平成27年初夏の沢登り研修を6月20日奥秩父荒川水系中津川の大若沢で10名にて行いました。 5/17日和田山岩稜研修に続き5/24に係りリーダー他で下見を行った上で決めたのですが、実施に当たっては天候不順で延期し参加予定された方にはご心配をお掛けしまして誠に申し訳ありませんでした。(記washi)
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5月18日今年度最初の行事研修(岩陵研修)が日和田山にて開催されました。新会員を含む12名が参加、天候に恵まれて岩になれるため終日心地よい汗を流しました。
3月21~23日、会の重要年間行事であります雪上研修を北アルプス燕岳にて6人が参加、実施しました。遠見尾根より五竜岳も考えましたが積雪が多くメンバーを考えると条件が厳しいと考え、燕岳にてにテント山行、予定通り実施多くの積雪でしたが充実した研修できました。前夜八王子を9時30分に出発、安曇野道の駅にて仮眠、翌朝早朝出、宮城の空地 (駐車場)に着き驚き、私たちだけではないか!
天候は薄曇り身支度を整え元気に出発だ
歩き始め間もなくからもう雪です.もちろんここは車道です
数か所、雪崩にて道路が封鎖、右側が沢で落ちていますので緊張します
ようやく中房温泉着、入山パーティは3組のみです。以前の冬山合宿でもそうであったが個々の地面は温かくテント内でも快適だ
一日の疲れを癒すテントは和やかで温かい。
テント内ではいつも一体になることはできます
いつもの鍋料理は美味しい!
2日目、いよいよ好天の中いよいよ日本3大急登の始まりだ。各メンバー20キロ以上のザックだ。
数メートルの積雪はラッセル気味だが先行パーティがいる
合戦小屋は屋根まで雪が埋まっています
早速テント設営、同じところに後続パーティ(大学生山岳部)がテントを張りました
時間切れで登頂は無理でもまだ少しの時間もあり好天の中稜線まではと出発
燕岳は美しい
メンバーたちは満足だ
下山開始
テント内では山や会談義など楽しい
下山も雪崩れているところは慎重に下ります
3日間の山行が終わり身支度をととのいて入浴後帰王しました。
※中房温泉に下山、温泉宿守の方に話を聴くことができましたが、年末年始には大勢の登山客が来るがそれが過ぎると全く登山者はなく以来この日が初めてとのこと、私たちを含めて4パーティ18人程度の登山者のみでした。
積雪が一番多い3月のこの時期に雪上研修を初めてもう20年くらいになるだろうか、メンバーは入れ替わるが今まで北アルプス、南アルプス、八ケ岳や上越、富士山など毎年変化を持たせるため地域や内容を変えている。一定のレベルを保つ企画だとどうしても参加者が少なく残念だが多くのメンバーが参加できる企画も今度は考えていきたいと思っています。
山行係 熊谷 博
5月の岩稜研修に続いて6月の沢研修が9日(日)、五日市の軍多利沢にて11名の参加をもって実施しました。季節がら心配された天候も当日は早朝より温かい日差しに恵まれ絶好の沢登研修日となりました。
係りより班、メンバー編成の後今日の進め方など諸注意があり出発です
入渓後まもなく小滝が出てきて沢登らしくなってきますがまだ体は固く?動きはスムーズではないが徐々に慣れてきます
仲間の動きをしっかりと見守りお互いに声を掛け合うことが大切です
まだまだ身体ならしの段階、ロープ使用はまだありません
ここはしっかりとロープ確保、動きも楽になってきましたが油断や慣れは絶対に禁物です
いよいよ沢の核心部、3班編成にて時間をずらして遡行に入りましたが、時に合流となります。
それぞれの動きを注意深く見守ります
さあ!いよいよ本領発揮、おもわず力が入りますがN女史不安はなくスムーズに攀じ登ります
まかせといて!
確保する方もされる方もこんな時お互いの信頼感によって担保されます。人間関係がいかに大切か実感できます
予定の時間で引き返します。
クライムダウン、懸垂と慎重に下ります。登りより慎重になるのは当然のことです
ロープ使用がないところは特にゆっくりと慎重に、特に草付、枯葉みちは要注意です
ゴルジェ帯は特に危険がいっぱい、素早く抜けます
いよいよ沢下りも終盤、気分的にきらくになりました
一日の研修が終わり充実感でおもわず皆さんに笑いと連帯感が・・・・。
帰りはいつものように「瀬音の湯」にて入浴、きれいになり帰王となりました。
みなさんお疲れ様でした
八王子山の会では20年前より年間行事、山行として欠かさず5月の岩稜研修、6月の沢登研修、11月の遭難対策訓練、3月の雪山研修を実施しています。以来大きな山岳事故などはありません。
これらの研修は必ずしも、より高いより難しい沢登や岩登り又冬山を目指すためだけではなく、できる限りの完全を確保したうえで臨み、山岳全般を楽しんだり学ぶためが一番の目的です。従って年齢が高くても経験がなくても比較的誰でも参加ができるよう配慮して企画されますので特に新入会者や未経験の人でも安心して参加してください。
会長 熊谷 博