5月の岩稜研修に続いて6月17日、恒例の沢登研修が五日市の沢、小坂志川・湯場ノ沢で14名が参加、実施しました。前日小雨の心配がありましたが担当者と分析、協議ほぼ回復と判断、当日予想通り曇天でしたが午後からは日差しものぞきいつも通りのゆとりのある楽しい沢登研修ができました。朝7時高尾駅前集合、会員車3台にて分乗五日市、笹平バス停を左折林道に入ると間もなく入渓点近くのやや広いところに駐車する
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帰りはいつものように「瀬音の湯」に入浴後、夕方6時ごろには帰宅した。
岩稜研修、沢登研修、雪山研修など一連の研修山行を実施して15~6年ぐらいに
なるでしょうか、以前とほぼ変わらぬ内容、場所、メンバーが共に活動できることは
嬉しいことであります。年齢を重ね軽登山が多くなったが適度の緊張感と岩場や足場の悪いところでの
手足の運び、注意事項など研修によって学ぶことは多い。当会でも実質岩登りや沢登をするメンバーは
さほど多くはない。しかし、年に一度でも確実に安全を確保された中での岩肌に触れ、沢水の冷たさに身を震わす
ことや雪山での風雪との戦い?ラッセルに汗をかくのも悪くない。これからもレベルは落としても当会の伝統と
特徴を生かしつつ研修山行は続けていきたいと思っています。
会長 熊谷 博
5月26日(土曜日)、須走口から富士山八合目(3,300m)付近まで登ってきました。
天候にも恵まれ、風もさほど強くなく、七合目辺りまでは半袖でも良いほど穏やかな「富士山」でした。 しかしながら、車で五合目(2,000m)まで一気に上がり、高所順応の休憩も取らずにいきなり登り始めたこともあり、3,000mを過ぎた辺りから高山病(低酸素症)の症状が出始めたため無理をせず歩速を落とし・・・、湧き上がる雲海を眺めながらきらきらと輝く雪原をゆっくりとしたピッチで登ることにしました。
また、この日はもう一つの楽しみなイベントもありました。それは「富士山大滑降」に挑戦する山下正野さんとどこかで遭遇し、盛大な声援を送ろう・・・と云うことにしておりました。
幸い、正に大滑降をスタートしようかと云うタイミングに、3,300m付近で山下さんに合流することができ、盛んな声援で大滑降のスタートを見送ることができました。
大滑降を見送った後大休止を取り13:27に下山を開始ししたが、いつの間にか雲が出始め、2,800m付近からはかなりガスってきて、時々周囲が見えなくなるほどでしたが、GPSの偉力もあり何の不安もなく道に迷うこともなく、15:20には五合目の駐車場に無事帰還しました。
ともかく、このシーズンの富士山を思う存分に味わうことが出来た一日でした。
GPSによる富士登山の足跡図と3D鳥瞰図です。(クリックしてください!)
[参考]
○ 参加メンバー
浅井信雄(リーダー)・占部芳子・渡辺 明・渡辺 純・元木義隆
○ コースタイム
5:20八王子みなみ野 ======= 6:40須走五合目駐車場7:00――――7:11五合目登山口――――8:30六合目―――――9:50 = 2,750m(アイゼン装着)10:00――――10:50七合目――――11:10 = 3,010m(昼食)11:35―――――12:50八合目―――――12:58 = 3,303m(山下さんに合流)―――――13:08山下さん大滑降スタート――――13:25下山開始――――15:20五合目駐車場15:50 ======= 17:30八王子みなみ野
○ 概算費用
往復220km、有料道路(八王子高尾IC~須走口)、総額12,400円 2,500円/人
○富士登山を楽しむために
・山頂を目指すのであれば少なくとも5時には出発したい。ことに、須走口五合目の標高は1,995mであり、吉田口より約300m、富士宮口より約400mも低い。
・朝のうちは天候が良くても午後から急変することが多い。登山計画に当たっては早めの下山開始時刻を定め、いかなる事情があっても「下山開始時刻」を守ること!
・高山病(低酸素症)は症状の重い軽い・・・の違いはあるものの誰もが発症する。 前夜に登山口で仮眠すれば「高所順応」ができ、かなり症状は緩和されるはずである。
記 元木 義隆
会では会員募集を随時おこなっています。その人たちも含めて既存会員が常に山岳事故防止のための意識維持、技術レベル低下を
防ぐためにも会として年間行事計画を組み、岩稜登行研修、沢登研修、遭難対策訓練、雪山研修などのほか室内講習を随時実施しています。
会員自らの自己トレーニングはもちろんのこと、会員間の交流も大切に軽いお花見ハイク、山菜取りハイク、歴史散歩ハイクなど市民誰でもが
参加できる山岳会です。
定例集会は毎月第二・第三水曜日午後7:30から子安市民センターで行っています。見学も歓迎します。ひざを傷めずに歩く方法、まるごと山を楽しむ方法、登山のための服装や装備など基本から学べます。会員数は約50名、年齢は20代より70代と幅広い年齢ですが会運営理念としての「友情と信義を大切に・・・。より良い人生を歩むために・・・。」八王子NO1の良い山岳会をこれからも目指していきます。 会長 熊谷 博
例年今の時期、八王子市、八王子市山岳連盟主催で開催される「八峰登山大会」が昨年の大震災をきっかけに中止となってしまったが新緑を全身で浴びながらの耐久トレーニングにはもってこいのコースであろう。久々に娘を同行させ、19日(土)早朝タクシーを呼び今熊神社の鳥居をくぐった。自宅5時30分発、50分着料金4000円、快晴の中もちろんいるのは私達だけだ。