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雪上研修・八ヶ岳 硫黄岳~天狗岳テント泊縦走

  3月19~21日、当会本年度最後の事業である雪山研修を硫黄岳~天狗岳でテント縦走を4人のメンバーにて実施した。一日目、曇天の中北沢より赤岳鉱泉入り幕営、鉱泉はかなりの混雑。二日目は快晴、硫黄岳よりはすべての展望在り風弱く快適。黒百合ヒュッテはテントもヒュッテ内も満員?だ。20キロのザックを背負ってのテント泊は辛いが気楽さと自由さには代えられない。三日目は霧氷ガスの中アイゼンピッケルワーク後出発、渋の湯下山無事3日間の研修が予定通り有意義に終了した。


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 2日目赤岩の頭に飛び出し硫黄岳への稜線を行く

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19日、八王子発7時29分のあずさ2号に乗り込み、茅野着後すぐ予約タクシーにて美濃戸口入り、やはり連休登山者が多い。身支度を整い装備を分担確認後出発、北沢より赤岳鉱泉に入る。

今年は雪が少ないとはいえ、鉱泉付近で1300ぐらい、雪山としては十分だ。

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 名物の「アイスキャンデー」、氷の状態は良くないが数人が取り付いていた

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 幕営費一人1000円を支払い、鉱泉裏の平坦地を探し、テント設営、整地から設営まで30分ぐらいだろうか・・。

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 2日目、快晴の中再び思いザックだ、4,50分おきに休みを取る

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 赤岩の頭直下、急斜面でしんどいところだ

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 硫黄岳山頂はツアー団体をはじめ大勢の登山者でいっぱいだ

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 十分に展望を楽しんだ後ははるか先の天狗岳に向かうが、やはりここから先はぐっと少なくなる
 天狗岳直下、雪が不安定の時や風雪の時は緊張するところだ。今日は何の心配もない登山日和・・。

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 黒百合ヒュッテに着き、昨日同様誰も張っていない所を整地幕営します。夕方早くから2日間の無事行動に乾杯!テントは誰にも気兼ねなく自由の幅が大きい。参加メンバーの緊密度も高くなる。

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 3日目朝とてもきれいな霧氷が見られた。テント撤収後クラストしている斜面でアイゼンピッケルワークの確認、滑落停止の確認をし、下山する。

渋の湯にて一番風呂を頂きタクシーにて茅野駅、近くの蕎麦屋さんにて乾杯!、昼過ぎのあずさにて早めの八王子着となった。
※久しぶりの八ヶ岳、昨年3月は遠見尾根より五竜岳、その前年は燕岳や鳳凰三山や上越の谷川岳や荒沢山など毎年地域を変え実施してきた。メンバーも少なめである程度固定したメンバーではあるが会としてはどんな形であれ「雪山研修」として活動は続けていきたいと考えています。

会長  熊谷記

2015年沢研修 大若沢

平成27年初夏の沢登り研修を6月20日奥秩父荒川水系中津川の大若沢で10名にて行いました。 5/17日和田山岩稜研修に続き5/24に係りリーダー他で下見を行った上で決めたのですが、実施に当たっては天候不順で延期し参加予定された方にはご心配をお掛けしまして誠に申し訳ありませんでした。(記washi)

中央自動車道勝沼ICから雁坂トンネルをくぐり秩父側の中津川へ
かつらの大木が香る駐車場は乗用車8台位は停められます(下見の時の様子)
入渓してすぐは身体も固く、勘兵衛ノ滝はお助けロープと下方からの支えでじっくり行きます。
不動滝は残置スリングロープもあるが落口で水流に足場を求めるので滑り易く、上部で確保してもらい登ります。
同じく不動滝上部から下部の様子。岩壁をへつって登ります。
金山沢を左手に見送ると岸壁廊下状の屈曲したゴルジュに突入。深そうに見える淵へ思い切って飛び込み左手(右岸)に移ります。 この先が12mトイ状の滝ですが右岸を高巻いたり、途中までリッジを行ったり、両足を岸壁に突っ張ったりして超えるなど各人で進みました。 しかし天気も心配で造林小屋跡地の手前で遡行を打ち切り、遊歩道にて戻りました。
 今回も初歩の沢研修目的に叶う比較的安全な場所を係り、リーダーに設定して頂き、事故もなく実施できました。 研修とはいえプルージックをはじめロープワークが不慣れで心配な面もあり、約4時間の研修でしたが今後の課題も多く考えさせられました。

私たちは安全登山に徹し研修を怠りません!

5月18日今年度最初の行事研修(岩陵研修)が日和田山にて開催されました。新会員を含む12名が参加、天候に恵まれて岩になれるため終日心地よい汗を流しました。

 先遣隊4名はは早朝4時過ぎに八王子を出発、岩場に3本のトップロープを設置メンバーがついたときはすでに研修開始OK,早速担当より本日の段取り説明です。安全登山実施のため気を緩めることはできません。
 
   3班に分かれ、それぞれが熱心にロープの安全確認、手足の運び、ビレーを確実にしお互い信頼のもとに熱心に取り組みました。
   八王子山の会では山での事故を無くすため、年4回の研修(岩陵、沢登り、雪山、遭難対策訓練」をはじめ徹底した安全登山指導教育を含めた学習をを行っております。「いつでもだれでもどこでも事故は起こり得る」ことを念頭に今後も安全で楽しい登山ができますよう会員全員が努力していきます。
   研修の終了後はいつものように巾着田近くの河原にて懇親会です。会員の年齢はもちろん山への取り組み方など様々ですがみんな楽しく登山を続けています。特に今年は会創立55周年、これから登山を始めてみたい方,岩や沢登り、雪山などに取り組んでみたい方、20代から60代年齢は問いませんのでどうぞ仲間になって大自然を舞台に大いに活動、そして人生の楽しさ、充実さを共にしてみませんか!現在会員募集中です。  会長  熊谷 博

 北ァ燕岳雪上研修を実施しました

 3月21~23日、会の重要年間行事であります雪上研修を北アルプス燕岳にて6人が参加、実施しました。遠見尾根より五竜岳も考えましたが積雪が多くメンバーを考えると条件が厳しいと考え、燕岳にてにテント山行、予定通り実施多くの積雪でしたが充実した研修できました。前夜八王子を9時30分に出発、安曇野道の駅にて仮眠、翌朝早朝出、宮城の空地 (駐車場)に着き驚き、私たちだけではないか!

天候は薄曇り身支度を整え元気に出発だ
歩き始め間もなくからもう雪です.もちろんここは車道です
数か所、雪崩にて道路が封鎖、右側が沢で落ちていますので緊張します
ようやく中房温泉着、入山パーティは3組のみです。以前の冬山合宿でもそうであったが個々の地面は温かくテント内でも快適だ
一日の疲れを癒すテントは和やかで温かい。

テント内ではいつも一体になることはできます
いつもの鍋料理は美味しい!
2日目、いよいよ好天の中いよいよ日本3大急登の始まりだ。各メンバー20キロ以上のザックだ。
数メートルの積雪はラッセル気味だが先行パーティがいる
合戦小屋は屋根まで雪が埋まっています
早速テント設営、同じところに後続パーティ(大学生山岳部)がテントを張りました
時間切れで登頂は無理でもまだ少しの時間もあり好天の中稜線まではと出発
燕岳は美しい
メンバーたちは満足だ
下山開始
テント内では山や会談義など楽しい
下山も雪崩れているところは慎重に下ります
3日間の山行が終わり身支度をととのいて入浴後帰王しました。
※中房温泉に下山、温泉宿守の方に話を聴くことができましたが、年末年始には大勢の登山客が来るがそれが過ぎると全く登山者はなく以来この日が初めてとのこと、私たちを含めて4パーティ18人程度の登山者のみでした。

積雪が一番多い3月のこの時期に雪上研修を初めてもう20年くらいになるだろうか、メンバーは入れ替わるが今まで北アルプス、南アルプス、八ケ岳や上越、富士山など毎年変化を持たせるため地域や内容を変えている。一定のレベルを保つ企画だとどうしても参加者が少なく残念だが多くのメンバーが参加できる企画も今度は考えていきたいと思っています。

山行係 熊谷 博

八岳連 夏山安全登山講習関連東北支援山行

八岳連協力、栗駒山山行の紹介
 映像は八王子市山岳連盟・柴田会長が撮り、編集したものを了解をいただき参考としてご紹介します。大変素晴らしく編集されており、当会もおもな事業などこのように紹介されれば素晴らしいですね。
                                 会長  熊谷 博
以下、「八岳連」柴田会長様より
 先日の栗駒山懇親山行には協賛いただき恐縮いたしております。
役員の皆さん、岳連の皆さんの協力で楽しい山行になりまして有難うございました。
この時期の山の天候では今回はヨシとしましょう!
この二日間の画像をアップしましたので役員の方には参考までに送ります。
                                              以下のドメインネームをクリックして頂ければ画像が見れます。
1日目
2日目
                                    motoki