘年山行 相模湖駅~高尾山

参加者: 青柳(係)佐野(SL)山本、田川、秋山、

●コメント 底沢バス停から晴天に向かい青空の広がる左岸の路をのんびり辿る。さすが数百年人馬に踏まれた道は台風の爪痕も殆ど無く小仏峠に至る。峠では近年話題の1:12,500登山地図作成者守屋氏が、近圏の地図を広げ、通りがかりの人に話を聴きながら相応しそうなコースを薦めている。高尾山を見下ろす城山で20分程景色を楽しみ、東屋展望台では短い好天特有の複雑な雲と澄んだ大山から富士、三つ峠のスカイラインを撮影。紅葉盛りの一丁平で田川さん、秋山さんの鍋でたっぷり2時間の昼宴。高尾山頂からは出店を縫って歩く縁日並の混雑も面白く、渋滞する登山道を避けて日本一のケーブルカーに乗る。世界中の人が集う世界一の観光山『高尾山』かく楽しむべし。  佐野 記

[ 12月1日 ]忘年山行 陣馬山・景信山

参加者: 岡田(係)山下日(SL)鈴木國、高橋、瀬川

●コメント 朝から快晴の空で和田バス停から歩き始める。この道は通い慣れた登山道でゆっくりと上がって行く。一の尾根からくる縦走路とぶつかり一気に陣馬山頂に着いた。岡田さんの作った計画書通りの時間で進んで景信山では皆が
持ち寄った食材でオデンを楽しんだ。 山下日 記

[ 12月1日 ]忘年山行 伊豆ヶ岳

参加者: nn(係)鷲林(SL)木内、平、武井、島田、sz



男坂を登り終えて


●コメント 正丸駅から徒歩で登山口まで歩き山行を開始する。今回は全員で男坂経由で山頂を目指すということから、鷲林さん監修のもと、万が一の時を考え、カラビナと細引きロープを使いセルフビレイを取る為の準備をした。北側の斜面に全長50メートルほどの岩場が続いている。岩は乾いて良いコンディションの為登りやすい。過去2回男坂を登ったが今回一番良い日だったと思う。登山客で賑わう山頂を後にし、帰りは女坂経由で下り、正丸駅へと下山した。 平 記

[ 12月1日 ]忘年山行 八重山・聖武連山

参加者: 藤沢(係)山下正(SL)熊谷、大釜、市村、広橋、三島、横坂(見学者)


●コメント 上野原駅より商店街をぬけ、根本山の東屋から出発する。日大明誠高を左手に眺めながら上野原遊歩道を進み秋葉山。車道に降り上野原中学校脇の八重山ハイキングコースへ。ボランティアガイドの方から八重山の謂れや植物の保護の話を伺う。山頂展望台からは丹沢・御坂・道志の山並みの先に雪を纏った富士山がスッキリとしている。反対側には陣馬山が構え、見通しが良い時は白馬も確認できるとのこと。能岳を通過し棡原橋を渡ると本日のメーンイベントでもある聖武連山。広葉樹林帯で一気に尾根を直登するコースの先には大展望が開けている。根本山・秋葉山・八重山・能岳・聖武連山と山頂ごとに近づいてくる富士山が印象的です。急登、岩場、快適な稜線歩き、大展望、と短い距離に山歩きの魅力がぎゅっと詰まった良いコースでした。そして何より、こんな近くに地元の方々に愛されている素敵な里山を知ることができ、大満足の忘年山行でした。 山下正 記

[ 12月1日 ]忘年山行 高水三山

参加者: 内藤(係)元木(SL)占部、浅岡、知見

●コメント 電車の車窓に広がる空は少し暗く、お天気を心配しましたが、軍畑で降りたら青空が広がっていました。しばらく舗装道路を歩きます。登山道はのっけからきつい登り。でも健脚揃いのメンバーなので、コースタイムをドンドン巻いていきます。高水山に着くと町並みがみえました。少し休憩して次は岩茸石山を目指します。岩場の下りが出てきたので、慎重に下ります。岩茸石山からは棒の折山かよく見えました。計画ではここで昼食の予定でしたが、早く着き過ぎたので次のピークを目指します。惣岳山で昼食休憩にしました。占部さんの手羽先煮がおいしかったです。惣岳山を後にし駅に向けて下りました。電車まで時間があったので、澤乃井酒造の酒蔵を見学して帰りました。元木さんがにごり酒を買ってくださり、みんなで乾杯しました。上部の透き通った部分と濁りの部分と一本で二度おいしかったです。高水三山はとてもよく整備されたルートで、快適に歩けました。 内藤 記

[ 12月10~14日 ]しまなみ、ゆめしま海道自転車走破及び島内低山ハイク

参加者: 和唐(係)市村、秋山、高橋、田川(12日合流)



来島海峡大橋


●コメント 5日間のうち、3日間は自転車走破で130キロ走りました!前後2日間は青春18切符で移動です。
12/10八王子駅5時14発から各駅,順々にメンバーと合流し尾道駅に19時1分着。Wさんが電車の時間、待ち時間まで記入して下さり合流するまでそれを片手に必死。
12/11向島のサイクルセンターで自転車とヘルメットを借りた。因島大橋を渡り家老渡港よりフェリーで弓削島に渡る。道路はブルーのラインがペイントされて道幅は広く、今の時期は観光客も車も少なく東京での自転車サイクリングとは程遠く快適。弓削大橋を渡り、佐島で宿泊。古い民家で五右衛門風呂を自分で炊いて皆大感激。温まるぅ~。食事も自由に魚屋さんで生け簀のカワハギ、赤イカのお刺身、キモ,煮つけと新鮮リッチな食卓、お値段も現地ならでは。
12/12佐島港よりフェリーでレモンの島と言われる岩城島に入った。今日は370mの積善山に登山。今日は綺麗な紅葉が見られた。展望も360度素晴らしい。大三島で宿泊。
12/13伯方・大島大橋を渡り大島へ。来島海峡大橋(4105m、高さ178m)を風も無い暖かい日でゆっくり展望のよい長い橋を渡った。橋を渡れば今治市だ。今日で自転車を返却する日だが3日間乗車し一緒に走ってくれた自転車が愛しい。明日は帰路だ。予定通りと思っていたら、明日は5時50分に宿を出る予定がホテルは6時までは開けないとの事。さぁ大変あの来島大橋の上にある高速バス亭まで走る事になり、乗れなかった時の事や、重い荷物を背負いながら走れるか(笑)と相談など緊張とで皆、眠れなかった。
12/14ホテルを早く開けて頂き、間に合うことができた。走らなくて良かった。暗闇から明けていく景色も素敵だ。帰りも来るときと同様に、電車に乗り継いで乗り遅れないよう長い帰路になった。又、行ってみたい。 秋山 記

[ 12月13日 ]鷹取山(追浜)フリークライミング

参加者: 占部(係)星、内藤、藤沢

●コメント 今回の鷹取山が,私にとってははじめての外岩トレーニングでした。岩を見上げると高過ぎて頭がクラクラしそうです。星さんと占部さんがロープを張る準備をしている間、「展望台に行ってきたら?」と提案してもらったので、展望台に行ってみました。右にも左にも海が見えて、三浦半島にいるんだなと実感しました。平日でしたが、たくさんのハイキンググループが歩いていました。市民に親しまれている山なんでしょう。支度ができたので、いよいよクライミング開始です。当たり前ですが全く登れません。足を置く場所を教えてくださるのですが、体を岩から離せないので、足元が全然見えません。手の力が限界に来たので降りることにしました。ハーネスに体重を掛けて降りるのですが、慣れないと怖かったです。岩に対して真正面に立ってしまうので、体の動きが固定されてしまいました。でも体を斜めにするのは難しかったです。親指に力を入れてぐいっと登る感触がつかめたときは嬉しかったです。初めての外岩はとても難しく、まだまだクライミングの入り口に立ったばかりですが、とても楽しかったので、これからも続けて行きたいです。占部さん、星さん、丁寧にご指導いただきありがとうございました。 内藤 記

[ 12月15日 ]兜山~棚山~ほったらかし温泉

参加者: 元木(係)佐野(SL)、鈴木國(SL)、渡邉、和唐、市村、田川、高橋、青柳、岡田、武井、島田、SZ、三島



棚山で豚汁を堪能


●コメント 登りは山腹コースの予定でしたが、大きいバスが駐車場までのヘアピンカーブで難儀し、引き返して別の駐車場から岩場を通るコースに変更。予定より1時間程遅いスタートでした。落ち葉の斜面を登り、岩を慎重に超えていくうちに見えた富士山は、雲がなく彩雲と共に私達を応援してくれているようでした。兜山頂上から豚汁を食べる予定の棚山まではまだ大分あって、美味しいお菓子で元気を充電。神峰~棚山直前の急登は豚汁用の水や材料や火気を背負って歩くにはきつい道程でしたが、声を掛け合い頑張りました。チームワークは頂上に着いた後も続き、瞬く間に豚汁の完成。その美味しかったこと!風のない棚山で穏やかな時間を過ごしました。ロープのある場所や滑りやすい道を注意深く歩き、下山後はほったらかし温泉に入って景色を楽しみました。 三島 記